TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025033714
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139632
出願日2023-08-30
発明の名称ラベル
出願人株式会社フジシール
代理人個人,個人,個人
主分類G09F 3/02 20060101AFI20250306BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】対象物のデザインや表示を隠さずに貼り付けることができ、且つ、環境負荷を低減できる、ラベル(アテンションラベル)を提供すること。
【解決手段】紙基材2は、透明基材3のおもて面側11に配置され、ラベル1のおもて面側から見た平面視において、ラベルは、紙基材の透明基材と重ならない領域である第1領域と、透明基材の紙基材と重ならない領域である第2領域と、第1領域と第2領域の間に介在する、紙基材と透明基材とが重なる領域である第3領域と、を含む。紙基材は、おもて面側の面である第1面、および、裏面側の面である第2面を有し、透明基材は、おもて面側の面である第3面、および、裏面側の面である第4面を有する。平面視における第3領域の少なくとも一部の領域である接着領域において、紙基材の第2面と、透明基材の第3面と、が接着されている。透明基材の第4面は、対象物に貼着可能な貼着部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
おもて面と、対象物に貼着可能な裏面と、を有するラベルであって、
紙材を含む紙基材と、透明性を有する透明基材と、を含む積層体から構成され、
前記紙基材は、前記透明基材の前記おもて面側に配置され、
前記ラベルの前記おもて面側から見た平面視において、前記ラベルは、前記紙基材の前記透明基材と重ならない領域である第1領域と、前記透明基材の前記紙基材と重ならない領域である第2領域と、前記第1領域と前記第2領域の間に介在する、前記紙基材と前記透明基材とが重なる領域である第3領域と、を含み、
前記紙基材は、前記おもて面側の面である第1面、および、前記裏面側の面である第2面を有し、
前記透明基材は、前記おもて面側の面である第3面、および、前記裏面側の面である第4面を有し、
前記平面視における前記第3領域の少なくとも一部の領域である接着領域において、前記紙基材の前記第2面と、前記透明基材の前記第3面と、が接着されており、
前記透明基材の前記第4面は、前記対象物に貼着可能な貼着部を有する、
ラベル。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記透明基材の前記第4面は、前記対象物に貼着不可能な非貼着部をさらに有し、
前記平面視において、前記非貼着部は、前記第3領域と重なり、且つ、前記第1領域と前記第3領域との境界に接している、請求項1に記載のラベル。
【請求項3】
前記透明基材の前記第4面において、
前記貼着部は、粘着層が設けられた部分であり、
前記非貼着部は、粘着層と、該粘着層の表面に接着されたマスク層と、が設けられた部分、または、粘着層が設けられていない部分、である、請求項2に記載のラベル。
【請求項4】
前記平面視において、前記接着領域の外周縁は、前記第3領域の外周縁に対して所定の間隔を空けた内側にある、請求項1に記載のラベル。
【請求項5】
前記平面視において、前記紙基材は、前記透明基材の前記貼着部と重ならない、請求項1に記載のラベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
商品等の対象物に貼り付けられるアテンションラベル(タックラベル、POPラベル)は、商品自体のデザインや種々の表示を隠さないものであることが望ましい。
そのようなアテンションラベルとして、特許文献1(特開2001-134190号公報)には、透明な貼着部を有する第一ラベルと、表示印刷層が設けられた第二ラベルと、を備える多層ラベルが開示される。この多層ラベルの透明な貼着部を容器や包装体に貼り付ければ、商品自体のデザインや表示が隠れない。なお、第一ラベルの材料として、合成樹脂フィルムが挙げられている。
【0003】
特許文献2(特開2021-124595号公報)には、半透明の紙材(グラシン紙、パラフィン紙、硫酸紙等)からなる第1透明基材と、紙材からなる第2透明基材とを、第1透明基材の一部が第2透明基材の一端からはみ出るように貼り合わせてなる、多層ラベルが開示されている。半透明の第1透明基材のはみ出した部分(貼着部)を商品に貼り付ければ、商品表面のデザインや表示を視認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-134190号公報
特開2021-124595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のアテンションラベルにおいて、透明性を有する(透明もしくは半透明の)基材は、樹脂フィルムや、パルプ以外の材料を含む半透明の紙材(パラフィン紙等)であり、紙(パルプ)以外の材料を含む場合がある。
