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公開番号2025029960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134890
出願日2023-08-22
発明の名称確認用架台および確認方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人個人
主分類G09B 25/04 20060101AFI20250228BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】任意の高さや向きに配置される対象物を事前に確認するための確認用架台等を提供する。
【解決手段】確認用架台1は、対象物のモックアップを設置するための架台本体2と、架台本体2を上方から吊り下げるのに用いられる吊り部3と、架台本体2の平面における向きを変えるのに用いられる回転部4と、を有する。確認用架台1を用いて地上から所定高さの位置に設けられる対象物の外観を事前に確認する際に、架台本体2に対象物のモックアップを設置し、吊り部3を用いて架台本体2を所定高さまで吊り上げ、吊り上げた架台本体2上のモックアップ5の外観を目視により確認する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
地上から所定高さの位置に設けられる対象物の事前確認に用いられる確認用架台であって、
前記対象物のモックアップを設置するための架台本体と、
前記架台本体を上方から吊り下げるのに用いられる吊り部と、
前記架台本体の平面における向きを変えるのに用いられる回転部と、
を有することを特徴とする確認用架台。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記対象物は建物の所定部分であることを特徴とする請求項1記載の確認用架台。
【請求項3】
前記回転部は、前記架台本体を引いてその向きを調整するための線材を含むことを特徴とする請求項1記載の確認用架台。
【請求項4】
前記架台本体の平面位置を測定するためのセンサを有することを特徴とする請求項1記載の確認用架台。
【請求項5】
前記架台本体の向きを測定するためのセンサを有することを特徴とする請求項1記載の確認用架台。
【請求項6】
請求項1記載の確認用架台を用い、対象物の外観を確認する確認方法であって、
前記架台本体に前記対象物のモックアップを設置し、前記吊り部を用いて前記架台本体を前記所定高さまで吊り上げ、
吊り上げた前記架台本体上のモックアップの外観を目視により確認することを特徴とする確認方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物の外観等の事前確認に用いられる確認用架台等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
建物を現場で実際に施工する際に、建物の外観を事前に確認することがある。外観の確認には特許文献1、2のようなコンピュータグラフィクス等が用いられることもあるが、外壁やバルコニーなど建物の一部分の外観を確認するには、モックアップを製作し、仕上がりの質感や形状等を現実空間で目視することも有効である。この際は、通常、原寸大または縮小した定置式のモックアップを地上で製作し、モックアップをその場で視認する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-091738号公報
特許第7130215号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の方法では、地上から任意の高さに設置される建物の外壁やバルコニー等のモックアップを、当該高さに配置した状態で事前確認を行うことができなかった。また、建物の外壁やバルコニーは様々な向きに配置されるが、定置式のモックアップを確認したい方角ごとに製作することは、手間やコストを鑑みると現実的ではなかった。
【0005】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、任意の高さや向きに配置される対象物を事前に確認するための確認用架台等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した課題を解決するための第1の発明は、地上から所定高さの位置に設けられる対象物の事前確認に用いられる確認用架台であって、前記対象物のモックアップを設置するための架台本体と、前記架台本体を上方から吊り下げるのに用いられる吊り部と、前記架台本体の平面における向きを変えるのに用いられる回転部と、を有することを特徴とする確認用架台である。
【0007】
第1の発明の確認用架台では、事前確認の対象物のモックアップを架台本体に設置し、架台本体を吊ったり架台本体の向きを変えたりすることで、モックアップを任意の高さや向きに配置することができる。これにより、モックアップを実際の対象物の高さや向きで配置し、その外観等の確認を容易に行うことができる。
【0008】
前記対象物は、例えば建物の所定部分である。
外壁やバルコニーなど建物の所定部分のモックアップを架台本体に設置すれば、建物の施工前にモックアップを実際の高さや向きで配置し、これを確認することができる。
【0009】
前記回転部は、前記架台本体を引いてその向きを調整するための線材を含むことが望ましい。
これにより、簡単かつ安価な構成で架台本体の向きを調整できる。
【0010】
第1の発明の確認用架台は、前記架台本体の平面位置を測定するためのセンサを有してもよい。また、前記架台本体の向きを測定するためのセンサを有してもよい。
これにより、架台本体の平面位置や向きのセンサによる測定結果に基づき、架台本体の位置や向きを正確に調整できる。
(【0011】以降は省略されています)

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