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公開番号2025005595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105822
出願日2023-06-28
発明の名称制御装置、制御システム、制御方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類B42D 25/387 20140101AFI20250109BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】来場者の体験を損なうことなく人流を制御する。
【解決手段】不可視光線の下で視認可能となる不可視画像が形成された印刷物を保持した人物が滞在する空間に設置された不可視光源を制御する制御装置が、空間の状態を示す環境情報を取得する環境取得部と、環境情報に基づいて不可視光源から不可視光線を照射する制御を行う照射制御部と、を備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
不可視光線の下で視認可能となる不可視画像が形成された印刷物を保持した人物が滞在する空間に設置された不可視光源を制御する制御装置であって、
前記空間の状態を示す環境情報を取得する環境取得部と、
前記環境情報に基づいて前記不可視光源から前記不可視光線を照射する制御を行う照射制御部と、
を備える制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の制御装置であって、
前記環境情報は、前記空間の混雑状態を含む、
制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の制御装置であって、
前記照射制御部は、前記混雑状態が混雑していないことを示すとき、前記不可視光源から前記不可視光線を照射する制御を行う、
制御装置。
【請求項4】
不可視光線の下で視認可能となる不可視画像が形成された印刷物を保持した人物が滞在する複数の空間それぞれに設置された複数の不可視光源を制御する制御装置であって、
少なくとも1つの前記空間に設置された前記不可視光源から前記不可視光線を照射し、その他の前記空間に設置された前記不可視光源から前記不可視光線を照射しない制御を行う照射制御部を備える、
制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の制御装置であって、
前記空間の状態を示す環境情報を取得する環境取得部と、
前記環境情報に基づいて前記不可視光線を照射する前記不可視光源を選択する光源選択部と、
をさらに備える制御装置。
【請求項6】
請求項5に記載の制御装置であって、
前記環境情報は、前記空間の混雑状態を含み、
前記光源選択部は、前記混雑状態が混雑していないことを示す前記空間に設置された前記不可視光源を選択する、
制御装置。
【請求項7】
請求項2又は6に記載の制御装置であって、
前記環境取得部は、時間帯又は天候に関する情報及び前記混雑状態の履歴情報に基づいて、現在の前記混雑状態を予測する、
制御装置。
【請求項8】
請求項1から6のいずれかに記載の制御装置であって、
前記印刷物は、前記空間を有する施設に入場した人物に配布される、
制御装置。
【請求項9】
請求項8に記載の制御装置であって、
前記印刷物は、うちわ、チケット、パンフレット又はスタンプ台紙を含む、
制御装置。
【請求項10】
請求項8に記載の制御装置であって、
前記施設は、水族館、博物館、テーマパーク又はアミューズメント施設を含む、
制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御システム、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えばコンサート会場、イベント会場、水族館、博物館、テーマパーク又はアミューズメント施設などでは、来場者が非日常的な体験を享受できるように様々な演出が屋内外で行われている。例えば、コンサート会場では、ペンライトなどを来場者に配布し、会場のライトアップに参加してもらうといった演出が行われる場合がある。このような演出では、来場者は、会場の盛り上げに協力することで、会場全体の一体感を体感することができる。
【0003】
また、そのような演出の一つとして、来場者が持参する入場チケット、又は、会場で配布されるチラシ、パンフレット、若しくはポスターなど、会場において来場者が持っている各種印刷物を利用する演出も考えられる。
【0004】
来場者が持っている各種印刷物を利用する演出としては、例えば、アミューズメント施設などの入場チケットの真偽などを確認するため、入場チケットに印刷された不可視画像(可視光線の下では視認しにくいが赤外線又は紫外線などの不可視光線の下では視認できる画像)を利用する例がある。この場合の不可視画像は、数字、文字、バーコード又は二次元コードなど、一色で表現可能な単純な画像である。この例では、アミューズメント施設のスタッフは、ブラックライトが発する紫外線を入場チケットに当てることにより、その入場チケットが偽物であるか否かなどを確認することができる。
【0005】
複数のエリアを来場者が自由に移動する施設などでは、来場者が特定のエリアに集中することがしばしば発生する。例えば、水族館又は博物館などでは、特別展示エリアのような人気や注目度が高いエリアには多くの来場者が留まり、その他のエリアには来場者が集まらないことが起こり得る。
【0006】
例えば、特許文献1には、所定のエリア内の人流を制御する人流制御システムが開示されている。この人流制御システムは、エリアにおける所定時間後の混雑度を推定し、混雑度の推定結果に応じて提示するコンテンツを制御する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来技術では、施設内での来場者の体験を損ねることがある。例えば、特許文献1では、推定混雑度が最も小さい地点を案内することで、混雑が緩和するように来場者を直接誘導している。このような案内は、来場者に混雑状態を意識させることになり、施設内で提供される演出への没入感を阻害することになる。
【0008】
本発明の一実施形態は、上記のような技術的課題を鑑みて、来場者の体験を損なうことなく人流を制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態である制御装置は、不可視光線の下で視認可能となる不可視画像が形成された印刷物を保持した人物が滞在する空間に設置された不可視光源を制御する制御装置であって、空間の状態を示す環境情報を取得する環境取得部と、環境情報に基づいて不可視光源から不可視光線を照射する制御を行う照射制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一実施形態によれば、来場者の体験を損なうことなく人流を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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