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公開番号
2025134354
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032205
出願日
2024-03-04
発明の名称
吐出素子基板、及び液体吐出ヘッド
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250909BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】吐出素子基板の面積を削減する。
【解決手段】複数の第n(n=1、2)エネルギー発生素子と、複数の第nエネルギー発生素子を各々駆動するための複数の第n駆動回路と、複数の第n駆動回路から一部の第n駆動回路を選択し、選択した第n駆動回路に、選択した第n駆動回路に各々対応する一部の第n2エネルギー発生素子を駆動させる第n選択回路と、を備え、複数の第n駆動回路は、第1方向に沿って並べて配置されており、複数の第1エネルギー発生素子と複数の第2エネルギー発生素子とは、複数の第1駆動回路が配置されている領域と複数の第2駆動回路が配置されている領域との間の領域において、第1方向が主方向になるように並べて配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の第1エネルギー発生素子と、
前記複数の第1エネルギー発生素子を各々駆動するための複数の第1駆動回路と、
前記複数の第1駆動回路から一部の前記第1駆動回路を選択し、該選択した第1駆動回路に、該選択した第1駆動回路に各々対応する一部の前記第1エネルギー発生素子を駆動させる第1選択回路と、
複数の第2エネルギー発生素子と、
前記複数の第2エネルギー発生素子を各々駆動するための複数の第2駆動回路と、
前記複数の第2駆動回路から一部の前記第2駆動回路を選択し、該選択した第2駆動回路に、該選択した第2駆動回路に各々対応する一部の前記第2エネルギー発生素子を駆動させる第2選択回路と、
を備え、
前記複数の第1駆動回路と前記複数の第2駆動回路とは、それぞれ、第1方向に沿って並べて配置されており、
前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とは、前記複数の第1駆動回路が配置されている領域と前記複数の第2駆動回路が配置されている領域との間の領域において、前記第1方向が主方向になるように並べて配置されている、
吐出素子基板。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とは、前記第1方向を有する1つの列に直線状に並べて配置されている、
請求項1に記載の吐出素子基板。
【請求項3】
前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とは、前記第1方向を有する2つの列に千鳥格子状に並べて配置されている、
請求項1に記載の吐出素子基板。
【請求項4】
前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とは1以上の整数毎に交互に並べられている、
請求項1に記載の吐出素子基板。
【請求項5】
前記第1選択回路は、前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とが並べて配置されている領域を基準として、前記複数の第1駆動回路が配置されている領域がある側にある領域であって、前記複数の第1駆動回路が配置されている領域よりも遠くにある領域に配置されている、
請求項1に記載の吐出素子基板。
【請求項6】
前記第2選択回路は、前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とが並べて配置されている領域を基準として、前記複数の第2駆動回路が配置されている領域がある側にある領域であって、前記複数の第2駆動回路が配置されている領域よりも遠くにある領域に配置されている、
請求項1に記載の吐出素子基板。
【請求項7】
前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とが並べて配置されている領域と前記複数の第1駆動回路が配置されている領域とに挟まれる領域に複数の第1インク供給口が並べて空けられていて、
前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とが並べて配置されている領域と前記複数の第2駆動回路が配置されている領域とに挟まれる領域に複数の第2インク供給口が並べて空けられている、
請求項1に記載の吐出素子基板。
【請求項8】
前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とは、前記第1方向を有する1つの列に直線状に並べて配置され、又は、前記第1方向を有する2つの列に千鳥格子状に並べて配置され、
前記複数の第1インク供給口に含まれる少なくとも一部の前記第1インク供給口の各々と、前記複数の第2インク供給口に含まれる少なくとも一部の第1インク供給口の各々とは、前記第1方向に沿って同じ位置に配置されている、
請求項7に記載の吐出素子基板。
【請求項9】
前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とは、前記第1方向を有する1つの並べて配置され、又は、前記第1方向を有する2つの列に千鳥格子状に並べて配置され、
前記複数の第1インク供給口に含まれる少なくとも一部の前記第1インク供給口の各々と、前記複数の第2インク供給口に含まれる少なくとも一部の前記第1インク供給口の各々とは、前記第1方向に沿って交互に配置されている、
請求項7に記載の吐出素子基板。
【請求項10】
前記第1エネルギー発生素子と前記第1駆動回路とを接続する配線であって、相互に隣接する2つの前記第1インク供給口に挟まれる領域に一部が配置された配線は、前記相互に隣接する2つの第1インク供給口に挟まれる領域及び該領域と前記第1エネルギー発生素子により挟まれる領域に跨って前記第1方向と直交する第2方向に沿って直線状に延在する、
