TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025013550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024194811,2020148932
出願日2024-11-07,2020-09-04
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06F 8/65 20180101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】プログラムの更新の遅延の長期化を抑制すること。
【解決手段】情報処理装置は、当該情報処理装置に処理を実行させるプログラムの更新用のデータであって、該プログラムの第1のバージョン情報を含む更新用のデータを、ネットワークを介して接続される他の装置から取得する第1の取得部と、当該情報処理装置の動作の停止の指示が入力されたとき、前記他の装置から取得可能な更新用のデータの最新のバージョンである第2のバージョン情報を取得する第2の取得部と、前記第1の取得部で取得された第1のバージョン情報と、前記第2の取得部で取得された第2のバージョン情報とが一致する場合に、前記第1の取得部で取得されたデータに基づく前記プログラムの更新を実行する更新部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置であって、
当該情報処理装置に処理を実行させるプログラムの更新用のデータであって、該プログラムの第1のバージョン情報を含む更新用のデータを、ネットワークを介して接続される他の装置から取得する第1の取得部と、
当該情報処理装置の動作の停止の指示が入力されたとき、前記他の装置から取得可能な更新用のデータの最新のバージョンである第2のバージョン情報を取得する第2の取得部と、
前記第1の取得部で取得された第1のバージョン情報と、前記第2の取得部で取得された第2のバージョン情報とが一致する場合に、前記第1の取得部で取得されたデータに基づく前記プログラムの更新を実行する更新部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1のバージョン情報と前記第2のバージョン情報とが異なる場合に、前記最新のバージョンとは異なることを示す第1の画面であって、前記更新の許否をユーザに選択させる前記第1の画面を表示させる表示制御部を有し、
前記更新部は、前記第1の画面を介して許可が選択されると前記更新を実行して当該情報処理装置を停止させ、前記第1の画面を介して不許可が選択されると前記更新を実行せずに当該情報処理装置を停止させる、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1のバージョン情報と前記第2のバージョン情報とが一致する場合に、前記更新の許否をユーザに選択させる第2の画面を表示させる表示制御部を有し、
前記更新部は、前記第2の画面を介して許可が選択されると前記更新を実行して当該情報処理装置を停止させ、前記第2の画面を介して不許可が選択されると前記更新を実行せずに当該情報処理装置を停止させる、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記更新部は、前記第1の画面に対して所定時間が経過しても入力が行われない場合に、予め設定された情報に基づいて、前記更新を実行するか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記更新部は、前記第2の画面に対して所定時間が経過しても入力が行われない場合に、予め設定された情報に基づいて、前記更新を実行するか否かを決定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置と他の装置とを含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
当該情報処理装置に処理を実行させるプログラムの更新用のデータであって、該プログラムの第1のバージョン情報を含む更新用のデータを、ネットワークを介して接続される前記他の装置から取得する第1の取得部と、
当該情報処理装置の動作の停止の指示が入力されたとき、前記他の装置から取得可能な更新用のデータの最新のバージョンである第2のバージョン情報を取得する第2の取得部と、
前記第1の取得部で取得された第1のバージョン情報と、前記第2の取得部で取得された第2のバージョン情報とが一致する場合に、前記第1の取得部で取得されたデータに基づく前記プログラムの更新を実行する更新部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
【請求項7】
情報処理装置が、
当該情報処理装置に処理を実行させるプログラムの更新用のデータであって、該プログラムの第1のバージョン情報を含む更新用のデータを、ネットワークを介して接続される他の装置から取得する第1の取得手順と、
当該情報処理装置の動作の停止の指示が入力されたとき、前記他の装置から取得可能な更新用のデータの最新のバージョンである第2のバージョン情報を取得する第2の取得手順と、
前記第1の取得手順で取得された第1のバージョン情報と、前記第2の取得手順で取得された第2のバージョン情報とが一致する場合に、前記第1の取得手順で取得されたデータに基づく前記プログラムの更新を実行する更新手順と、
を実行することを特徴とする情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自らにインストールされているプログラムについて、定期的にバージョンアップの有無をネットワークを介して確認し、バージョンアップされている場合には、最新版をダウンロードして自動的にアップデート(更新)する情報処理装置が有る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
自動的なアップデートは、情報処理装置が稼働中の状態(電源がONの状態)において実行されるところ、稼働中においては、ユーザによって情報処理装置が利用されている可能性が高い。情報処理装置がユーザによって利用されている期間においてアップデートが行われると、ユーザによる情報処理装置の利用について、利便性が低下してしまう。例えば、アップデート対象のプログラムに関連する機能が利用できなくなったり、アップデートの負荷により情報処理装置の動作が遅くなったりする。また、アップデートの内容によっては、ユーザの利用中にも関わらず、情報処理装置の再起動が必要とされる場合も有る。
【0004】
