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公開番号
2025005923
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106360
出願日
2023-06-28
発明の名称
画像読取装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 例えば、モノクロモードで原稿の画像を読み取った場合に、原稿の下地の濃度と文字の濃度との差が小さいと、文字のエッジを抽出する精度が低下し、OCR処理の精度が低下してしまう可能性がある。
【解決手段】 OCR処理の実行が選択されると、複数の色のサンプル画像と、読み取られる原稿の下地の色に近い色を選択することを促す表示と、が操作部202の表示部に表示される。そして、選択されたサンプル画像に対応する色の光源の点灯時間が設定され、当該点灯時間に基づいてモノクロモードで原稿が読み取られる。この結果、OCR処理部208による文字のエッジの抽出精度が低下してしまうことを抑制することができる。即ち、OCR処理の精度が低下してしまうことを抑制することができる。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1色の光を出射する第1光源と、
前記第1色とは異なる第2色の光を出射する第2光源と、
前記第1色及び第2色とは異なる第3色の光を出射する第3光源と、
原稿からの反射光を受光するイメージセンサと、
前記イメージセンサの長手方向に沿った1ラインの前記原稿の画像を読み取る期間に前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源を点灯させる制御手段と、
前記期間におけるイメージセンサの受光結果に基づいてモノクロ画像を生成する生成手段と、
前記モノクロ画像に対してOCR処理を行う処理手段と、
複数の色の画像を表示する表示部と、
を有し、
前記制御手段は、前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源のうち前記複数の色の画像の中から選択された画像に対応する光源の光が前記OCR処理が行われる場合に前記期間に前記イメージセンサに入射する量が、前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源のうち前記選択された画像に対応する光源の光が前記OCR処理が行われない場合に前記期間に前記イメージセンサに入射する量よりも大きくなるように、前記選択された画像に対応する光源の点灯を制御することを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源のうち前記複数の色の画像の中から選択された画像に対応する光源の光が前記OCR処理が行われる場合に前記期間に前記イメージセンサに入射する量が、前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源のうち前記選択された画像に対応する光源の光が前記OCR処理が行われない場合に前記期間に前記イメージセンサに入射する量よりも大きくなるように、前記選択された画像に対応する光源の点灯時間を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源のうち前記複数の色の画像の中から選択された画像に対応する光源の光が前記OCR処理が行われる場合に前記期間に前記イメージセンサに入射する量が、前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源のうち前記選択された画像に対応する光源の光が前記OCR処理が行われない場合に前記期間に前記イメージセンサに入射する量よりも大きくなるように、前記選択された画像に対応する光源から出射される光の量を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記複数の色の画像と前記選択された画像に対応する光源の点灯を制御するための値とが関連付けられたメモリを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記表示部は、前記OCR処理が実行されることが選択されると、前記複数の色の画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記生成手段は、前記期間において前記第1光源が点灯され且つ前記第2光源及び前記第3光源が点灯されていない状態におけるイメージセンサの受光結果に基づいて前記第1色の画像データを生成し、前記期間において前記第2光源が点灯され且つ前記第1光源及び前記第3光源が点灯されていない状態におけるイメージセンサの受光結果に基づいて前記第2色の画像データを生成し、前記期間において前記第3光源が点灯され且つ前記第1光源及び前記第2光源が点灯されていない状態におけるイメージセンサの受光結果に基づいて前記第3色の画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記イメージセンサにはカラーフィルタが設けられていないことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記第1色は赤色であり、前記第2色は緑色であり、前記第3色は青色であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、読み取られた原稿の画像に対してOCR処理を行う画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、読み取られた原稿の画像に対してOCR(光学文字認識)処理を行うことが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-190900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、モノクロモードで原稿の画像を読み取った場合に、原稿の下地の濃度と文字の濃度との差が小さいと、文字のエッジを抽出する精度が低下し、OCR処理の精度が低下してしまう可能性がある。
【0005】
上記課題に鑑み、本発明は、OCR処理の精度が低下してしまうことを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像読取装置は、
第1色の光を出射する第1光源と、
前記第1色とは異なる第2色の光を出射する第2光源と、
前記第1色及び第2色とは異なる第3色の光を出射する第3光源と、
原稿からの反射光を受光するイメージセンサと、
前記イメージセンサの長手方向に沿った1ラインの前記原稿の画像を読み取る期間に前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源を点灯させる制御手段と、
前記期間におけるイメージセンサの受光結果に基づいてモノクロ画像を生成する生成手段と、
前記モノクロ画像に対してOCR処理を行う処理手段と、
複数の色の画像を表示する表示部と、
を有し、
前記制御手段は、前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源のうち前記複数の色の画像の中から選択された画像に対応する光源の光が前記OCR処理が行われる場合に前記期間に前記イメージセンサに入射する量が、前記第1光源、前記第2光源及び前記第3光源のうち前記選択された画像に対応する光源の光が前記OCR処理が行われない場合に前記期間に前記イメージセンサに入射する量よりも大きくなるように、前記選択された画像に対応する光源の点灯を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、OCR処理の精度が低下してしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像読取装置の構成図である。
画像読取装置の制御構成の例を示すブロック図である。
ライン同期信号と各光源の点灯時間との関係を示す図である。
下地の色が赤色である原稿を第1の点灯制御によりモノクロモードで読み取ることによって得られた読取画像を示す図である。
OCR処理を実行することが選択された場合に操作部202に表示される画面を示す図である。
各色のサンプル画像と時間調整データが関連付けられたテーブルを示す図である。
第1のサンプル画像が選択された場合におけるライン同期信号と各光源の点灯時間との関係を示す図である。
下地の色が赤色である原稿を第2の点灯制御によりモノクロモードで読み取ることによって得られた読取画像を示す図である。
点灯時間の設定を説明するフローチャートである。
複数の色が連続的に変化するカラーバーを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の形状及びそれらの相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲が以下の実施の形態に限定される趣旨のものではない。
【0010】
〔第1実施形態〕
[画像読取装置]
図1は、本実施形態で用いられる原稿給送装置101及び読取装置102を備える画像読取装置100の構成図である。
(【0011】以降は省略されています)
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