環境負荷を低減する観点からは、アテンションラベルの材料として紙(パルプ)以外の材料を出来るだけ用いないことが望ましい。
【0006】
本発明の目的は、対象物のデザインや表示を隠さずに貼り付けることができ、且つ、環境負荷を低減できる、ラベル(アテンションラベル)を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のラベルは、おもて面と、対象物に貼着可能な裏面と、を有するラベルであって、
紙材を含む紙基材と、透明性を有する透明基材と、を含む積層体から構成され、
前記紙基材は、前記透明基材の前記おもて面側に配置され、
前記ラベルの前記おもて面側から見た平面視において、前記ラベルは、前記紙基材の前記透明基材と重ならない領域である第1領域と、前記透明基材の前記紙基材と重ならない領域である第2領域と、前記第1領域と前記第2領域の間に介在する、前記紙基材と前記透明基材とが重なる領域である第3領域と、を含み、
前記紙基材は、前記おもて面側の面である第1面、および、前記裏面側の面である第2面を有し、
前記透明基材は、前記おもて面側の面である第3面、および、前記裏面側の面である第4面を有し、
前記平面視における前記第3領域の少なくとも一部の領域である接着領域において、前記紙基材の前記第2面と、前記透明基材の前記第3面と、が接着されており、
前記透明基材の前記第4面は、前記対象物に貼着可能な貼着部を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、対象物のデザインや表示を隠さずに貼り付けることができ、且つ、環境負荷を低減できる、ラベル(アテンションラベル)を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のラベルの貼着状態(ラベルが対象物に貼着された状態)を示す側面図である。
実施形態のラベルの側面図である。
実施形態のラベルの分解側面図である。
実施形態のラベルの平面図である。
実施形態のラベルの変形例の側面図である。
実施形態のラベルの別の変形例の貼着状態を示す側面図である。
実施形態のラベルのさらに別の変形例の貼着状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<ラベル>
本実施形態のラベルは、透明性を有する貼着部を有し、この透明性を有する貼着部を対象物(商品等)に貼り付けることで、ラベルが対象物のデザインや表示を隠さない。
また、紙基材と透明基材との積層部分を減らし、ラベル中の透明基材の比率を低減することで、紙以外の材料の比率が低減するため、環境負荷を低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
言語学習用看板
26日前
日本精機株式会社
表示装置
6日前
日本精機株式会社
表示装置
20日前
日本精機株式会社
表示装置
17日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
英語反射ゲームシステム
11日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
6日前
合同会社TTB
壁掛け式名刺ホルダー
28日前
シャープ株式会社
表示装置
13日前
学校法人東京電機大学
複合表示装置
6日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置
4日前
株式会社フジシール
ラベル
1か月前
シャープ株式会社
機器および表示装置
13日前
大和ハウス工業株式会社
端末設置家具
1か月前
リンテック株式会社
ラベル
6日前
株式会社humorous
発光ユニット
21日前
アズビル株式会社
情報処理装置及びプログラム
10日前
小林クリエイト株式会社
ラベル帳票
1か月前
リンテック株式会社
封緘方法
6日前
株式会社島田電機製作所
導光板式ホールランタン
6日前
小林クリエイト株式会社
ラベル帳票
11日前
愛三工業株式会社
表示器
4日前
名伸電機株式会社
封印具
10日前
株式会社JVCケンウッド
表示装置および表示方法
10日前
株式会社JVCケンウッド
表示装置および表示方法
10日前
シャープ株式会社
表示装置およびその制御方法
12日前
株式会社マキタ
表示装置
17日前
西日本旅客鉄道株式会社
視線挙動評価装置
12日前
一般社団法人未来ものづくり振興会
表札
今日
アルプスアルパイン株式会社
表示システム
6日前
個人
記憶支援処理装置および記憶支援プログラム
1か月前
Tianma Japan株式会社
表示装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
投射型表示装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
7日前
国立大学法人 鹿児島大学
プログラム
6日前
株式会社SUBARU
運転訓練装置
6日前
続きを見る