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公開番号
2025045949
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023154034
出願日
2023-09-21
発明の名称
表示装置およびその制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20250326BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】高輝度画像が発光領域の長辺方向に移動する場合の表示品位と高輝度画像が発光領域の短辺方向に移動する場合の表示品位との相違を低減することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、マトリックス状に配置された複数の発光領域を含み、前記複数の発光領域のそれぞれが長辺方向と短辺方向とを有するバックライトと、前記バックライトが発した光を利用して動画を表示する複数の画素を有する表示パネルと、前記複数の発光領域のそれぞれの前記バックライトの輝度を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記動画のうちの周辺画像より輝度が高い高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合の表示品位と前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する場合の表示品位とを近づけるように、前記バックライトの輝度に関する制御パラメータを決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
マトリックス状に配置された複数の発光領域を含み、前記複数の発光領域のそれぞれが長辺方向と短辺方向とを有するバックライトと、
前記バックライトが発した光を利用して動画を表示する複数の画素を有する表示パネルと、
前記複数の発光領域のそれぞれの前記バックライトの輝度を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記動画のうちの周辺画像より輝度が高い高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合の表示品位と前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する場合の表示品位とを近づけるように、前記バックライトの輝度に関する制御パラメータを決定する、
表示装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記複数の発光領域のそれぞれの点灯率および前記複数の画素のそれぞれの透光率に関する前記制御パラメータを決定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記複数の発光領域のうちの、前記高輝度画像の移動方向の先端に対応する位置の特定の発光領域に関して、前記高輝度画像の残存移動距離と前記特定の発光領域の点灯率との積をミスマッチ率として、
前記制御部は、前記高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合の前記ミスマッチ率と前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する場合の前記ミスマッチ率とを近づけるように、前記バックライトの制御パラメータを決定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合の前記ミスマッチ率を、前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する場合の前記ミスマッチ率に近づけるように、前記バックライトの制御パラメータを決定する、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合には、前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する場合よりも、前記複数の発光領域のうちの前記高輝度画像の移動方向の先端に対応する位置の特定の発光領域の消灯状態から点灯状態への切替速度を遅くするように、前記バックライトの前記制御パラメータを決定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合の前記特定の発光領域の点灯率の変化速度を遅くするように、前記バックライトの前記制御パラメータを決定する、
請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合には、前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する場合よりも、前記複数の発光領域LEの平滑化処理における平滑化の度合いを高くするように、前記バックライトの前記制御パラメータを決定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記高輝度画像が所定値より大きい距離だけ同一方向に移動することを条件として、前記高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合の表示品位と前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する場合の表示品位とを近づけるように、前記バックライトの制御パラメータを決定する、
請求項1~7のいずれかに記載の表示装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する状態と前記高輝度画像が前記長辺方向に移動する状態とが所定時間内に切り替わる場合には、前記高輝度画像が前記長辺方向に移動する場合の表示品位と前記高輝度画像が前記短辺方向に移動する場合の表示品位とを徐々に近づけるように、前記バックライトの制御パラメータを決定する、
請求項1~7のいずれかに記載の表示装置。
【請求項10】
前記複数の発光領域のうちの前記高輝度画像が前記長辺方向に移動している特定の発光領域の数と、前記複数の発光領域のうちの前記高輝度画像が前記短辺方向に移動している特定の発光領域の数との比率に応じて、前記バックライトの制御パラメータを決定する、
請求項1~7のいずれかに記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置およびその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ローカルディミングを実行する表示装置、たとえば、LD(Laser Diode)表示装置等の開発が行われている。このような表示装置は、それぞれが複数の発光素子を含む複数の発光領域を有し、光を発するバックライトと、バックライトに対向し、それぞれが発光パネルから発せられた光の透過量を制御する複数の画素を有する表示パネルと、を有している。
【0003】
この表示装置において、表示パネル上に明画像領域と暗画像領域とが隣接する動画を表示する場合がある。この場合、表示パネルの明画像領域に対応するバックライトの発光領域と、表示パネル上の暗画像領域に対応するバックライトの発光領域とが隣接する。
【0004】
前述のような場合に、隣接する発光領域同士の間の輝度の差が大きいと、隣接する発光領域に対応する画像同士の間での黒レベルの差が視認され易くなるため、動画の表示品位が低下する。この隣接する発光領域同士の輝度に起因した隣接する画像同士の間の黒レベルの差は、一般に、ハロー現象と呼ばれる。
【0005】
このようなハロー現象に起因した動画の表示品位の低下を抑制するために、表示パネル上において明画像領域と暗画像領域とが隣接する場合、明画像領域から暗画像領域にかけて複数の発光領域の輝度を徐々に小さくしている。それにより、複数の発光領域の輝度が平滑化されるため、動画像におけるハロー現象による表示品位の低下が抑制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-176137公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のような表示装置において、ローカルディミングの分割エリア数、すなわち発光領域の数が少ない表示パネルにおいては、発光領域のそれぞれのアスペクトが大きい場合がある。つまり、矩形の発光領域の長辺方向の長さと矩形の発光領域の短辺方向の長さとが大きく異なる場合がある。
【0008】
前述のような場合、特許文献1に開示された技術によれば、入力画像から暗画像領域および明画像領域を検出する。このとき、暗部領域が小さい領域においては、黒浮き防止のため、バックライト輝度の平滑化が抑えられており、それ以外の領域においては、バックライト輝度の平滑化が一律のパラメータで最適化されている。しかしながら、たとえば、短辺:長辺=1:2の場合、短辺方向の平滑化のパラメータと長辺方向の平滑化パラメータとを同一にすると、動画の明画像領域の移動方向に対する発光領域の点灯エリアの広がりは、短辺方向よりも長辺方向において大きくなる。そのため、発光領域の長辺方向における動画の表示品位が、発光領域の短辺方向における動画の表示品位に比較して、低下する。
【0009】
上記のように、特許文献1の技術では、ローカルディミングを実行するバックライトを構成する各矩形の発光領域のアスペクト比が大きい場合には、次の問題がある。つまり、周辺画像よりも輝度が高い高輝度画像が発光領域の長辺方向に移動するときに生じる表示品位の低下を抑制することができない。そのため、高輝度画像が発光領域の長辺方向に移動する場合の表示品位と、高輝度画像が発光領域の短辺方向に移動する場合の表示品位とが大きく異なる場合がある。
【0010】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものである。本開示の目的は、高輝度画像が発光領域の長辺方向に移動する場合の表示品位と高輝度画像が発光領域の短辺方向に移動する場合の表示品位との相違を低減することができる表示装置およびその制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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