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公開番号2025001985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023101833
出願日2023-06-21
発明の名称用紙後処理装置および画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 29/52 20060101AFI20241226BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】中継ガイド板の機内外への収納・展開を自動化すること。
【解決手段】画像形成装置に接続する用紙後処理装置3であって、画像形成装置から排出された用紙を用紙後処理装置3に導く中継ガイド板52と、中継ガイド板52と繋がり、中継ガイド板52を、用紙後処理装置3の機内に収納し、機外へ展開させる可動手段(ガイド板可動手段55)と、可動手段を、画像形成装置との接続時に、中継ガイド板52を機外に展開させる展開状態とし、非接続時に、中継ガイド板52を機内に収納する収納状態とする切り替え手段(中継ガイド板移動レバー53)と、を備え、切り替え手段は、用紙後処理装置3の画像形成装置との接続面に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
画像形成装置に接続する用紙後処理装置であって、
前記画像形成装置から排出された用紙を用紙後処理装置に導く中継ガイド板と、
前記中継ガイドと繋がり、前記中継ガイド板を、前記用紙後処理装置の機内に収納し、機外へ展開させる可動手段と、
前記可動手段を、前記画像形成装置との接続時に、前記中継ガイド板を前記機外に展開させる展開状態とし、非接続時に、前記中継ガイド板を前記機内に収納する収納状態とする切り替え手段と、を備え、
前記切り替え手段は、前記用紙後処理装置の前記画像形成装置との接続面に配置されたことを特徴とする用紙後処理装置。
続きを表示（約 680 文字）【請求項２】
前記切り替え手段の姿勢を維持する位置保持手段を、さらに備え、
前記位置保持手段は、前記画像形成装置と接続していない状態では前記接続面から前記切り替え手段を露出した姿勢とする
ことを特徴とする請求項１に記載の用紙後処理装置。
【請求項３】
前記可動手段は、用紙搬送経路の外周に配置された
ことを特徴とする請求項１または２に記載の用紙後処理装置。
【請求項４】
前記中継ガイド板の角度を、前記展開状態と前記収納状態とで変更する姿勢変更機構を、さらに備える
ことを特徴とする請求項１または２に記載の用紙後処理装置。
【請求項５】
前記中継ガイド板は、用紙搬送経路と繋がっており、
前記可動手段は、前記中継ガイド板を、前記用紙搬送経路と繋がっていない側を回転させて収納する
ことを特徴とする請求項１または２に記載の用紙後処理装置。
【請求項６】
前記切り替え手段は、
前記画像形成装置との連結と解除との際に操作される連結操作部と、
前記連結操作部と前記可動手段とに繋がる連結機構とを、備え、
前記中継ガイド板は、前記連結操作部が操作されることにより、前記連結機構を介して展開または収納される
ことを特徴とする請求項１または２に記載の用紙後処理装置。
【請求項７】
用紙に画像を形成する画像形成装置と、
請求項１または２に記載の用紙後処理装置と、
を備えた画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、用紙後処理装置および画像形成システムに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
画像形成システムにおいて、画像形成装置と用紙後処理装置との間で用紙の受け渡しを中継ガイド板で行っている。用紙後処理装置内に中継ガイド板を収納することで、ガイド板の外し忘れに対応するとともに用紙後処理装置を省スペース化する技術が考えられ既に知られている。
例えば、特許文献１には、用紙後処理装置回収時の省スペース化をする目的で、機内外への中継ガイド板の収納・展開をする構成が開示されている。
しかし、収納忘れによるガイド板の破損、展開忘れによる用紙搬送不良という問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明は、中継ガイド板の機内外への収納・展開を自動化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上述した課題を解決するために、本発明は、画像形成装置に接続する用紙後処理装置であって、
前記画像形成装置から排出された用紙を用紙後処理装置に導く中継ガイド板と、
前記中継ガイド板と繋がり、前記中継ガイド板を、前記用紙後処理装置の機内に収納し、機外へ展開させる可動手段と、
前記可動手段を、前記画像形成装置との接続時に、前記中継ガイド板を前記機外に展開させる展開状態とし、非接続時に、前記中継ガイド板を前記機内に収納する収納状態とする切り替え手段と、を備え、
前記切り替え手段は、前記用紙後処理装置の前記画像形成装置との接続面に配置されたものとする。
【発明の効果】
【０００５】
本発明によれば、中継ガイド板の機内外への収納・展開を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体構成例を説明する図である。
用紙後処理装置の構成例を説明する図である。
中継ガイド板可動機構の構成例を説明する図である。
画像形成装置と接続した際の中継ガイド板の状態例を説明する図である。
中継ガイド板の可動機構の詳細構成例を説明する図である。
中継ガイド板角度変更機構の構成例を説明する図である。
中継ガイド板収納機構の構成例を説明する図である。
中継ガイド板可動機構の他の構成例を説明する図である。
図８で説明した接続解除レバーに連動した中継ガイド板展開・収納機構の詳細構成例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
【０００８】
図１に、本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体構成例を説明する図を示す。
画像形成システム１は、画像形成装置２と、用紙後処理装置３とを備える。画像形成装置２と用紙後処理装置３とは、相互に通信可能に接続されている。
画像形成システム１では、画像形成装置２が用紙に画像を形成した後、用紙後処理装置３が画像形成装置２から用紙を受け入れ、受け入れた用紙に各種の後処理を施す。各種の後処理は、例えば、端部綴じ処理、中折り処理等である。中折り処理は、中綴じ処理を含む。このような各種の後処理を行なう用紙後処理装置３は、動作モードとして、排出モードと、端部綴じモードと、中折りモードと、を有している。
【０００９】
画像形成装置２は、公知の構成を有し、一例としては、電子写真方式のカラー画像形成装置として構成することができる。画像形成装置２は、例えば、制御部や、作像部、光書き込み部、給紙部、給紙搬送路、画像読取部、中間転写部、定着部、排紙搬送路、両面搬送路等（いずれも図示せず）を有して、用紙の両面または片面に画像を形成する。
【００１０】
図２に、用紙後処理装置３の構成例を説明する図を示す。
用紙後処理装置３には、画像形成装置２から排出された用紙を受け入れて当該用紙を第１の排紙トレイ１０に排出するための第１の搬送経路Ｐｔ１と、第１の搬送経路Ｐｔ１から分岐して用紙束に端部綴じ処理等を施すための第２の搬送経路Ｐｔ２と、第２の搬送経路Ｐｔ２と接続していて用紙束６に中綴じ中折り処理を施すための第３の搬送経路Ｐｔ３と、が設けられている。各搬送経路Ｐｔ１～Ｐｔ３は、例えばガイド部材（図示せず）等によって形成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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