TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025019212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024204309
出願日2024-11-22
発明の名称車載標識装置
出願人大林道路株式会社
代理人個人
主分類G09F 21/04 20060101AFI20250130BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】従来よりも安全かつ効果的に標識の視認性を向上させるとともに、道路運送車両法施行規則に基づく特殊用途自動車である道路維持作業用自動車以外の自動車のルーフ部に設置可能な、車載標識装置を提供する。
【解決手段】道路維持作業用自動車を除く自動車1のルーフ部11に設置する車載標識装置2であって、ルーフキャリア3に設けられる本体枠23と、前記本体枠23に設けられる標識枠回動固定部材25と、前記標識枠回動固定部材25に回動可能に設けられる標識枠21と、前記標識枠21に設けられるとともに車両前方側及び/又は車両後方側に前記自動車1が少なくとも工事関係車両であることを表示する表示体22と、前記標識枠21の両側に設けられるとともに前記ルーフ部11に対して該標識枠21を起こした状態と倒した状態とに変更可能な標識枠支持部材24と、を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
道路維持作業用自動車を除く自動車のルーフ部に設置する車載標識装置であって、
ルーフキャリアに設けられる本体枠と、
前記本体枠に設けられる標識枠回動固定部材と、
前記標識枠回動固定部材に回動可能に設けられる標識枠と、
前記標識枠に設けられるとともに車両前方側及び/又は車両後方側に前記自動車が少なくとも工事関係車両であることを表示する表示体と、
前記標識枠の両側に設けられるとともに前記ルーフ部に対して該標識枠を起こした状態と倒した状態とに変更可能な標識枠支持部材と、を有する
ことを特徴とする車載標識装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記標識枠支持部材は、
略L字形状を有する側面支持部材を備え、
前記側面支持部材に設けられた係止溝において、前記標識枠の側部を係止して該標識枠を起こした状態及び倒した状態で固定することが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の車載標識装置。
【請求項3】
前記標識枠支持部材は、
前記本体枠に設けられる第1係止凸部及び第2係止凸部と、前記標識枠の側部と前記第1係止凸部及び前記第2係止凸部と係止する係止溝を備えた側面支持部とを備え、
前記係止溝に前記標識枠の側部を係止して該標識枠を起こした状態及び倒した状態で固定することが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の車載標識装置。
【請求項4】
前記標識枠支持部材は、
前記本体枠に設けられる摺動部材と、前記標識枠の側部と前記摺動部材の摺動溝とを連結する側面支持部とを備え、
前記側面支持部を前記摺動溝で摺動させることで前記標識枠を起こした状態及び倒した状態で固定することが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の車載標識装置。
【請求項5】
前記標識枠支持部材は、
前記本体枠を任意の位置で挟持することが可能な本体枠挟持部材と、前記標識枠の側部と前記本体枠挟持部材とを連結する側面支持部とを備え、
前記本体枠挟持部材を前記本体枠の任意の位置で挟持することで前記標識枠を起こした状態及び倒した状態で固定することが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の車載標識装置。
【請求項6】
前記本体枠は側面に摺動溝部を有するとともに該摺動溝部を摺動するスライダを有し、
前記標識枠支持部材は、
前記標識枠の側部と前記スライダとを連結する側面支持部を備え、
前記スライダを前記本体枠の任意の位置で固定することで前記標識枠を起こした状態及び倒した状態で固定することが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の車載標識装置。
【請求項7】
車両前方側及び/又は車両後方側の前記表示体を照明する照明手段と、該照明手段からの直接光を遮蔽する遮光手段とを備えている
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車載標識装置。
【請求項8】
前記標識枠内において前記表示体に隣接して発光する警告灯が設けられる
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車載標識装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路運送車両法施行規則に基づく特殊用途自動車である道路維持作業用自動車以外の自動車のルーフ部に設置可能な、車載標識装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、道路運送車両法施行規則に基づく特殊用途自動車である道路維持作業用自動車の車両標識装置として、例えば特許文献1や特許文献2には、黄色や赤色の警告灯を備え、後方を走行する一般車両に対して必要な文字情報等を表示する車載標識装置の発明が開示されている。
【0003】
上記特許文献に開示された車載標識装置を備えた車両は、道路運送車両法施行規則に基づく特殊用途自動車であり、より詳細には道路維持作業用自動車として構造上の基準をクリアする必要がある。これら道路維持作業用自動車を含む特殊用途自動車のナンバープレートには、分類番号として所謂「8ナンバー」が表示され、主に道路を管理する国、自治体、各高速道路株式会社等で使用されている。
