TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024177885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096272
出願日
2023-06-12
発明の名称
仮想空間システム、情報処理システム、同期方法、電子黒板
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G09G
5/00 20060101AFI20241217BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】仮想空間に表示されている複数の仮想電子黒板表示データからユーザが選択した仮想電子黒板表示データを現実の電子黒板と同期させること。
【解決手段】本発明は、仮想空間に表示された表示データを、現実の電子黒板に表示させる仮想空間システムであって、前記仮想空間に複数の前記表示データが表示されている場合、ユーザにより選択された前記表示データを、前記電子黒板が表示する画面データと同期させる同期制御部、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想空間に表示された表示データを、現実の電子黒板に表示させる仮想空間システムであって、
前記仮想空間に複数の前記表示データが表示されている場合、ユーザにより選択された前記表示データを、前記電子黒板が表示する画面データと同期させる同期制御部、
を有する仮想空間システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記同期制御部は、前記仮想空間に表示されている複数の前記表示データから任意の前記表示データの選択を受け付け、
選択を受け付けた前記表示データを、前記電子黒板が表示する前記画面データと同期させる請求項1に記載の仮想空間システム。
【請求項3】
前記仮想空間システムは情報処理システムを有し、
前記情報処理システムは前記仮想空間で表示される表示データを表示するデバイスと通信し、
前記情報処理システムは前記デバイスから送信されたコマンドに基づいて、前記表示データを指し示すポインターを前記仮想空間に表示させるバーチャル表示制御部を有し、
前記ポインターが前記仮想空間にある前記表示データと重なった状態で所定の操作情報を前記デバイスから受信した場合、前記同期制御部は、前記ポインターと重なっている前記表示データを前記電子黒板が表示する前記画面データと同期させる請求項1又は2に記載の仮想空間システム。
【請求項4】
所定の前記操作情報は、前記デバイスと通信するコントローラのボタンを長押しする操作を含む、請求項3に記載の仮想空間システム。
【請求項5】
前記仮想空間システムは情報処理システムを有し、
前記情報処理システムは前記仮想空間にある任意の表示データを表示するデバイスと通信し、
前記情報処理システムは前記デバイスから送信されたコマンドに基づいて、前記表示データを指し示すポインターを前記仮想空間に表示させるバーチャル表示制御部を有し、
前記ポインターが前記仮想空間に表示されている前記表示データと重なった場合に、前記バーチャル表示制御部は該表示データを強調して表示し、
前記同期制御部は、該表示データを強調して表示している状態で、所定の操作情報を前記デバイスから受信した場合、前記ポインターと重なっている前記表示データを前記電子黒板が表示する前記画面データと同期させる請求項1又は2に記載の仮想空間システム。
【請求項6】
前記仮想空間に複数の前記表示データが表示されており、前記同期制御部が、第一の表示データを前記電子黒板と同期させている場合に、
第二の表示データを前記電子黒板と同期させる所定の前記操作情報を受信した場合、前記同期制御部は、前記第二の表示データを前記電子黒板と同期させる所定の前記操作情報を無効にする請求項3に記載の仮想空間システム。
【請求項7】
前記同期制御部が、前記第一の表示データを前記電子黒板と同期させている場合であっても、
前記電子黒板からペンアップを受信してから所定の時間が経過した後に、前記第二の表示データを前記電子黒板と同期させる所定の前記操作情報を受信した場合、前記同期制御部は、前記操作情報を無効にせず、前記第二の表示データを前記電子黒板が表示する前記画面データと同期させる請求項6に記載の仮想空間システム。
【請求項8】
前記仮想空間に生成された仮想電子黒板のリストを前記電子黒板に送信し、
前記電子黒板において選択された前記仮想電子黒板の識別情報を受信した場合、前記同期制御部は、前記仮想電子黒板の識別情報で特定される前記表示データの選択を受け付け、
選択を受け付けた前記表示データを前記電子黒板が表示する画面データと同期させる請求項1に記載の仮想空間システム。
【請求項9】
前記仮想空間に表示されている1つ以上の前記表示データのサムネイル画像を前記電子黒板に送信し、
前記電子黒板において選択された前記表示データの識別情報を受信した場合、前記同期制御部は、選択された前記表示データの識別情報に対応付けられている前記表示データを前記電子黒板が表示する画面データと同期させる請求項8に記載の仮想空間システム。
【請求項10】
前記同期制御部が前記第一の表示データを前記電子黒板と同期させた後に、
第二の表示データを前記電子黒板と同期させる場合、
前記同期制御部は、前記第二の表示データが前記電子黒板が表示していない表示データであっても、前記仮想空間で更新された前記表示データを前記電子黒板に送信することで同期させる請求項7に記載の仮想空間システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間システム、情報処理システム、同期方法、及び電子黒板に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
PC(Personal Computer)の画面や電子黒板の画面を仮想空間に表示させ、ユーザはVR(Virtual Reality)ゴーグルを装着して仮想空間の画面を見ながら会議などの業務を可能にする技術が知られている。従来のオンライン会議などではPCの画面に電子黒板などの画面も表示させる必要があるが、仮想空間(VRゴーグルの視界の中)ではPCの画面や電子黒板の画面等をそれぞれ表示させることができる。
【0003】
仮想空間に表示される電子黒板の画面を現実の電子黒板の画面と連携させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、現実の電子黒板への手書きによる描画データを仮想空間内の電子黒板の画面に反映させる技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、仮想空間に複数の仮想電子黒板表示データが表示されている場合、現実の電子黒板への書き込みを同期させる仮想電子黒板表示データをユーザが選択できないという問題がある。現実の電子黒板が1つしかなくても、仮想空間には複数の電子黒板を生成可能なため、現実の電子黒板を仮想空間内のどの電子黒板と同期させるかをユーザが選択できないと種々の不都合が生じる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、仮想空間に表示されている複数の仮想電子黒板表示データからユーザが選択した仮想電子黒板表示データを現実の電子黒板と同期させる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、仮想空間に表示された表示データを、現実の電子黒板に表示させる仮想空間システムであって、前記仮想空間に複数の前記表示データが表示されている場合、ユーザにより選択された前記表示データを、前記電子黒板が表示する画面データと同期させる同期制御部、を有する。