そこで、ユーザの利用中には自動的なアップデートを行わないようにすることが考えられる。しかし、起動(電源がOFF)されてから停止する(電源がOFFされる)までに、ユーザによる利用が継続する場合、アップロードする機会が失われ、プログラムのアップデートの遅延が長期化してしまう可能性が有る。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、プログラムの更新の遅延の長期化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで上記課題を解決するため、情報処理装置は、当該情報処理装置に処理を実行させるプログラムの更新用のデータであって、該プログラムの第1のバージョン情報を含む更新用のデータを、ネットワークを介して接続される他の装置から取得する第1の取得部と、当該情報処理装置の動作の停止の指示が入力されたとき、前記他の装置から取得可能な更新用のデータの最新のバージョンである第2のバージョン情報を取得する第2の取得部と、前記第1の取得部で取得された第1のバージョン情報と、前記第2の取得部で取得された第2のバージョン情報とが一致する場合に、前記第1の取得部で取得されたデータに基づく前記プログラムの更新を実行する更新部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
プログラムの更新の遅延の長期化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。
第1の実施の形態における情報処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。
第1の実施の形態における情報処理装置10の機能構成例を示す図である。
第1の実施の形態における情報処理装置10が稼働中に実行する処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第1の実施の形態における情報処理装置10が主電源のOFFに応じて実行する処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第2の実施の形態における情報処理装置10が主電源のOFFに応じて実行する処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第2の実施の形態における更新許否確認画面510の表示例を示す図である。
第3の実施の形態における情報処理装置10が主電源のOFFに応じて実行する処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
第3の実施の形態における更新許否確認画面520の表示例を示す図である。
第4の実施の形態における情報処理装置10が主電源のOFFに応じて実行する処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
自動アップデート設定画面530の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態における情報処理システム1の構成例を示す図である。図1において、情報処理システム1は、情報処理装置10及び公開サーバ20を含む。情報処理装置10と公開サーバ20とは、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない)を介して接続される。なお、複数の情報処理装置10が公開サーバ20に接続されてもよい。
【0010】
公開サーバ20は、情報処理装置10の処理を実行させるプログラム群の最新版のバージョンを公開する1以上のコンピュータである。本実施の形態では、説明の便宜上、公開サーバ20によって公開されるプログラムは、情報処理装置10のファームウェアであるとする。なお、プログラム群の公開とは、プログラム群を取得可能(プログラム群にアクセス可能)な状態にすることをいう。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社リコー
箔押し装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
薬包綴じ装置
18日前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
株式会社リコー
圧着綴じ装置
7日前
株式会社リコー
シート収納装置
19日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
18日前
株式会社リコー
コネクタ、及び、機器
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置及び検査台
1か月前
株式会社リコー
転写装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
乾燥装置及び液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
移動体および履帯式走行体
11日前
株式会社リコー
光照射装置及び画像投射装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成方法
10日前
株式会社リコー
搬送装置、及び、前処理装置
18日前
株式会社リコー
開閉検知センサ及びシステム
4日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成装置
20日前
株式会社リコー
画像読取装置および画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
検査装置、検査方法、プログラム
7日前
株式会社リコー
撮像装置、送信方法、プログラム
3日前
株式会社リコー
後処理装置及び画像形成システム
7日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
7日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成システム
18日前
株式会社リコー
後処理装置および画像形成システム
7日前
株式会社リコー
ドラム式搬送機構及び画像形成装置
20日前
株式会社リコー
移動体、プログラム、位置推定方法
19日前
株式会社リコー
後処理装置および画像形成システム
7日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
7日前
株式会社リコー
画像処理装置およびエッジ検出方法
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置、表示方法、プログラム
7日前
株式会社リコー
会議システム、参加方法、プログラム
7日前
株式会社リコー
収容部材、造形装置及び造形システム
11日前
株式会社リコー
機器システム、プログラム、表示方法
1か月前
株式会社リコー
シート給送装置、及び、画像形成装置
1か月前
続きを見る