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公開番号
2025007928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109681
出願日
2023-07-04
発明の名称
筆記デバイス、筆記システム、筆記処理方法及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
3/042 20060101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】従来の技術では、筆記デバイスを用いた筆記動作を行う場合、筆記動作に伴い生じたストローク画像に係る情報を、筆記デバイス以外の装置に記憶させる必要がある、という課題がある。
【解決手段】筆記デバイス3は、筆記デバイス3と通信を行う情報処理装置5が筆記デバイス3と通信可能な状態でない場合、筆記動作に伴う筆記デバイス3の筆記面における開始位置を検出し(ステップS14-3-1)、検出した開始位置に基づいて、筆記動作に伴う筆記デバイス3の筆記面における座標情報を算出し(ステップS14-4)、算出した座標情報を、ストローク画像に係る情報として記憶部3000に記憶させる(ステップS14-5-4)。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
筆記動作に伴う自デバイスの軌跡をストローク画像として生ずることが可能な筆記デバイスであって、
前記ストローク画像に係る情報を記憶する記憶手段と、
前記筆記動作に伴う当該筆記デバイスの前記筆記面における開始位置を検出する検出手段と、
検出した前記開始位置に基づいて、前記筆記動作に伴う当該筆記デバイスの前記筆記面における座標情報を算出する算出手段と、
当該筆記デバイスと通信を行う情報処理装置が当該筆記デバイスと通信可能な状態でない場合、算出した前記座標情報を、前記ストローク画像に係る情報として前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする筆記デバイス。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ストローク画像に係る情報は、複数の前記座標情報と、前記座標情報をそれぞれ識別する識別情報と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の筆記デバイス。
【請求項3】
前記検出手段は、更に、
前記情報処理装置が当該筆記デバイスと通信可能な状態である場合、前記筆記動作に伴う当該筆記デバイスの筆記面における移動量を検出する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記デバイス。
【請求項4】
前記検出手段は、
前記開始位置を当該筆記デバイスに設けられた光センサにより検出し、前記移動量を当該筆記デバイスに設けられた圧力センサにより検出する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記デバイス。
【請求項5】
前記算出手段は、
検出した前記移動量に基づいて、前記座標情報を算出する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記デバイス。
【請求項6】
前記算出手段は、
当該筆記デバイスの前記筆記面における接触有無情報と、当該筆記デバイスの前記筆記面における移動量情報と、に基づいて、当該筆記デバイスの一部が前記筆記面に接触しているときの前記移動量情報の算出と、当該筆記デバイスの前記一部が前記筆記面から離れているときの前記移動量情報の算出と、を繰り返す、
ことを特徴とする1乃至5のいずれか一項に記載の筆記デバイス。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の筆記デバイスであって、更に、
前記情報処理装置が当該筆記デバイスと通信可能な状態である場合、前記移動量を表す移動量情報及び前記座標情報のうち少なくとも一方を前記情報処理装置に対して送信する第1の送信手段、
を有する、
ことを特徴とする筆記デバイス。
【請求項8】
前記第1の送信手段は、
前記移動量情報及び前記座標情報のうち少なくとも一方の情報と、前記筆記動作に伴う筆記関連情報と、を前記情報処理装置に対して送信する、
ことを特徴とする請求項7に記載の筆記デバイス。
【請求項9】
前記筆記関連情報は、前記筆記動作が行われた日時情報又は時刻情報、当該筆記デバイスが存在する位置を表す位置情報、当該筆記デバイスを利用する利用者と同一空間に存在する人に係る人情報のいずれかの情報を表す、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記デバイス。
【請求項10】
前記筆記デバイスは、ペン形状、リング形状、指サック形状の各形状を含み、手若しくは指で把持された状態、又は、前記手若しくは前記指に装着された状態で前記筆記動作が行われる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記デバイス、筆記システム、筆記処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ペン型入力装置によるデータの入力操作、又はペンタブレット等への入力操作によって、手書きデータを記録、管理する技術が知られている。
【0003】
例えば、移動量の検出の高精度化を図ることを目的として、ペン先部のxy平面上の移動方向及び移動量を筆記面上の移動方向及び移動量に補正するペン先座標入力装置に関する技術が知られている(特許文献1参照)。
【0004】
また、ペンの位置座標を取得し、外部のコンピュータとの通信状況に応じて位置座標情報を記憶装置に記録するペンタブレットに関する技術が知られている(特許文献2参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、これら従来の技術では、筆記デバイスを用いた筆記動作を行う場合、筆記動作に伴い生じたストローク画像に係る情報を、筆記デバイス以外の装置に記憶させる必要がある、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、筆記動作に伴う自デバイスの軌跡をストローク画像として生ずることが可能な筆記デバイスであって、前記ストローク画像に係る情報を記憶する記憶手段と、前記筆記動作に伴う当該筆記デバイスの前記筆記面における開始位置を検出する検出手段と、検出した前記開始位置に基づいて、前記筆記動作に伴う当該筆記デバイスの前記筆記面における座標情報を算出する算出手段と、当該筆記デバイスと通信を行う情報処理装置が当該筆記デバイスと通信可能な状態でない場合、算出した前記座標情報を、前記ストローク画像に係る情報として前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を有する、ことを特徴とする筆記デバイスを提供する。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように本発明によれば、筆記デバイスを用いた筆記動作を行う場合、筆記動作に伴い生じたストローク画像に係る情報を、筆記デバイス自身に記憶させることが可能になる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る筆記システムの全体構成の一例を示す図である。