請求項9に記載の吐出素子基板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、吐出素子基板、及び吐出素子基板に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンタなどの液体吐出装置で用いられている液体吐出ヘッドは、吐出素子基板を部品の一部として用いている。吐出素子基板に貼り合わされたオリフィスプレートの表面には、オリフィスプレートを貫通するようにして液体を吐出するための液体吐出口が複数並べられている。各液体吐出口は吐出素子基板とオリフィスプレートとの境界領域に設けられている圧力室と連通している。圧力室にある液体はエネルギー発生素子により駆動されて液体吐出口から用紙などの記録媒体に吐出される。特許文献1には、液体吐出口を2列の千鳥格子状に配列することにより列方向におけるインク吐出口の数を増やした吐出素子基板が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-254527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されている吐出素子基板においては、その図1に示されているように、2列に並んだ複数のインク供給口と1列に並んだ複数のスルーホールが液体吐出口の2つの列の間に配置されている。このため、液体吐出口の2つの列の間の距離が増大してしまい、これにより、吐出素子基板の面積が増大し、液体吐出ヘッドを小型化する上での支障となる可能性があった。
【0005】
本開示は、上記の点に鑑みてなされたものであり、吐出素子基板の面積を削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態は、複数の第1エネルギー発生素子と、前記複数の第1エネルギー発生素子を各々駆動するための複数の第1駆動回路と、前記複数の第1駆動回路から一部の前記第1駆動回路を選択し、該選択した第1駆動回路に、該選択した第1駆動回路に各々対応する一部の前記第1エネルギー発生素子を駆動させる第1選択回路と、複数の第2エネルギー発生素子と、前記複数の第2エネルギー発生素子を各々駆動するための複数の第2駆動回路と、前記複数の第2駆動回路から一部の前記第2駆動回路を選択し、該選択した第2駆動回路に、該選択した第2駆動回路に各々対応する一部の前記第2エネルギー発生素子を駆動させる第2選択回路と、を備え、前記複数の第1駆動回路と前記複数の第2駆動回路とは、それぞれ、第1方向に沿って並べて配置されており、前記複数の第1エネルギー発生素子と前記複数の第2エネルギー発生素子とは、前記複数の第1駆動回路が配置されている領域と前記複数の第2駆動回路が配置されている領域との間の領域において、前記第1方向が主方向になるように並べて配置されている、吐出素子基板である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、吐出素子基板の面積を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態乃至第3実施形態による吐出素子基板の全体を示す平面図
(a)第1実施形態乃至第3実施形態による吐出素子基板の一部を示す部分拡大平面図、(b)第1実施形態乃至第3実施形態による液体吐出ヘッドの一部を示す部分拡大平面図、(c)第1実施形態乃至第3実施形態による液体吐出ヘッドの断面図
第1実施形態による吐出素子基板に搭載された回路を示す回路図
第1実施形態による吐出素子基板に搭載された回路の動作を示すタイミング図
第1実施形態による吐出素子基板において2つの選択回路に入力される選択制御データとそれらの選択回路により選択されるヒータとの関係を示す表
第2実施形態による吐出素子基板に搭載された回路を示す回路図
第2実施形態による吐出素子基板に搭載された回路の動作を示すタイミング図
第2実施形態による吐出素子基板において2つの選択回路に入力される選択制御データとそれらの選択回路により選択されるヒータとの関係を示す表
第3実施形態による吐出素子基板に搭載された回路を示す回路図
第3実施形態による吐出素子基板に搭載された回路の動作を示すタイミング図
第3実施形態による吐出素子基板において2つの選択回路に入力される選択制御データとそれらの選択回路により選択されるヒータとの関係を示す表
第4実施形態乃至第6実施形態による吐出素子基板の全体を示す平面図
第4実施形態乃至第6実施形態による吐出素子基板の一部を示す部分拡大平面図
第4実施形態による吐出素子基板に搭載された回路を示す回路図
第4実施形態による吐出素子基板において2つの選択回路に入力される選択制御データとそれらの選択回路により選択されるヒータとの関係を示す表
第5実施形態による吐出素子基板に搭載された回路を示す回路図
第5実施形態による吐出素子基板において2つの選択回路に入力される選択制御データとそれらの選択回路により選択されるヒータとの関係を示す表
第6実施形態による吐出素子基板に搭載された回路を示す回路図
その他の実施形態による吐出素子基板の全体を示す平面図
その他の実施形態による吐出素子基板の一部を示す部分拡大平面図
その他の実施形態による吐出素子基板の一部を示す部分拡大平面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳細に説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る開示を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが開示に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する場合がある。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態による吐出素子基板100の全体を示す平面図である。図1を参照すると、吐出素子基板100の中央部には複数のヒータ101がY方向(「第1方向」又は「主方向」ともいう。)に一列に並んだヒータ列101aが配置されている。ヒータ列101aの左側には、ヒータ列101aから近い順に、複数のインク供給口102がY方向に一列に並んだ第1インク供給口列102a、複数の駆動回路103がY方向に一列に並んだ第1駆動回路列103a、及び第1選択回路105が配置されている。ヒータ列101aの右側には、ヒータ列101aから近い順に、複数のインク供給口102がY方向に一列に並んだ第2インク供給口列102b、複数の駆動回路103がY方向に一列に並んだ第2駆動回路列103b、及び第2選択回路106が配置されている。第1インク供給口列102a、第1駆動回路列103a、及び第1選択回路105の組は、ヒータ列101aを挟んで、第2インク供給口列102b、第2駆動回路列103b、及び第2選択回路106の組が配置されている側の反対側に配置されている。また、第1インク供給口列102a、第1駆動回路列103a、及び第1選択回路105の組は、ヒータ列101aを基準として、第2インク供給口列102b、第2駆動回路列103b、及び第2選択回路106の組に対して線対称に配置されている。なお、吐出素子基板100の上辺付近及び下辺付近にはそれぞれ複数の端子が並んだ端子列104が配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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