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公開番号
2024177843
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096208
出願日
2023-06-12
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20241217BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】部品点数を増加させることなく、画像形成装置から発生する微粒子の量を低減する。
【解決手段】記録媒体Pに画像を定着させる定着装置20を備える画像形成装置において、定着装置20は、記録媒体Pを通過させるニップ部Nを形成する一対の回転体21,22と、一対の回転体21,22の少なくとも一方を加熱する加熱源2と、を有し、印刷時に1枚目の記録媒体Pが装置外に排出されてから3分以内に排出される記録媒体Pの画像情報に基づいて、1枚目の記録媒体Pが装置外に排出されてから3分以内における加熱源23の出力を、あらかじめ設定された基準値よりも低く設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に画像を定着させる定着装置を備える画像形成装置において、
前記定着装置は、
前記記録媒体を通過させるニップ部を形成する一対の回転体と、
前記一対の回転体の少なくとも一方を加熱する加熱源と、
を有し、
印刷時に1枚目の前記記録媒体が装置外に排出されてから3分以内に排出される前記記録媒体の画像情報に基づいて、1枚目の前記記録媒体が装置外に排出されてから3分以内における前記加熱源の出力を、あらかじめ設定された基準値よりも低く設定することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記画像情報は、前記記録媒体に形成される画像の画像面積率である請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像情報は、前記記録媒体に形成される画像のトナーの重ね合わせ率である請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像情報は、前記記録媒体の幅方向両端部から画像までの余白の幅である請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
印刷時に1枚目の前記記録媒体が装置外に排出されてから3分以内に排出される前記記録媒体の画像情報に基づいて、前記加熱源の加熱開始から1枚目の前記記録媒体が前記ニップ部へ供給されるまでの前記加熱源による前記定着装置の予熱時間及び予熱温度の少なくとも一方を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記一対の回転体のうち、一方が、前記記録媒体の未定着画像担持面側に配置される第一回転体であり、他方が、前記第一回転体の外周面に対向するように配置される第二回転体であって、
印刷時に1枚目の前記記録媒体が装置外に排出されてから3分以内に排出される前記記録媒体の画像情報に基づいて、前記加熱源の加熱開始から1枚目の前記記録媒体が前記ニップ部へ供給されるまでの前記加熱源による前記第二回転体の予熱時間及び予熱温度の少なくとも一方を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機又はプリンタなどの画像形成装置において、排気中に含まれる微粒子などの異物を除去する技術が知られている。
【0003】
近年、環境問題に対する意識の高まりから、製品から放出される微粒子の発生を抑制する対策が望まれており、電子写真プロセスを用いた複写機、複合機、プリンタなどの画像形成装置においても微粒子の発生が少ない製品の開発が求められている。特に、欧州においては、環境への関心が非常に高く、画像形成時に発生する揮発性有機化合物(VOC)、オゾン、ダスト、微粒子などに対する様々な認定基準が存在する。例えば、ドイツ政府の研究機関においては、「ブルーエンジェルマーク」というエコラベル制度があり、認証を受けた製品及びサービスにのみラベルの使用が認められる。「ブルーエンジェルマーク」の認証には、様々な試験をクリアする必要があるが、特に微粒子の試験が非常に厳しい。具体的には、画像形成装置から発生する5.6nm以上560nm以下の微粒子を粒子計測器FMPS(Fast Mobility Particle Sizer)で計測した際に得られる微粒子の数が、3.5×10
11
個/10分より少ないことが求められ、将来的にはさらに厳しい基準値になることが予想される。
【0004】
画像形成装置から発生する微粒子を除去する技術として、特許文献1(特開2016-85407号公報)においては、微粒子が急増する時間帯に、全てのフィルタを捕集可能な状態に切り替えて、微粒子を捕集する方法が提案されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、フィルタのほか、フィルタへ微粒子を案内するダクト及びファンなどが必要になるため、部品点数が多くなる課題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、部品点数を増加させることなく、画像形成装置から発生する微粒子の量を低減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、記録媒体に画像を定着させる定着装置を備える画像形成装置において、前記定着装置は、前記記録媒体を通過させるニップ部を形成する一対の回転体と、前記一対の回転体の少なくとも一方を加熱する加熱源と、を有し、印刷時に1枚目の前記記録媒体が装置外に排出されてから3分以内に排出される前記記録媒体の画像情報に基づいて、1枚目の前記記録媒体が装置外に排出されてから3分以内における前記加熱源の出力を、あらかじめ設定された基準値よりも低く設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、部品点数を増加させることなく、画像形成装置から発生する微粒子の量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本発明の第一実施形態に係る定着装置の概略構成図である。
本発明の第一実施形態に係る定着装置の斜視図である。
連続印刷を行った場合のトナーから発生するFP/UFPの発生速度を示す図である。
連続印刷中のハロゲンヒータの通電デューティを示す図である。
本発明の第一実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態に係る通電デューティの制御方法を示すフローチャートである。
画像面積率を説明するための参考図である。
画像面積率が大きい場合と小さい場合の一例を示す図である。
トナーの重ね合わせ率が大きい場合と小さい場合の一例を示す図である。
画像が端部ヒータの加熱領域内に形成されている例を示す図である。
画像が中央ヒータの加熱領域と端部ヒータの加熱領域の両方にまたがって形成されている例を示す図である。
画像が中央ヒータの加熱領域内に形成されている例を示す図である。
余白の幅を説明するための参考図である。
本発明の第二実施形態に係る定着装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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