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公開番号2025016263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119416
出願日2023-07-21
発明の名称シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 7/06 20060101AFI20250124BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ジャム発生後の作業効率の向上を図ることができるシート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】検出手段たるコントローラが、集音部たる集音マイクが集音した音に基づいて、搬送中のシートに搬送異常発生要因としての綴じ箇所を検出したときは、シートの搬送を停止して綴じ位置などの搬送異常発生要因の位置を特定する。そして、報知手段たる表示パネル902aにシートの綴じ位置を示す情報を表示してユーザーに綴じ位置を報知する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送する搬送部材と、
シート搬送時の音を集音する集音部と、
前記集音部が集音した音に基づいて、搬送中のシートに搬送異常発生要因があるか否かを検出する検出手段と、を備えたシート搬送装置において、
前記検出手段が前記搬送異常発生要因があると検出したとき、前記搬送異常発生要因があると検出されたシートにおける前記搬送異常発生要因の位置を特定し、報知手段によりユーザーにシートの前記搬送異常発生要因の位置を報知することを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記検出したときに、前記集音部が集音した音に基づいて、前記搬送異常発生要因の位置を特定することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項3】
請求項2に記載のシート搬送装置において、
前記集音部は、前記シートのシート搬送方向に直交する直交方向の一端に対向する位置と、前記シートの前記直交方向の他端に対向する位置とに配置されており、
2つの集音部のうち、一方の集音部が集音した音の時間ごとのパワー平均と、他方の集音部が集音した音の時間ごとのパワー平均との差分値から前記搬送異常発生要因の位置を特定することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項4】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記搬送異常発生要因の位置は、綴じ位置であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記報知手段は、前記シートの前記搬送異常発生要因の位置を表示する表示部であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項6】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記検出手段が、前記シートに前記搬送異常発生要因があると検出したとき、前記シートの搬送を停止することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項7】
原稿シートを搬送する原稿シート搬送部を備え、
前記原稿シート搬送部によって原稿シートを画像読取部へ搬送する自動原稿搬送装置において、
前記原稿シート搬送部として、請求項1に記載のシート搬送装置を用いたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
【請求項8】
シートに画像を形成する画像形成装置において、
請求項1に記載のシート搬送装置および請求項7に記載の自動原稿搬送装置の少なくとも一方を備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートを搬送する搬送部材と、シート搬送時の音を集音する集音部と、前記集音部が集音した音に基づいて搬送中のシートに搬送異常発生要因があるか否かを検出する検出手段とを備えたシート搬送装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記シート搬送装置として、集音部が集音したシート搬送時の音から、搬送中のシートに搬送異常発生要因としてのステープル処理が施されている箇所があるか否かを検出し、シートにステープル処理が施されている箇所があった場合は、シートの搬送を停止し、情報表示部にシートにステープル処理が施されている旨を示す情報を表示させるものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ジャム発生後の作業効率に課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、シートを搬送する搬送部材と、シート搬送時の音を集音する集音部と、前記集音部が集音した音に基づいて、搬送中のシートに搬送異常発生要因があるか否かを検出する検出手段とを備えたシート搬送装置において、前記検出手段が前記搬送異常発生要因があると検出したとき、前記搬送異常発生要因があると検出されたシートにおける前記搬送異常発生要因の位置を特定し、報知手段によりユーザーにシートの前記搬送異常発生要因の位置を報知することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ジャム発生後の作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る複写機を示す概略構成図。
画像形成部の内部構成の一部を拡大して示す部分拡大構成図。
4つのプロセスユニットからなるタンデム部の一部を示す部分拡大図。
複写機のスキャナ及びADFを示す斜視図。
ADFの要部構成をスキャナの上部とともに示す拡大構成図。
ADFの斜視図。
ADF及びスキャナの電気回路の一部を示すブロック図。
搬送異常判定処理のフローチャート。
奥側の集音マイクが集音した音のスペクトラグラムの一例を示す図。
(a)は、2箇所綴じを示す図であり、(b)は、奥綴じを示す図であり、(c)は、手前綴じを示す図である。
(a)は、2箇所綴じの原稿束搬送時に集音した音の時間毎のパワー平均を示すグラフであり、(b)は、奥綴じの原稿束搬送時に集音した音の時間毎のパワー平均を示すグラフであり、(c)は、手前綴じの原稿束搬送時に集音した音の時間毎のパワー平均を示すグラフ。
綴じ位置特定処理のフローチャート。
本体操作部の表示パネルの表示例について説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
以下、本発明を、画像形成装置である電子写真方式の複写機(以下、単に複写機という)に適用した実施形態について説明する。
まず、実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係る複写機を示す概略構成図である。この複写機は、画像形成部1と、白紙供給装置40と、原稿読取装置50とを備えている。原稿読取装置50は、画像形成部1の上に固定されたスキャナ150と、これに支持される原稿搬送装置たるADF51とを有している。
【0010】
白紙供給装置40は、ペーパーバンク41内に多段に配設された2つの給紙カセット42、給紙カセット42から転写紙を送り出す送出ローラ43、送り出された転写紙を分離して給紙路44に供給する分離ローラ45等を有している。また、画像形成部1の給紙路37に転写紙を搬送する複数の搬送ローラ46等も有している。そして、給紙カセット内の転写紙を画像形成部1内の給紙路37内に給紙する。
(【0011】以降は省略されています)

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