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公開番号
2025002042
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023101951
出願日
2023-06-21
発明の名称
搬送装置、及び、前処理装置
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B65H
1/04 20060101AFI20241226BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】長尺媒体の位置を搬送する際に精度良く位置合わせをする。
【解決手段】搬送方向に長い記録媒体である長尺媒体に対して画像形成を行う画像形成装置に接続する搬送装置が、前記長尺媒体を保持する保持部と、前記長尺媒体の搬送方向における後端部に接し、かつ、前記長尺媒体を前記搬送方向に位置合わせをする第1位置合わせ部と、前記長尺媒体の第1側部、及び、第2側部に接し、かつ、前記長尺媒体を前記搬送方向と直交する直交方向に位置合わせをする第2位置合わせ部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送方向に長い記録媒体である長尺媒体に対して画像形成を行う画像形成装置に接続する搬送装置であって、
前記長尺媒体を保持する保持部と、
前記長尺媒体の搬送方向における後端部に接し、かつ、前記長尺媒体を前記搬送方向に位置合わせをする第1位置合わせ部と、
前記長尺媒体の第1側部、及び、第2側部に接し、かつ、前記長尺媒体を前記搬送方向と直交する直交方向に位置合わせをする第2位置合わせ部と
を備える搬送装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記第2位置合わせ部は、
前記第1側部に接する第1フェンス、及び、前記第2側部に接する第2フェンスを備え、
前記第1フェンス、及び、前記第2フェンスは、いずれかを前記直交方向に動かすと、前記第1フェンス、及び、前記第2フェンスが前記直交方向に同期して動く
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記画像形成装置が光源を更に備え、
前記光源が発する光が、前記保持部の前記搬送方向に対する平行の位置合わせに用いられる
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記画像形成装置が線状部材を更に備え、
前記線状部材が、前記保持部の前記搬送方向に対する平行の位置合わせに用いられる
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記第2位置合わせ部は、
前記第1側部に接する第1フェンス、及び、前記第2側部に接する第2フェンスで位置合わせを行い、
前記第1フェンス、及び、前記第2フェンスとは別に、前記直交方向に位置合わせを行う第3フェンス、及び、第4フェンスがあり、
前記第1フェンス、及び、前記第2フェンスは、前記第3フェンス、及び、前記第4フェンスより上流に設置され、
前記保持部は、
前記第1位置合わせ部、及び、前記第2位置合わせ部が設置される台座であり、かつ、前記光と位置合わせを行うのに用いる目印を有する固定部材を更に備え、
前記第1フェンス、及び、前記第2フェンスは、
前記長尺媒体の曲がり、傾き、又は、ズレを補正する
請求項3に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記長尺媒体は、
前記搬送方向への長さが48センチメートル以上の用紙である
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項7】
請求項1に記載の搬送装置を備える前処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置、及び、前処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
所謂「長尺」と呼ばれる、搬送方向に長い記録媒体(以下「長尺媒体」という。)を対象とした画像形成を行う場合において、画像形成装置に長尺媒体を搬送するため、画像形成装置より上流に搬送装置を設置する技術が知られている。
【0003】
具体的には、まず搬送装置が、記録媒体を搭載するトレイと、トレイ上の記録媒体を画像形成装置に搬送する装置を備える。次に、搬送装置は、トレイを収納し、かつ、画像形成装置を連結する開口部を更に備える。このように、画像形成装置に搬送装置を連結する技術が知られている(例えば、特許文献1等である)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術は、搬送対象とする長尺媒体の位置を搬送方向、及び、直交方向の基準に対して精度良く位置合わせできていない。そのため、十分に位置合わせをせずに長尺媒体を下流の画像形成装置に搬送すると、画像形成においてエラー等の不具合が生じる課題がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みて、搬送する際に、長尺媒体の位置を搬送する際に精度良く位置合わせをすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、搬送装置は、
搬送方向に長い記録媒体である長尺媒体に対して画像形成を行う画像形成装置に接続する搬送装置であって、
前記長尺媒体を保持する保持部と、
前記長尺媒体の搬送方向における後端部に接し、かつ、前記長尺媒体を前記搬送方向に位置合わせをする第1位置合わせ部と、
前記長尺媒体の第1側部、及び、第2側部に接し、かつ、前記長尺媒体を前記搬送方向と直交する直交方向に位置合わせをする第2位置合わせ部と
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、長尺媒体の位置を搬送する際に精度良く位置合わせができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置、及び、搬送装置を接続する第1例を示す図である。
画像形成装置、及び、搬送装置を接続する第2例を示す図である。
第1例における動作前の例を示す図である。
第1例における動作後の例を示す図である。
第2例における動作前の例を示す図である。
第2例における動作後の例を示す図である。
光源の例を示す図である。
スイッチを押す前の状態を示す図である。
スイッチを押した状態を示す図である。
固定部材の設置例を示す図である。
固定部材の設置例を示す図である。
光による台座の位置合わせ例を示す図である。
光による台座の位置合わせ例を別視点で示す図である。
位置合わせをした状態の例である。
比較例を示す図である。
比較例における位置合わせの第1例を示す図である。
比較例における位置合わせの第2例を示す図である。
比較例における位置合わせの第3例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付する図面を参照し、具体例を説明する。なお、実施形態は、以下に説明する具体例に限られない。
【0010】
[画像形成装置、及び、搬送装置の接続例]
図1は、画像形成装置、及び、搬送装置を接続する第1例を示す図である。以下、長尺媒体として用紙を用いる例で説明する。なお、以下の例では、複数の用紙が束になった「用紙束8」から1枚ずつ用紙を分離して、用紙が搬送される。
(【0011】以降は省略されています)
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