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公開番号2025043420
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150663
出願日2023-09-19
発明の名称表示装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G09G 3/30 20060101AFI20250325BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示パネルの寿命を延ばすことができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、複数の発光エリアを含む表示パネルと、前記複数の発光エリアを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、外部から受信した入力映像信号に基づいて前記複数の発光エリアの焼き付きのリスクの度合いを判定し、前記焼き付きのリスクが高いほど、前記複数の発光エリアのうちの基準エリアの輝度に対する前記基準エリアに隣接する周辺エリアの輝度の低下の傾斜のレベルを大きくするように、前記複数の発光エリアの輝度を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の発光エリアを含む表示パネルと、
前記複数の発光エリアを制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
外部から受信した入力映像信号に基づいて前記複数の発光エリアの焼き付きのリスクの度合いを判定し、
前記焼き付きのリスクが高いほど、前記複数の発光エリアのうちの基準エリアの輝度に対する前記基準エリアに隣接する周辺エリアの輝度の低下の傾斜のレベルを大きくするように、前記複数の発光エリアの輝度を制御する、
表示装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記焼き付きのリスクの度合いを、前記入力映像信号により特定される映像を前記表示パネルに表示させる時間に基づいて判定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記焼き付きのリスクの度合いを、前記入力映像信号により特定される映像の放送ジャンルに基づいて判定する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記焼き付きのリスクの度合いを、前記入力映像信号により特定される映像の放送番組名に基づいて判定する、
請求項1に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、マトリックス状に配置されたOLED(Organic Light Emitting Diode)等の自発光素子を有する表示装置の開発が行われている。このような表示装置においては、文字等の情報を含む発光エリアにおいては、画像に白色と黒色との境界線が多い、言い換えると、輝度が100%の領域と輝度が0%の領域との境界線が多い。そのため、その境界線において輝度が100%の領域の焼き付きが際立ってしまうおそれがある。言い換えると、情報量が多い発光エリアほど、焼き付き目立ってしまうおそれがある。
【0003】
そこで、特許文献1に開示された技術によれば、各発光エリアのそれぞれの文字等の情報量を判定する。それにより、その情報量に基づいて、情報量の多い発光エリアの輝度を小さくすることによって、情報量が多い発光エリアの焼き付きを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-237690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1に開示された技術によれば、情報量が多い特定の発光エリアおよびその外側の発光エリアの輝度を低下させているだけである。そのため、複数の発光エリアを構成するいくつかのエリアにおいて、不要な大きさの輝度で発光素子を点灯させている場合がある。この場合、そのようないくつかの発光エリアに含まれる発光素子の寿命が無駄に縮められるおそれがある。その結果、表示パネルの寿命を延ばすことができない。
【0006】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものである。本開示の目的は、表示パネルの寿命を延ばすことたができる表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の表示装置は、複数の発光エリアを含む表示パネルと、前記複数の発光エリアを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、外部から受信した入力映像信号に基づいて前記複数の発光エリアの焼き付きのリスクの度合いを判定し、前記焼き付きのリスクが高いほど、前記複数の発光エリアのうちの基準エリアの輝度に対する前記基準エリアに隣接する周辺エリアの輝度の低下の傾斜のレベルを大きくするように、前記複数の発光エリアの輝度を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1の表示装置の機能ブロック図である。
実施の形態1の表示装置の制御装置が実行する処理を説明するためのフローチャートである。
実施の形態1の表示装置の基準エリアの輝度に対する隣接エリアの輝度の低下の傾斜のレベルが小さい場合を説明するための図である。
実施の形態1の表示装置の基準エリアの輝度に対する隣接エリアの輝度の低下の傾斜のレベルが大きい場合を説明するための図である。
実施の形態2の表示装置の機能ブロック図である。
実施の形態2の表示装置の制御装置が実行する処理を説明するためのフローチャートである。
実施の形態3の表示装置の機能ブロック図である。
実施の形態3の表示装置の制御装置が実行する処理を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態の表示装置を、図面を参照しながら説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
【0010】
(実施の形態1)
図1~図4を用いて、実施の形態1の表示装置を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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