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公開番号
2025007051
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108199
出願日
2023-06-30
発明の名称
樹脂成型品、及び、樹脂成型品の劣化判定方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G01N
17/04 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約
【課題】樹脂成型品を破断することなく、樹脂成型品の劣化を簡単に判定する。
【解決手段】所定の樹脂材料からなる樹脂成型品であって、樹脂成型品10の劣化を判定可能なテストピース20と、テストピース20が着脱可能に設置された保持部11と、が設けられている。そして、保持部11から取り外したテストピース20を用いて樹脂成型品10の劣化の程度が判定される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の樹脂材料からなる樹脂成型品であって、
当該樹脂成型品の劣化を判定可能なテストピースと、
前記テストピースが着脱可能に設置された保持部と、
を備え、
前記保持部から取り外した前記テストピースを用いて当該樹脂成型品の劣化の程度が判定されることを特徴とする樹脂成型品。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記テストピースは、当該樹脂成型品と略同等の強度劣化特性を有する樹脂材料からなることを特徴とする請求項1に記載の樹脂成型品。
【請求項3】
当該樹脂成型品は、機器に装着された状態で露呈しない非外観面を備え、
前記保持部と前記テストピースとは、前記非外観面に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型品。
【請求項4】
当該樹脂成型品は、機器に装着された状態で露呈する外観面を備え、
前記保持部と前記テストピースとは、前記外観面に設置され、少なくとも一方に前記機器に関する情報が表示されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型品。
【請求項5】
1つの前記テストピースと、複数の前記保持部と、が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型品。
【請求項6】
複数の前記テストピースと、前記テストピースの数と同数の複数の前記保持部と、が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型品。
【請求項7】
前記保持部と前記テストピースとは、当該樹脂成型品が設置される機器において当該樹脂成型品に組み付けられる相手部品と当該樹脂成型品とによって形成される空間に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型品。
【請求項8】
前記保持部に装着された状態の前記テストピースは、当該樹脂成型品の変形を減ずるリブとして機能することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型品。
【請求項9】
前記保持部から取り外した前記テストピースを用いて、当該樹脂成型品が設置された機器に設置された別の樹脂成型品の劣化の程度も判定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型品。
【請求項10】
前記保持部と前記テストピースとのうち少なくとも一方に、当該樹脂成型品のリユース回数を特定するための表示がされたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂成型品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、機器を構成する部品など所定の樹脂材料からなる樹脂成型品と、その劣化判定方法と、に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、種々の機器(工業製品)において、構成部品として所定の樹脂材料からなる樹脂成型品(樹脂製部品)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
そして、そのような樹脂成型品は、ひとたび市場での役目を終えて市場から回収された後に、リサイクル工場などで劣化の程度が判定されて、劣化の程度によってリユース(再使用)の可否が判断されている。
【0003】
一方、特許文献1には、計測器を用いて半導体部品収納トレイに孔をあけたときの破断力を計測して、その計測結果からリユースの可否を判別する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の樹脂成型品は、その一部を破断して劣化判定してリユースの可否を判断していたため、外装カバーなど外観が重視される部品として用いることが難しかった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、破断することなく、劣化を簡単に判定することができる、樹脂成型品、及び、樹脂成型品の劣化判定方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における樹脂成型品は、所定の樹脂材料からなる樹脂成型品であって、当該樹脂成型品の劣化を判定可能なテストピースと、前記テストピースが着脱可能に設置された保持部と、を備え、前記保持部から取り外した前記テストピースを用いて当該樹脂成型品の劣化の程度が判定されるものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、破断することなく、劣化を簡単に判定することができる、樹脂成型品、及び、樹脂成型品の劣化判定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における機器を示す斜視図である。
(A)テストピースが装着された状態の樹脂成型品を示す斜視図と、(B)テストピースが取り外された状態の樹脂成型品を示す斜視図と、である。
テストピースを変形させた状態を示す側断面図である。
テストピースの、ひずみと応力との関係を示すグラフである。
変形例1としての、樹脂成型品を示す斜視図である。
変形例2としての、樹脂成型品を示す斜視図である。
変形例3としての、(A)樹脂成型品を示す斜視図と、(B)そのA視方向の側面図と、である。
変形例4としての、樹脂成型品を示す斜視図である。
変形例5としての、樹脂成型品を示す斜視図である。
変形例6としての、樹脂成型品を示す斜視図である。
変形例7としての、機器を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
図1に示すように、機器1には、リユース可能な樹脂成型品10が設置されている。
樹脂成型品10は、所定の樹脂材料(例えば、PC樹脂、PET樹脂、ABS樹脂などである。)からなる。そして、機器1の市場での役目が終わると、機器1が市場から回収されて、リサイクル工場などで機器1から分解された樹脂成型品10の劣化の程度が判定される。そして、その劣化の程度によって、その樹脂成型品10のリユース(再使用)の可否が判断される。
(【0011】以降は省略されています)
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