【0004】
一方、実際に供用中の道路を規制して工事等が行われる場合には、工事関係者が乗る上記道路維持作業用自動車以外の多くの自動車が規制帯に入って、作業や工事の施工管理業務等を行うこととなる。そして、規制帯内に安全かつ効率的に、工事関係者が乗る自動車と一般通行車両とを区別して誘導員が誘導できるように、従来は図1及び図2に示されるような標識幕を車両の前方及び後方に貼り付けていた。なお、これら標識幕は、当該工事と無関係な場所で取り付けることは禁止されており、工事関係エリア外では速やかに取り外さなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6585895号公報
特許第4100825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
専ら道路維持作業用自動車として使用していない工事関係者が乗る自動車に対しては、標識幕を紐や粘着テープで着脱することになる。しかし、図1(a)に示されるように、リヤガラスの外面に粘着テープで標識幕を取り付けた場合、バックミラーの視界を塞いでしまう上にリヤワイパーも使用できない。加えて、風雨及び/又はリヤワイパーの誤操作により、粘着テープが剥がれて標識幕が道路上に落下したり、リヤワイパーの損傷につながる危険がある。
【0007】
また、図1(b)のようにリヤガラスの内側に標識幕を取り付けた場合は、標識幕が道路上に落下する心配はないものの、バックミラーの視界を塞いでしまう上に、リヤガラスがスモークガラスであると、標識幕の視認性が著しく低下し、一般通行車両との区別が付き難いという問題が生じる。また、図1(c)のようにリヤガラスが大きく傾斜しているような車両にあっては、水平方向から標識幕を見たとき、大きく傾斜して表示内容を読み取ることが困難となる。
【0008】
加えて、車両前方における標識幕の設置形態として、図2(a)に示されるようにダッシュボード上に置いた場合や、図2(b)に示されるようにボンネット上に標識幕を貼り付けたような場合には、図2(a)及び図2(c)からわかるように、誘導員から標識幕が見え難く、誘導員が走行してきた工事関係車両を正しく規制帯に誘導できない可能性もある。
【0009】
そこで本願発明は、従来よりも安全かつ効果的に車両前方側及び/又は車両後方側からの標識の視認性を向上させるとともに、道路運送車両法施行規則に基づく特殊用途自動車である道路維持作業用自動車以外の自動車のルーフ部に設置可能な、車載標識装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、道路維持作業用自動車を除く自動車のルーフ部に設置する車載標識装置であって、ルーフキャリアに設けられる本体枠と、前記本体枠に設けられる標識枠回動固定部材と、前記標識枠回動固定部材に回動可能に設けられる標識枠と、前記標識枠に設けられるとともに車両前方側及び/又は車両後方側に前記自動車が少なくとも工事関係車両であることを表示する表示体と、前記標識枠の両側に設けられるとともに前記ルーフ部に対して該標識枠を起こした状態と倒した状態とに変更可能な標識枠支持部材と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

大林道路株式会社
車載標識装置
5日前
株式会社大林組
サンプリング装置及びサンプリング方法
2か月前
株式会社大林組
UHPFRCによる鋼床版上面増厚補強構造及び鋼床版上面増厚補強工法
5日前
個人
点字表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
6日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
6日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
アズビル株式会社
表示装置
2か月前
個人
英文法学習支援システム
1か月前
日本精機株式会社
インジケータ装置
5日前
大林道路株式会社
車載標識装置
5日前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
18日前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
18日前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
2か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
18日前
個人
九九学習用デジタル教材
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
電子機器
3か月前
株式会社SUBARU
操縦装置
1か月前
第一ビニール株式会社
ポールスタンド
22日前
株式会社原色美術印刷社
樹脂スタンド
25日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
2か月前
株式会社オオサカネーム
発光看板
22日前
東洋ガラス株式会社
厚盛りタックラベル
22日前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
株式会社大阪クリップ
筆記具用グリップ
1か月前
株式会社ゼロナイズ
疑似体験装置
2か月前
キヤノンファインテックニスカ株式会社
記録媒体
2か月前
株式会社パスコ
標高差分図作成装置
18日前
本田技研工業株式会社
地図生成装置
1か月前
個人
音読した言語を審査して結果表示するシステム
1か月前
株式会社NAKAN
保護シート貼付ユニット
19日前
上海天馬微電子有限公司
表示装置
3か月前
続きを見る