【発明の効果】
【0007】
仮想空間に表示されている複数の仮想電子黒板表示データからユーザが選択した仮想電子黒板表示データを現実の電子黒板と同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
仮想空間システムの一例のシステム構成図である。
電子黒板の一例のハードウェア構成図である。
バーチャル会議サーバ及びノートPCの一例のハードウェア構成図である。
VRゴーグルの一例のハードウェア構成図である。
VR用操作コントローラの一例のハードウェア構成図である。
バーチャル会議サーバ、ノートPC、電子黒板、VRゴーグル、及び、VR用操作コントローラの機能をブロックに分けて説明する一例の機能ブロック図である。
ユーザAがバーチャル会議スペースにおける会議を開始するまでの処理を説明する一例のシーケンス図である。
ユーザBがバーチャル会議スペースにおける会議に参加するまでの処理を説明する一例のシーケンス図である。
バーチャル会議スペースに表示される一例のメニュー一覧画面を示す図である。
バーチャル会議スペースに表示された一例のノートPC表示データを示す図である。
ユーザAが仮想電子黒板表示データの画面を電子黒板に表示するために、ポインターを仮想電子黒板表示データに移動させる操作の一例のシーケンス図である(その1)。
ユーザAが仮想電子黒板表示データの画面を電子黒板に表示するために、ポインターを仮想電子黒板表示データに移動させる操作の一例のシーケンス図である(その2)。
VRゴーグルにより閲覧可能な、バーチャル会議スペースに表示された一例の問い合わせ画面を示す図である。
手書きされた描画データが表示された電子黒板とバーチャル会議スペースの表示例を示す図である。
ユーザがポインターを仮想電子黒板に重ねることで枠が強調表示された一例の仮想電子黒板表示データを示す図である。
バーチャル会議スペースに表示された一例のメッセージを示す図である。
バーチャル会議スペースに表示された一例の同期確認画面250を示す図である。
バーチャル会議サーバの一例の機能構成図である。
バーチャル会議スペースに表示させている仮想電子黒板表示データのサムネイル画像を電子黒板が表示する処理を説明する一例のシーケンス図である。
電子黒板が有する一例の仮想ホワイトボード一覧表示ボタンを示す図である。
電子黒板が表示した仮想電子黒板表示データの一例のサムネイル画像を示す図である。
ユーザがディスプレイに表示させる仮想電子黒板表示データを切り替える操作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として仮想空間システムと、仮想空間システムが行う同期方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<用語について>
電子黒板とは、タッチパネルを利用して手書きされた文字や図形などをリアルタイムにディスプレイ等に表示する機器である。電子黒板はネットワークに接続する機能を有したり、手書きされた文字をOCRにてフォントデータに変換したりする機能などを有していてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
装置
4日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
3日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
3日前
株式会社リコー
再生システム及び画像形成装置
4日前
株式会社リコー
中間転写ユニット及び画像形成装置
4日前
株式会社リコー
プラスチック部品及び再資源化選別方法
5日前
株式会社リコー
電子写真用ブレード、及び画像形成装置
5日前
株式会社リコー
シート処理装置および画像形成システム
4日前
株式会社リコー
吸引ユニット、送り装置および画像形成装置
5日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
4日前
株式会社リコー
梱包箱、トナー容器、及び、梱包箱の組立方法
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、画像形成方法およびプログラム
4日前
株式会社リコー
システム、サーバ装置、管理方法及びプログラム
4日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、乾燥装置および画像形成装置
4日前
株式会社リコー
発電システム、蓄電装置、発電装置、及び発電方法
4日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、乾燥装置および画像形成装置
4日前
株式会社リコー
画像形成装置、オプション装置および熱源制御方法
5日前
株式会社リコー
中間転写ベルト、及び、それを用いた画像形成装置
4日前
株式会社リコー
シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
媒体処理装置、画像形成装置、及び画像形成システム
4日前
株式会社リコー
色調整システム、色調整方法、印刷物およびプログラム
3日前
株式会社リコー
画像管理システム、撮影装置、撮影処理方法及びプログラム
5日前
株式会社リコー
テンションローラユニット、ベルトユニット及び画像形成装置
4日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成装置の補正方法、及び補正プログラム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、表示装置、表示システム、情報処理方法、プログラム、および表示方法
3日前
株式会社リコー
情報処理システム、テキスト静止画表示システム、テキスト静止画表示方法、プログラム
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、入出力装置、情報処理方法、方法、プログラム、モデル、および情報処理システム
4日前
株式会社リコー
仲介サーバ、取引システム、仲介方法、及びプログラム
6日前
株式会社リコー
水力発電装置およびその製造方法、ならびに発電システム
4日前
株式会社リコー
アクチュエータ、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、ウェアラブル端末装置、アイトラッキング装置およびその製造方法。
3日前
株式会社リコー
半導体基板、その製造方法、アクチュエーター、吐出ヘッド、吐出装置、ウェアラブル端末装置、アイトラッキング装置
3日前
株式会社リコー
可動装置、投影装置、ヘッドアップディスプレイ、レーザヘッドランプ、ヘッドマウントディスプレイ、物体認識装置及び移動体、アイトラッキング装置
3日前
個人
点字表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
続きを見る
他の特許を見る