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公開番号2024177815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023096161
出願日2023-06-12
発明の名称エア付与装置、シート給送装置および液体を付与する装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 3/48 20060101AFI20241217BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートの分離性能のばらつきを低減する。
【解決手段】シートの幅方向の端部に対して進退可能に設けられ、前記シートの前記端部の位置を規制する規制部材と、前記シートの前記端部にエアを付与するエア付与部と、を有するエア付与装置であって、前記規制部材の進退動作と連動して前記エアの付与方向を変更する方向変更手段を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シートの幅方向の端部に対して進退可能に設けられ、前記シートの前記端部の位置を規制する規制部材と、
前記シートの前記端部にエアを付与するエア付与部と、
を有するエア付与装置であって、
前記規制部材の進退動作と連動して前記エアの付与方向を変更する方向変更手段を備えることを特徴とするエア付与装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記エア付与部は、前記シートの前記幅方向と直交する方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1記載のエア付与装置。
【請求項3】
前記幅方向と直交する方向は前記シートの搬送方向であり、
複数のエア付与部のうち、前記搬送方向の下流側に設置されたエア付与部は、前記規制部材の進退動作と連動しないことを特徴とする請求項2記載のエア付与装置。
【請求項4】
前記規制部材の進退動作と連動する前記エア付与部の移動量が、複数のエア付与部で異なることを特徴とする請求項2記載のエア付与装置。
【請求項5】
前記規制部材と前記エア付与部との間に、前記規制部材に対する前記エア付与部の初期位置を調整可能にする初期位置調整手段を備えることを特徴とする請求項1記載のエア付与装置。
【請求項6】
前記エア付与部は、前記エアの付与量を調整する調整部材を備えることを特徴とする請求項1記載のエア付与装置。
【請求項7】
前記幅方向と直交する方向は前記シートの搬送方向であり、
前記調整部材は、前記エア付与部のエア付与口が、前記搬送方向と直交する位置から、前記搬送方向の下流側に向かうに従い、前記エア付与口からの前記エアの付与量が小さくなるように、前記エア付与部内に配置されていることを特徴とする請求項6記載のエア付与装置。
【請求項8】
前記調整部材は、複数のエア付与部において、調整範囲を異ならせて設けられることを特徴とする請求項6記載のエア付与装置。
【請求項9】
積み重ねられたシートの幅方向の端部にエアを付与し、前記積み重ねられたシートから分離された最上位のシートを所定方向に給送するシート給送装置において、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載のエア付与装置を備えることを特徴とするシート給送装置。
【請求項10】
シートに液体を付与する液体付与手段と、
前記液体付与手段に向けて前記シートを給送する請求項9記載のシート給送装置と、
を備えることを特徴とする液体を付与する装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エア付与装置、シート給送装置および液体を付与する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、用紙束の側面にエアを吹き付ける複数のサイド吐出ノズルを、サイドフェンスと連動して移動可能に設けたシート給送装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-274837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなシート給送装置においては、エアの吹き付け方向が常に一定であるため、シートのサイズによっては、積み重ねられたシートから最上位のシートをうまく分離させることができない場合があり、分離性能がばらつくという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、シートの幅方向の端部に対して進退可能に設けられ、前記シートの前記端部の位置を規制する規制部材と、前記シートの前記端部にエアを付与するエア付与部と、を有するエア付与装置であって、前記規制部材の進退動作と連動して前記エアの付与方向を変更する方向変更手段を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、シートの分離性能のばらつきを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る液体を付与する装置の一例を示す概略構成図。
液体付与ユニットの一例を示す概略平面図。
実施形態に係るエア付与装置の一例を示す概略平面図。
シートサイズとエア付与の関係を示す説明図。
方向変更手段の構成例を示す要部平面図。
方向変更手段の構成例を示す概略側面図。
エア付与部のエアの流れを示す説明図。
エア付与部の取り付け構成の一例を示す説明図。
エア付与部の初期位置調整手段の一例を示す説明図。
調整部材の配置例を示す概略平面図。
調整部材の別の配置例を示す概略平面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
<液体を付与する装置の概略>
はじめに、図1および図2を用いて液体を付与する装置の概略について説明する。図1は、実施形態に係る液体を付与する装置の一例を示す概略構成図である。図1において、液体を付与する装置は、印刷装置が例示されている。図2は、同印刷装置の液体付与ユニットの一例を示す概略平面図である。
【0010】
印刷装置1は、搬入部10、前処理部20、印刷部30、乾燥部40、反転機構部50および搬出部60を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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