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公開番号2025022172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126502
出願日2023-08-02
発明の名称付箋掲示ボード
出願人株式会社リヒトラブ
代理人個人,個人
主分類G09F 15/00 20060101AFI20250206BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示体に簡易且つ着脱可能に取り付けることができる付箋掲示ボードを提供する。
【解決手段】本開示に係る付箋掲示ボード1は、一面に表示画面を有する板状の表示体(表示部22)に着脱可能に取り付けられる付箋掲示ボード1であって、付箋が貼付される掲示板3と、該掲示板3が突出しており、該掲示板3の一面が前記表示画面と同じ側に向き、且つ前記掲示板3が前記表示画面の上方に位置するようにして前記表示体の上向きの一辺部に配される基体4と、前記表示体に当接して前記基体4を支持することにより、前記基体4の前記表示体からの脱落を阻止する支持部(支持片35,支持腕52)とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
一面に表示画面を有する板状の表示体に着脱可能に取り付けられる付箋掲示ボードであって、
付箋が貼付される掲示板と、
該掲示板が突出しており、該掲示板の一面が前記表示画面と同じ側に向き、且つ前記掲示板が前記表示画面の上方に位置するようにして前記表示体の上向きの一辺部に配される基体と、
前記表示体に当接して前記基体を支持することにより、前記基体の前記表示体からの脱落を阻止する支持部と
を備えることを特徴とする付箋掲示ボード。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記支持部は、
前記基体が前記一辺部に配された場合に前記表示体の前記一面における前記表示画面の上側に当接する支持片と、
前記基体が前記一辺部に配された場合に前記表示体の他面に当接する支持腕と
を備え、
前記支持片は、前記掲示板の縁部から前記掲示板に沿う方向に延出し、
前記基体には前記支持腕を収納可能な収納部が設けられており、
前記支持腕は、前記収納部に対して出没可能に前記基体に連結されており、前記収納部から突出している場合に前記表示体の前記他面に当接し、
前記基体と前記掲示板とは、互いに接離可能に連結されており、
該掲示板は前記基体から離隔した場合に前記基体から突出することを特徴とする請求項１に記載の付箋掲示ボード。
【請求項３】
前記支持腕には、該支持腕と共に前記収納部に収納可能な被保持部が設けられており、
前記掲示板の他面には、前記支持腕が前記収納部から突出している場合に前記被保持部を着脱可能に保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項２に記載の付箋掲示ボード。
【請求項４】
前記基体は板状をなし、
該基体と前記掲示板とは、前記基体の、前記一辺部に配された場合に上を向く一面と前記掲示板の前記他面とが互いに接離可能に一の枢軸を介して互いに連結されており、
前記被保持部は、前記支持腕の基端部に、前記支持腕の先端部に離反する方向に突設されており、
前記支持腕と前記被保持部との境界部分は前記基体を貫通し、且つ、他の枢軸を介して前記基体に連結されており、
前記収納部は、
前記基体の前記一面に設けられており、前記被保持部を収納可能な一の貫通孔又は非貫通穴と、
前記基体の他面に設けられており、前記支持腕を収納可能な他の貫通孔又は非貫通穴と
を一体に有し、
前記保持部は前記掲示板の前記他面から突出している爪を有し、
前記基体の前記一面には、前記基体と前記掲示板との接近時に前記爪が挿入される貫通孔状、非貫通穴状、又は切り欠き状の被挿入部が設けられていることを特徴とする請求項３に記載の付箋掲示ボード。
【請求項５】
前記掲示板との間にシート又は前記付箋を挟み持つ挟持部を更に備えることを特徴とする請求項１から４の何れか一項に記載の付箋掲示ボード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、付箋掲示ボードに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には付箋を貼り付けておくための付箋掲示ボード（文中「パソコンモニター用付箋掲示ボード」）が提案されている。特許文献１に記載の付箋掲示ボードはパーソナルコンピュータの表示装置（文中「パソコンモニター」）に取り付けられる。
