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公開番号2025017307
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2024080503
出願日2024-05-16
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20250129BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】異物が内部に入り込むことを抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、ディスプレイに固定されたカバーガラスを有する表示部と、回路基板を上方から覆うカバー部に対して上方に立つ立壁部22を有する支持体と、を備える。立壁部22は、主板部220の周縁から迫り出す額縁部と、主板部220から隆起する隆起部(第1隆起部223、第2隆起部224)とを有する。額縁部の第1部分とカバーガラスの後面との間には、第1固定テープ(第1-1固定テープ25a、第1-2固定テープ25b)が位置し、額縁部の第2部分とカバーガラスの後面との間には、第2固定テープ25cが位置する。第1固定テープの一端と、第2固定テープ25cの一端とは、互いの間に隙間GP1,GP2が形成された状態で隆起部の上に位置し、隙間は、曲折した通路状である。
【選択図】図21
特許請求の範囲【請求項1】
画像を表示するディスプレイと、前記ディスプレイに固定され、前記画像が透過する透過領域を含むカバーガラスと、を有する表示部と、
前記ディスプレイと電気的に接続される回路基板と、
前記回路基板を上方から覆うカバー部、及び、前記カバー部に対して上方に立つ立壁部を有し、前記立壁部で前記表示部を支持する支持体と、を備え、
前記立壁部は、主板部と、前記主板部の周縁から前記カバーガラスに向かって迫り出す額縁部と、を有し、
前記ディスプレイは、前記立壁部のうち、前記主板部と前記額縁部によって囲まれる室内に位置し、
前記立壁部は、前記額縁部の内側に位置して前記額縁部と繋がり、前記主板部から前記カバーガラスに向かって隆起する隆起部をさらに有し、
前記額縁部は、第1の方向に延びる第1部分と、前記第1の方向と交差する第2の方向に延びる第2部分と、を有し、
前記第1部分と前記カバーガラスの後面との間には、前記第1部分と前記カバーガラスの後面との少なくとも一方に固定される第1固定テープが位置し、
前記第2部分と前記カバーガラスの後面との間には、前記第2部分と前記カバーガラスの後面との少なくとも一方に固定される第2固定テープが位置し、
前記第1固定テープの一端と、前記第2固定テープの一端とは、互いの間に隙間が形成された状態で前記隆起部の上に位置し、
前記隙間は、曲折した通路状である、
表示装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記隆起部は、前記額縁部よりも幅が広い、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記立壁部は、一体成形された金属部及び樹脂部を有し、
前記隆起部は、前記金属部の一部である金属隆起部と、前記樹脂部の一部である樹脂隆起部と、を有し、
前記額縁部は、前記樹脂隆起部と一体であって前記樹脂部の一部である樹脂額縁部を有し、
前記金属隆起部は、前記樹脂隆起部を囲む囲み形状をなす、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示部の前記透過領域は、車両のダッシュボードから露出し、
前記立壁部のうち、前記ダッシュボードから露出する部分は、前記樹脂部で形成されており、
前記隆起部は、前記ダッシュボードの上方に位置する、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記金属隆起部は、前記額縁部との間に間隙を有した状態で、前記額縁部側に向けて突出する金属突出部を備えている、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1固定テープには、前記金属突出部に対応する位置に、前記カバー部側が欠落した欠落部が設けられている、
請求項5に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、ディスプレイ(表示パネル)と、ディスプレイに固定されたカバーガラス(保護部材)と、ディスプレイを収容する凹形状のケースとを備える表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-192898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の表示装置では、カバーガラスの周縁部とケースの額縁部とを固定する方法として、両面テープ等の固定テープを用いることが考えられる。固定テープを用いる場合、作業性の観点から、カバーガラスの辺の数に対応する複数の固定テープを用いることが一般的であるが、何の対策も施さなければ、隣接する固定テープの間に生じる隙間から水、塵などの異物が装置内部に入り込む虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、異物が内部に入り込むことを抑制することができる表示装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る表示装置は、
画像を表示するディスプレイと、前記ディスプレイに固定され、前記画像が透過する透過領域を含むカバーガラスと、を有する表示部と、
前記ディスプレイと電気的に接続される回路基板と、
前記回路基板を上方から覆うカバー部、及び、前記カバー部に対して上方に立つ立壁部を有し、前記立壁部で前記表示部を支持する支持体と、を備え、
前記立壁部は、主板部と、前記主板部の周縁から前記カバーガラスに向かって迫り出す額縁部と、を有し、
前記ディスプレイは、前記立壁部のうち、前記主板部と前記額縁部によって囲まれる室内に位置し、
前記立壁部は、前記額縁部の内側に位置して前記額縁部と繋がり、前記主板部から前記カバーガラスに向かって隆起する隆起部をさらに有し、
前記額縁部は、第1の方向に延びる第1部分と、前記第1の方向と交差する第2の方向に延びる第2部分と、を有し、
前記第1部分と前記カバーガラスの後面との間には、前記第1部分と前記カバーガラスの後面との少なくとも一方に固定される第1固定テープが位置し、
前記第2部分と前記カバーガラスの後面との間には、前記第2部分と前記カバーガラスの後面との少なくとも一方に固定される第2固定テープが位置し、
前記第1固定テープの一端と、前記第2固定テープの一端とは、互いの間に隙間が形成された状態で前記隆起部の上に位置し、
前記隙間は、曲折した通路状である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、異物が内部に入り込むことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る表示装置とダッシュボードの関係を示す図。
同上実施形態に係る表示装置を前方から見た図。
同上実施形態に係る支持体の斜視図。
同上実施形態に係る支持体を基板収容部の側から見た斜視図。
同上実施形態に係る表示装置の図2に示すA-A線での概略断面図。
同上実施形態に係る表示装置の図2に示すB-B線での概略断面図。
同上実施形態に係る表示装置の図2に示すC-C線での概略断面図をダッシュボードと共に表した図。
同上実施形態に係るケースの斜視図。
同上実施形態に係るケースの下側から見た斜視図であって、主に係止部を説明するための図。
同上実施形態に係るカバー部、ケース及び回路基板を下側から見た斜視図。
同上実施形態に係る発音体及びケースの斜視図。
同上実施形態に係る表示部及び立壁部に関する、図3に示すD-D線での概略断面図。
同上実施形態に係る支持体の分解斜視図。
同上実施形態に係る支持体を後側から見た斜視図。
同上実施形態に係る回路基板を上側から見た斜視図。
同上実施形態に係る立壁部の一部を前側から見た平面図。
図16に示す立壁部に固定テープを配置した状態を示す図。
同上実施形態に係る光源用基板、光源用カバー、センサ用基板及びセンサ用カバーの分解斜視図。
同上実施形態に係る光源用基板及びセンサ用基板の各近傍部の概略断面図。
同上実施形態の変形例に係る立壁部の一部を前側から見た平面図。
図20に示す立壁部に固定テープを配置した状態を示す図。
同上実施形態に係る他の変形例であって、図17において立壁部に配置した固定テープの一部が切り欠かれた状態を示す図。
同上実施形態に係る他の変形例であって、カバーガラスと固定テープと額縁部とを示す要部拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
表示装置100は、例えば車両用表示装置であり、図1に示すように、車両のダッシュボード1に設けられ、車両に関連する情報をユーザに報知する。当該情報は、車両自体の情報(例えばメータに関する情報)だけでなく、車両の外部の情報を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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