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公開番号2025047752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156436
出願日2023-09-21
発明の名称ラベル帳票
出願人小林クリエイト株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09F 3/02 20060101AFI20250326BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】透明なラベル片と不透明なラベル片を貼り合わせてラミネートラベルを作製するためのラベル帳票にあって、従来構成に比べて製造容易な構成を提供する。
【解決手段】
透明なラベル片5と不透明なラベル片6を透明樹脂からなる共通のフィルム基材20で構成し、不透明なラベル片6には、フィルム基材20を不透明にする不透明加工を施す。
かかる構成とすれば、製造時に、透明なラベル片5と不透明なラベル片6を構成するフィルム基材20を、台紙3に貼り合わせた後に各ラベル片5,6の形状に型抜きすることで、透明なラベル片5と不透明なラベル片6を構成する基材20を台紙3に纏めて貼付可能となる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
台紙上に、透明なラベル片と不透明なラベル片が剥離容易に配設され、
前記台紙上で、一方の前記ラベル片を、他方の前記ラベル片の上に貼り合わせて、二片の前記ラベル片を貼り合わせた状態で、前記台紙から剥離し得るよう構成されたラベル帳票であって、
前記透明なラベル片と前記不透明なラベル片は、前記台紙上に貼付された共通のフィルム基材によって構成されており、
前記フィルム基材は、透明樹脂によって構成され、
前記不透明なラベル片には、前記フィルム基材を不透明にする不透明加工が施されていることを特徴とするラベル帳票。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記不透明加工は、前記フィルム基材の少なくとも一面に施された不透明印刷であることを特徴とする請求項1に記載のラベル帳票。
【請求項3】
前記フィルム基材は、
前記ラベル片の配設部位と非配設部位に亘って貼付され、
少なくとも前記ラベル片の配設部位では前記台紙上に剥離容易に貼付され、
前記ラベル片の配設部位と、前記ラベル片の非配設部位の境界で、前記台紙を切断しないハーフカット線によって切離されていることを特徴とする請求項1に記載のラベル帳票。
【請求項4】
前記フィルム基材は、前記台紙の表面全体に配設されていることを特徴とする請求項3に記載のラベル帳票。
【請求項5】
前記他方のラベル片の周囲には、前記フィルム基材の表面に剥離加工が施されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のラベル帳票。
【請求項6】
前記フィルム基材は、少なくとも前記他方のラベル片の周囲で、前記台紙から剥取可能に構成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のラベル帳票。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、透明なラベル片と不透明なラベル片を貼り合わせてラミネートラベルを作製するためのラベル帳票に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
台紙上に透明なラベル片と不透明なラベル片が剥離容易に貼付され、ラベル片に所要情報を印字した後に、台紙を折り線でZ状に折り畳むことによって、二片のラベル片を貼り合わせたラミネートラベルを作製可能なラベル帳票が知られている。かかるラベル帳票の多くは、一方のラベル片を、他方のラベル片の配設部位に直接貼り合わせてラミネートラベルを作製するよう構成される(特許文献1~4参照)。また、台紙上の、ラベル片の非配設部位に、二片のラベル片を順番に貼り合わせてラミネートラベルを作製するものも提案されている(特許文献5参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許3686351号公報
特許4374214号公報
特許6139245号公報
特許6860876号公報
特開2021-179508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のラベル帳票は、透明なラベル片と不透明なラベル片が異なる基材で構成されており、各ラベル片を構成する基材は、各ラベル片のサイズに裁断された上で、台紙上の所定位置に個別に貼付される。
【0005】
本発明はかかる現状に鑑みて為されたものであり、従来のラベル帳票に比べて製造容易な構成の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、台紙上に、透明なラベル片と不透明なラベル片が剥離容易に配設され、前記台紙上で、一方の前記ラベル片を、他方の前記ラベル片の上に貼り合わせて、二片の前記ラベル片を貼り合わせた状態で、前記台紙から剥離し得るよう構成されたラベル帳票であって、前記透明なラベル片と前記不透明なラベル片は、前記台紙上に貼付された共通のフィルム基材によって構成されており、前記フィルム基材は、透明樹脂によって構成され、前記不透明なラベル片には、前記フィルム基材を不透明にする不透明加工が施されていることを特徴とするラベル帳票である。ここで、「剥離容易」とは、台紙や基材を破損せず、糊残しもなく剥離し得るよう構成された状態を意味し、「剥離困難」とは、台紙や基材を破損せず、糊残しもなく剥離し得るよう構成されていない状態を意味する。また、本発明に係る「透明なラベル片」は、無色透明なものに限らず、材質を通して裏面側を透視可能な程度に着色されたものを含む。また、本発明に係る「不透明なラベル片」は、完全に光を遮断するものに限らず、材質を通して裏面側を透視できない程度のものを含む。
【0007】
かかるラベル帳票は、製造時に、透明なラベル片と不透明なラベル片を構成するフィルム基材を、台紙に貼り合わせた後に各ラベル片の形状に型抜きすれば、透明なラベル片と不透明なラベル片を構成する基材を台紙に纏めて貼付できるため、従来構成に比べて容易に製造可能となる。また、フィルム基材を台紙に貼付した後にラベル片の形状に型抜きすることにより、裁断後のラベル片を台紙に一片ずつ貼付する場合に比べて、ラベル片の配設位置のズレを低減できるという利点もある。
【0008】
本発明に係る「不透明加工」は、透明樹脂で構成されるフィルム基材を不透明にする処理である。かかる不透明加工は、前記フィルム基材の少なくとも一面に施された不透明印刷であることが提案される。不透明印刷であれば、フィルム基材を比較的容易に不透明にして、不透明なラベル片として用いることができる。なお、不透明加工としては、不透明印刷の他にも、レーザー光の照射等により透明樹脂を白化させることや、フィルム基材の表面に微小な凹凸やキズを多数形成して粗面化することも挙げられる。
【0009】
本発明にあって、前記フィルム基材は、前記ラベル片の配設部位と非配設部位に亘って貼付され、少なくとも前記ラベル片の配設部位では前記台紙上に剥離容易に貼付され、前記ラベル片の配設部位と、前記ラベル片の非配設部位の境界で、前記台紙を切断しないハーフカット線によって切離されていることが提案される。
【0010】
かかる構成にあっては、ラベル片に印字する際に、カール搬送方式でラベル帳票を湾曲させながら搬送しても、ラベル片が剥落し難くなる。ラベル片の端縁が、ハーフカット線を挟んでラベル片の非配設部位のフィルム基材と干渉することにより、ラベル片の端縁が台紙から捲り上がり難くなるためである。
(【0011】以降は省略されています)

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