この表示装置は、一面に表示画面を有する矩形板状の表示体と、表示体を支持するスタンドとを備える。付箋掲示ボードは表示体の縁部に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－７１４４７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えば表示体がノート型のパーソナルコンピュータ（以下、ノートパソコンという）の表示部である場合、ノートパソコンの非使用時（例えば収納時又は携帯時）には表示体から付箋掲示ボードを取り外すことが考えられる。しかしながら、特許文献１に記載の付箋掲示ボードは、付箋掲示ボードに設けられた粘着層によって表示体に固定されるので、着脱が困難である。
特許文献１には付箋掲示ボードが面ファスナを介して表示体に保持される構成も例示されている。この場合、表示体に対して付箋掲示ボードを容易に着脱することができるが、予め表示体に面ファスナを追加する必要があるので、煩雑である。
【０００５】
本開示の目的は、表示体に簡易且つ着脱可能に取り付けることができる付箋掲示ボードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る付箋掲示ボードは、一面に表示画面を有する板状の表示体に着脱可能に取り付けられる付箋掲示ボードであって、付箋が貼付される掲示板と、該掲示板が突出しており、該掲示板の一面が前記表示画面と同じ側に向き、且つ前記掲示板が前記表示画面の上方に位置するようにして前記表示体の上向きの一辺部に配される基体と、前記表示体に当接して前記基体を支持することにより、前記基体の前記表示体からの脱落を阻止する支持部とを備えることを特徴とする。
【０００７】
本開示にあっては、付箋が掲示板に貼付される。掲示板は基体から突出している。
表示体は板状をなし、一面に表示画面を有する。基体は、表示体の上向きの一辺部（以下、上辺部という）に配される。
支持部が表示体に当接して基体を支持することにより、基体の表示体からの脱落が阻止される。故に、付箋掲示ボードを表示体に取り付けるための別部材を表示体に追加する必要はない。しかも、掲示板、基体、及び支持部の何れも表示体に固定する必要がない。
以上の結果、付箋掲示ボードを表示体に簡易且つ着脱可能に取り付けることができる。
【０００８】
基体が表示体の上辺部に配される場合、掲示板の一面は表示画面と同じ側に向けられ、掲示板は表示画面の上方に配される。故に、表示画面を視認する使用者が、視線を上げるだけで掲示板の一面を容易に視認することができる。
以下では、掲示板の他面を裏面という。また、表示体の、表示画面を有する一面を前面といい、表示体の他面を後面という。
【０００９】
本開示に係る付箋掲示ボードは、前記支持部は、前記基体が前記一辺部に配された場合に前記表示体の前記一面における前記表示画面の上側に当接する支持片と、前記基体が前記一辺部に配された場合に前記表示体の他面に当接する支持腕とを備え、前記支持片は、前記掲示板の縁部から前記掲示板に沿う方向に延出し、前記基体には前記支持腕を収納可能な収納部が設けられており、前記支持腕は、前記収納部に対して出没可能に前記基体に連結されており、前記収納部から突出している場合に前記表示体の前記他面に当接し、前記基体と前記掲示板とは、互いに接離可能に連結されており、該掲示板は前記基体から離隔した場合に前記基体から突出することを特徴とする。
【００１０】
本開示にあっては、支持部が支持片及び支持腕を備える。基体が表示体の上辺部に配された場合、支持片は表示体の前面に当接し、支持腕は表示体の後面に当接する。
基体には収納部が設けられており、収納部には支持腕を収納することが可能である。支持腕は、収納部に対して出没可能に基体に連結されており、収納部から突出している場合に表示体の後面に当接する。支持片は表示体の前面における表示画面の上側に当接し、表示画面を覆わないので、使用者による表示画面の視認を阻害することはない。
基体と掲示板とは、互いに接離可能に連結されている。掲示板は基体から離隔した場合に基体から突出する。
（【００１１】以降は省略されています）

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