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公開番号
2025013606
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024195721,2023144702
出願日
2024-11-08,2019-10-15
発明の名称
第1のサーバシステムとシステム、及びそれらの制御方法、並びにプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】クラウドプリントにおいて、仮想プリンタに実プリンタが関連付けられない場合でもクライアントから仮想プリンタにジョブ送信ができるが、その後、実プリンタを関連付けて実際に印刷する場合に、印刷ジョブと実プリンタの能力に不整合が発生する場合がある。その結果、ユーザが所望する印刷結果が得られない。
【解決手段】プリンタへ印刷データを提供する第1のクラウドプリントサービスを提供する第1のサーバシステムであって、第2のクラウドプリントサービスを提供する第2のサーバシステムに対して、前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録し、前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録した前記第2のサーバシステムから印刷データをIPP(Internet Printing Protocol)オペレーションを利用することで取得し、取得された印刷データに基づく印刷データを前記プリンタへ提供する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
プリンタへ印刷データを提供する第1のクラウドプリントサービスを提供する第1のサーバシステムであって、
第2のクラウドプリントサービスを提供する第2のサーバシステムに対して、前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録する登録手段と、
前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録した前記第2のサーバシステムから印刷データをIPP(Internet Printing Protocol)オペレーションを利用することで取得する取得手段と、
前記取得された印刷データに基づく印刷データを前記プリンタへ提供する提供手段と、を有すること特徴とする第1のサーバシステム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1のサーバシステムは、前記第2のサーバシステムに対して前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録する際に、名前を指定することを特徴とする請求項1に記載の第1のサーバシステム。
【請求項3】
前記第2のクラウドプリントサービスは、印刷データをプリンタへ送信するクラウドプリントサービスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の第1のサーバシステム。
【請求項4】
前記取得された印刷データに基づく印刷データは、前記第1のサーバシステムが前記プリンタと通信するために利用するプロトコルの形式の印刷データに変換された印刷データであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の第1のサーバシステム。
【請求項5】
前記第1のクラウドプリントサービスが送信先プリンタとして登録される際に前記第2のクラウドプリントサービスにて記憶されるプリンタ能力情報は、前記IPPで規定された属性名と属性値を使って登録されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の第1のサーバシステム。
【請求項6】
記憶される前記プリンタ能力情報には、カラー設定に関する情報が含まれていることを特徴とする請求項5に記載の第1のサーバシステム。
【請求項7】
前記第1のサーバシステムは、複数のサーバーコンピュータを含むコンピュータシステムであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の第1のサーバシステム。
【請求項8】
プリンタへ印刷データを提供する第1のクラウドプリントサービスを提供する第1のサーバシステムとプリンタとを有するシステムであって、
前記第1のサーバシステムは、
第2のクラウドプリントサービスを提供する第2のサーバシステムに対して、前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録する登録手段と、
前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録した前記第2のサーバシステムから印刷データをIPP(Internet Printing Protocol)オペレーションを利用することで取得する取得手段と、
前記取得された印刷データに基づく印刷データを前記プリンタへ提供する提供手段と、を有し、
前記プリンタは、
前記提供手段により提供された印刷データを基に印刷を実行させる印刷制御手段を、
を有すること特徴とするシステム。
【請求項9】
プリンタへ印刷データを提供する第1のクラウドプリントサービスを提供する第1のサーバシステムを制御する制御方法であって、
前記第1のサーバシステムの登録手段が、第2のクラウドプリントサービスを提供する第2のサーバシステムに対して、前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録する登録工程と、
