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公開番号
2025016973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119824
出願日
2023-07-24
発明の名称
吸引ユニット、送り装置および画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250129BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】空気がダクトを通る際の損失を低減することが可能な吸引ユニットを提供する。
【解決手段】吸気口と排気口を有する第一送風手段と、吸気口と排気口を有する第二送風手段と、前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口とをつなぐ風導部材と、を備え、前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口は断面積が異なるとともに、前記風導部材は、前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口とをつなぐ稜線を徐変的に変化させて形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸気口と排気口を有する第一送風手段と、
吸気口と排気口を有する第二送風手段と、
前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口とをつなぐ風導部材と、を備え、
前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口は断面積が異なるとともに、
前記風導部材は、前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口とをつなぐ稜線を徐変的に変化させて形成されていることを特徴とする吸引ユニット。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口は断面形状が異なることを特徴とする請求項1記載の吸引ユニット。
【請求項3】
前記第二送風手段は、回転駆動可能な羽根車を備え、前記羽根車を平面視したとき、前記第一送風手段の前記排気口の断面中心と、前記第二送風手段の前記吸気口の断面中心と、前記羽根車の回転軸との位置がほぼ一致することを特徴とする請求項1記載の吸引ユニット。
【請求項4】
前記第一送風手段の前記排気口の断面形状は矩形状を成し、前記第二送風手段の前記吸気口の断面形状は円形状を成していることを特徴とする請求項2記載の吸引ユニット。
【請求項5】
前記第一送風手段の前記吸気口の断面形状は円形状を成し、前記第一送風手段の前記排気口の断面形状は矩形状を成していることを特徴とする請求項2記載の吸引ユニット。
【請求項6】
前記第二送風手段の前記吸気口の断面形状は円形状を成し、前記第二送風手段の前記排気口の断面形状は矩形状を成していることを特徴とする請求項2記載の吸引ユニット。
【請求項7】
積み重ねられた媒体から最上位の媒体を吸引する吸引部と、
前記吸引された媒体を所定方向に送る送り部と、を有する送り装置であって、
前記吸引部には、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の吸引ユニットがつながれていることを特徴とする送り装置。
【請求項8】
前記第一送風手段の前記吸気口は、前記吸引部につながり、
前記第一送風手段の前記排気口は、前記風導部材を介して前記第二送風手段の前記吸気口とつながり、
前記第二送風手段の前記排気口は、前記第一送風手段の前記吸気口と異なる方向に向けて開口していることを特徴とする請求項7記載の送り装置。
【請求項9】
前記第二送風手段の前記排気口は、前記送り部による前記媒体の送り方向と直交する方向に向けて開口していることを特徴とする請求項8記載の送り装置。
【請求項10】
前記第二送風手段の前記排気口は、空気を前記送り装置の外部に排出することを特徴とする請求項7記載の送り装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸引ユニット、送り装置および画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、用紙積載台に積載された用紙を分離する空気の流れを発生させる分離ファンと、用紙積載台に積載された用紙を吸引する空気の流れを発生させる吸引ファンと、吸引ファンから排気された空気を分離ファンに導く中継ダクトとを備え、中継ダクトは、吸引ファンの排気口から分離ファンの吸気口までを結ぶ直線状に形成されている給紙装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-154974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の吸引ユニットでは、空気がダクトを通る際の損失の低減が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、吸気口と排気口を有する第一送風手段と、吸気口と排気口を有する第二送風手段と、前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口とをつなぐ風導部材と、を備え、前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口は断面積が異なるとともに、前記風導部材は、前記第一送風手段の前記排気口と前記第二送風手段の前記吸気口とをつなぐ稜線を徐変的に変化させて形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、空気がダクトを通る際の損失を低減することが可能な吸引ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る吸引ユニットの外観図。
実施形態に係る吸引ユニットの一例を示す全体構成図。
図2のA-A線矢視断面図。
ダクトの一例を示す全体斜視図。
実施形態に係る送り装置の一例を示す概略構成図。
実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態を説明する。図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
<吸引ユニットの構成>
はじめに吸引ユニットの構成について説明する。
【0010】
図1は、実施形態に係る吸引ユニットの外観図であり、図1(a)は吸引ユニットの一構成例を示す全体斜視図、図1(b)は吸引ユニットの別の構成例を示す全体斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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