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公開番号
2025134976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2025110910,2021099616
出願日
2025-06-30,2021-06-15
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250909BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】円周魚眼画像の領域を含むRAW画像を現像する処理の処理負荷を軽減する技術を提供する。
【解決手段】第1の円周魚眼画像の領域を含む第1のRAW画像を取得する取得手段と、前記第1のRAW画像を現像する現像手段と、を備え、前記現像手段は、前記第1のRAW画像において前記第1の円周魚眼画像の領域外にある画素については現像を行わないことを特徴とする画像処理装置を提供する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の円周魚眼画像の領域を含み第1の光学系を介して形成される第1のRAW画像、及び前記第1の円周魚眼画像に対する視差を有する第2の円周魚眼画像の領域を含み前記第1の光学系と異なる第2の光学系を介して形成される第2のRAW画像を取得する第1の取得手段と、
前記第1のRAW画像を現像した第1の画像を取得する第2の取得手段と、
を備え、
前記第1の画像には、前記第1の円周魚眼画像のうち、前記第2の円周魚眼画像の欠落部分に対応する位置にある特定部分の画素が現像された部分が含まれず、
前記欠落部分は、前記第2の光学系を介して形成される像のうち、前記第2の円周魚眼画像の領域に含まれない部分である
ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1の取得手段は、前記第1のRAW画像の領域と前記第2のRAW画像の領域とを含む1つのRAW画像を取得することにより、前記第1のRAW画像及び前記第2のRAW画像を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記第1の画像は、前記第1のRAW画像において現像を行わない画素に、所定の画素値が設定された画像である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記第1の円周魚眼画像に基づいて正距円筒変換処理を行うことにより、正距円筒図法画像を生成する生成手段を更に備え、
前記生成手段は、前記正距円筒変換処理において、前記正距円筒図法画像の処理対象画素に対応する前記第1の円周魚眼画像の画素を識別し、当該識別された画素の現像により得られた画素値を前記正距円筒図法画像の前記処理対象画素に設定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1の取得手段は、前記第1のRAW画像を含む画像ファイルから前記第1のRAW画像を取得する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
外部装置から所定の映像信号伝送規格に従って前記第1のRAW画像を含む映像信号を受信する受信手段を更に備え、
前記第1の取得手段は、前記映像信号から前記第1のRAW画像を取得する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記円周魚眼画像は、前記RAW画像に含まれる円形の領域である
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記第1の画像は、前記第1のRAW画像における前記第1の円周魚眼画像の領域外の画素が現像されていない画像である
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項9】
画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
第1の円周魚眼画像の領域を含み第1の光学系を介して形成される第1のRAW画像、及び前記第1の円周魚眼画像に対する視差を有する第2の円周魚眼画像の領域を含み前記第1の光学系と異なる第2の光学系を介して形成される第2のRAW画像を取得する第1の取得工程と、
前記第1のRAW画像を現像した第1の画像を取得する第2の取得工程と、
を備え、
前記第1の画像には、前記第1の円周魚眼画像のうち、前記第2の円周魚眼画像の欠落部分に対応する位置にある特定部分の画素が現像された部分が含まれず、
前記欠落部分は、前記第2の光学系を介して形成される像のうち、前記第2の円周魚眼画像の領域に含まれない部分である
ことを特徴とする画像処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
2台のカメラ用いて視差のある円周魚眼画像を撮影し、撮影した視差画像を立体感のある仮想現実(VR)画像として再生する技術が知られている。また、1つのレンズマウントに2つの光学系を持ち、視差のある画像を一度に撮影できる装置が知られている(特許文献1)。また、RAW形式の画像(RAW画像)を撮影可能なカメラも知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-141052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
円周魚眼画像の領域を含むRAW画像をVR画像として再生するためには、現像処理及び正距円筒変換の両方を行う必要がある。そのため、パーソナルコンピュータ(PC)などの画像処理装置に比較的高い処理負荷がかかるが、このような処理負荷を軽減する技術は知られていなかった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、円周魚眼画像の領域を含むRAW画像を現像する処理の処理負荷を軽減する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、第1の円周魚眼画像の領域を含み第1の光学系を介して形成される第1のRAW画像、及び前記第1の円周魚眼画像に対する視差を有する第2の円周魚眼画像の領域を含み前記第1の光学系と異なる第2の光学系を介して形成される第2のRAW画像を取得する第1の取得手段と、前記第1のRAW画像を現像した第1の画像を取得する第2の取得手段と、を備え、前記第1の画像には、前記第1の円周魚眼画像のうち、前記第2の円周魚眼画像の欠落部分に対応する位置にある特定部分の画素が現像された部分が含まれず、前記欠落部分は、前記第2の光学系を介して形成される像のうち、前記第2の円周魚眼画像の領域に含まれない部分であることを特徴とする画像処理装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、円周魚眼画像の領域を含むRAW画像を現像する処理の処理負荷を軽減することが可能となる。
【0008】
なお、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係るシステムの全体構成を示す図。
カメラ100の外観を示す図。
カメラ100の内部構成の一例を示す図。
カメラ100に装着可能なVR180レンズ300の構成の一例を示す図。
PC500の構成を示すブロック図。
第1の実施形態に係る、カメラ100による撮影処理のフローチャート。
第1の実施形態に係る、カメラ100による撮影処理のフローチャート。
第1の実施形態に係る、PC500による現像処理及び正距円筒変換処理の全体フローチャート。
S712及びS1412の処理(正距円筒図法画像の作成処理)の詳細を示すフローチャート。
カメラ100が記録する画像ファイル(PC500が処理する画像ファイル)の構造を示す図。
(a)(b)VR180レンズ300から取得される情報を示す図、(c)カメラ100から取得される情報を示す図。
VR180レンズ300が装着されたカメラ100により撮影され記録された画像の例を示す図。
S712及びS1412の処理(正距円筒図法画像の作成処理)の概念図。
第2の実施形態に係る、カメラ100による映像信号出力処理のフローチャート。
第2の実施形態に係る、カメラ100による映像信号出力処理のフローチャート。
第2の実施形態に係る、PC500による現像処理及び正距円筒変換処理の全体フローチャート。
第2の実施形態に係るシステムの全体構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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