前記第1のサーバシステムの取得手段が、前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録した前記第2のサーバシステムから印刷データをIPP(Internet Printing Protocol)オペレーションを利用することで取得する取得工程と、
前記第1のサーバシステムの提供手段が、前記取得された印刷データに基づく印刷データを前記プリンタへ提供する提供工程と、
を有すること特徴とする制御方法。
【請求項10】
前記登録工程において前記登録手段は、前記第2のサーバシステムに対して前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録する際に、名前を指定することを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1のサーバシステムとシステム、及びそれらの制御方法、並びにプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
クラウドプリントサービスは以前から普及してきており、このサービスを利用することにより、ユーザはプリンタから離れた場所にいても、ノートPCやスマートフォンなどのモバイル端末から文書を印刷させることができる。一般的にクラウドプリントサービスを利用する際は、プリンタをクラウドプリントサービスに登録し、かつ、クラウドプリントサービスに登録されたプリンタの情報をモバイル端末に追加する必要がある。ここで、プリンタをクラウドプリントサービスに登録する際には、実在するプリンタを登録するだけでなく、仮想プリンタとしてプリンタを登録することができる。ここで、仮想プリンタと実在するプリンタとを区別するために、実在するプリンタは「実プリンタ」と呼ぶこととする。仮想プリンタを作成し、その仮想プリンタを実プリンタと関連付けることにより、実プリンタを使用した印刷を行うことができるようになる。この際、仮想プリンタと実プリンタは1対1で対応していなくても良い。
【0003】
複数の実プリンタを仮想プリンタに関連付けることにより、ユーザが仮想プリンタ宛に印刷ジョブを送信すると、クラウドプリントサービスは、その印刷ジョブに適切な実プリンタを判定し、その実プリンタに印刷を要求することができる。また、仮想プリンタに関連付けられている待機状態のプリンタが、自ら印刷ジョブを取得して印刷を行ったりするなど、複数のプリンタで効率的に印刷を行うこともできる。
【0004】
一方、仮想プリンタは実プリンタがない状態でも作成することができる。例えば、まず仮想プリンタを作成しておき、予めクライアント端末で実プリンタを認識すると、その実プリンタを、その仮想プリンタに登録することもできる。また、実プリンタを買い替える場合に、仮想プリンタから実プリンタの関連付けを解除すると、その仮想プリンタに関連付けられる実プリンタがなくなることも想定されうる。
【0005】
特許文献1には、クライアントコンピュータとサーバコンピュータ上の仮想プリンタに依存関係がない環境において、ユーザが容易に所望の印刷属性を指定できる方法が記載されている。この方法では、印刷ジョブの印刷属性と、プリンタの能力に差異がある場合は、プリンタに対応するように印刷属性を変更して印刷を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-5927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
仮想プリンタに関連付けられた実プリンタが存在しない場合、クライアント端末から、その仮想プリンタに印刷ジョブを送信すると、クライアント端末、或いはクラウドサーバにその印刷ジョブが保存されて、実際に印刷は行われない。その後、この仮想プリンタに実プリンタが関連付けられると、保存されている印刷ジョブが、関連付けられた実プリンタに送信されて印刷が行われる。しかしながらこの場合、仮想プリンタの能力と実プリンタの能力に不整合があると、クライアント端末は、実プリンタが実行できない印刷ジョブを作成するおそれがある。この場合は、実プリンタの能力に合わせて印刷が実行されるため、ユーザが所望する印刷結果が得られなかったり、そもそも印刷ができなかったりするなどの事態が生じする可能性がある。
【0008】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点の少なくとも一つを解決することにある。
【0009】
本発明の目的は、仮想プリンタを生成する場合、その仮想プリンタ印刷装置が関連付けられていない場合、予め定められた能力情報を設定することで、ユーザが所望する印刷結果が得られないという事態の発生を防止する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る第1のサーバシステムは以下のような構成を備える。即ち、
プリンタへ印刷データを提供する第1のクラウドプリントサービスを提供する第1のサーバシステムであって、
第2のクラウドプリントサービスを提供する第2のサーバシステムに対して、前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録する登録手段と、
前記第1のクラウドプリントサービスを送信先プリンタとして登録した前記第2のサーバシステムから印刷データをIPP(Internet Printing Protocol)オペレーションを利用することで取得する取得手段と、
前記取得された印刷データに基づく印刷データを前記プリンタへ提供する提供手段と、を有すること特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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