実施形態に係る筆記デバイスの構成の一例を示す図である。
実施形態に係る筆記デバイスに設けられた圧力センサの構成の一例を示す図である。
実施形態に係る筆記デバイスに設けられた光センサの構成の一例を示す図である。
実施形態に係るストローク画像における座標情報の求め方の一例を示す概念図である。
実施形態に係る筆記デバイスをカーソルとして使用する場合のイメージ図であり、(a)は筆記動作に伴う筆記デバイスの移動の様子を示した図、(b)は筆記デバイスの筆記動作に応じた情報処理装置におけるカーソルの移動の様子を示した図である。
実施形態に係る筆記デバイスのハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置のハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る筆記システムの機能構成の一例を示す図である。
実施形態に係る座標情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る座標情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る分割情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る筆記デバイスにおける全体処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る筆記デバイスにおける全体処理のうち、筆記動作中判断処理及び座標情報保存処理を含む処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る筆記デバイスにおける全体処理のうち、筆記動作中判断処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る筆記デバイスにおける全体処理のうち、座標情報保存処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る座標情報管理テーブルの状態の一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る座標情報管理テーブルの他の状態の一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る座標情報管理テーブルの他の状態の一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る座標情報管理テーブルの座標情報保存処理における状態の一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る座標情報管理テーブルの座標情報保存処理における他の状態の一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る座標情報管理テーブルの座標情報保存処理における他の状態の一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る座標情報管理テーブルの座標情報保存処理における他の状態の一例を示す概念図である。
第1の実施形態に係る筆記デバイスにおける全体処理のうち、データ量削減処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る座標情報管理テーブルのデータ量削減処理における状態の一例を示す概念図である。
第2の実施形態に係る筆記デバイスと情報処理装置との間での処理の一例を示すシーケンス図である。
第2の実施形態に係る情報処理装置における筆記データ表示画面の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る情報処理装置における筆記データリプレイ表示画面の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る情報処理装置における筆記データリプレイ表示画面の他の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る情報処理装置における筆記データリプレイ表示画面の他の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る筆記データ表示方法の一例を示す図であり、(a)は筆記デバイスを用いた筆記動作によりストローク画像が重ねて描画された場合の一例を示す図、(b)は重ねて描画されたストローク画像をそれぞれのストローク画像に分解する概念図の一例、(c)は分解したそれぞれのストローク画像を情報処理装置で互いに重ならないように表示させた表示画面の一例である。
第2の実施形態の変形例に係る筆記デバイスと情報処理装置との間での処理の一例を示すシーケンス図である。
第3の実施形態に係る筆記デバイスと情報処理装置との間での処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、発明を実施するための形態について説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する部分があればその説明を省略する。
【0010】
〔第1の実施形態〕
〔筆記システムの全体構成〕
図1は、筆記システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示されているように、筆記システム1は、筆記動作に伴う自デバイスの軌跡をストローク画像として生ずることが可能な筆記デバイス3と、筆記デバイスと通信可能な情報処理装置5と、を有している。また、筆記システム1では、筆記デバイス3と情報処理装置5とは、通信ネットワーク100を介してそれぞれ互いに接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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