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公開番号2024131295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041481
出願日2023-03-16
発明の名称冊子体、及び、構造体
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類B42D 3/18 20060101AFI20240920BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】筆記具を保持し得る使い勝手に優れた冊子体等を提供する。
【解決手段】第一の表紙部である表表紙1、第二の表紙部である裏表紙2、冊子部3、及び、係止部材4とを備えてなる冊子体であって、係止部材4は、筆記具Tに当接するとともに当該筆記具Tを冊子部3の小口端面3mに押し付けて保持する第一の態様(J)と、筆記具Tを保持しない第二の態様(K)とを採り得るものであり、第一、第二の態様(J)、(K)の何れにおいても表表紙1に対して係止可能に設定されている。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
第一の表紙部と、この第一の表紙部の反対側に配設された第二の表紙部と、これら第一の表紙部と第二の表紙部の間に配置され複数枚のシート状物品が積層されてなる冊子部と、前記第二の表紙部に設けられ前記第一の表紙部に係止した場合に前記第一の表紙部と前記第二の表紙部とを閉じた姿勢に保持する係止部材とを備えてなる冊子体であって、
前記係止部材は、筆記具に当接するとともに当該筆記具を前記冊子部の小口端面に押し付けて保持する第一の態様と、前記筆記具を保持しない第二の態様とを採り得るものであり、これら第一、第二の態様の何れにおいても前記第一の表紙部に対して係止可能に設定されている冊子体。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第一、第二の表紙部のそれぞれに、前記小口端面よりも外方に突出した突出部分を有しており、
一対の前記突出部分及び前記小口端面により囲われており前記筆記具の少なくとも一部を収容可能な収容空間が形成されている請求項1記載の冊子体。
【請求項3】
前記係止部材は、両端部が前記第二の表紙部に支持されてなる帯状又は紐状のものであり、
前記筆記具における長手方向一方半部の中間位置及び長手方向他方半部の中間位置に前記係止部材が当接するように、前記係止部材の前記第二の表紙部に対する取付箇所と前記第一の表紙部に対する係止箇所が設定されている請求項1記載の冊子体。
【請求項4】
前記係止部材は、前記第一の表紙部における上下方向中間位置に設けられた単一の引っ掛け片に引っ掛かることにより係止するものである請求項1記載の冊子体。
【請求項5】
前記係止部材は、平帯状をなす伸縮可能なものである請求項1記載の冊子体。
【請求項6】
前記収容空間は、前記第一、第二の表紙部及び前記冊子部の相対移動によって、変容可能に設けられている請求項2記載の冊子体。
【請求項7】
前記第一、第二の表紙部及び前記冊子部の各基端部が軟質状のリング部材によって相対回転可能に繋がっている請求項6記載の冊子体。
【請求項8】
第一の面板部と、この第一の面板部の反対側に配設された第二の面板部と、これら第一の面板部と第二の面板部との間に配置された中間体と、前記第二の面板部に設けられ前記第一の面板部に係止した場合に前記第一の面板部と前記第二の面板部とを閉じた姿勢に保持する係止部材とを備えてなる構造物であって、
前記係止部材は、筆記具に当接するとともに当該筆記具を前記中間体の外向部に押し付けて保持する第一の態様と、前記筆記具を保持しない第二の態様とを採り得るものであり、これら第一、第二の態様の何れにおいても前記第一の面板部に対して係止可能に設定されている構造物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冊子体、及び、構造体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、表裏の表紙に筆記具を挿入可能なループ状の筆記具係着部を有し、表裏の表紙を閉じた姿勢において筆記具も保持可能に構成されたカバーが知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
【0003】
ところが、この種の構成ものでは、表裏の表紙にループ状の筆記具係着部を設けなければならないため、各表紙の構造が複雑化するものとなる。
【0004】
しかも、筆記具係着部は、その大きさが可変のものではないため、保持可能な筆記具の大きさや形状が一定のものに限られるものとなる。つまり、従来のものでは、形状が複雑な筆記具や比較的太い筆記具を柔軟に保持することができないものとなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭57-138674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、筆記具を保持し得る使い勝手に優れた冊子体及び構造体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【0008】
請求項1に記載の発明は、第一の表紙部と、この第一の表紙部の反対側に配設された第二の表紙部と、これら第一の表紙部と第二の表紙部の間に配置され複数枚のシート状物品が積層されてなる冊子部と、前記第二の表紙部に設けられ前記第一の表紙部に係止した場合に前記第一の表紙部と前記第二の表紙部とを閉じた姿勢に保持する係止部材とを備えてなる冊子体であって、前記係止部材は、筆記具に当接するとともに当該筆記具を前記冊子部の小口端面に押し付けて保持する第一の態様と、前記筆記具を保持しない第二の態様とを採り得るものであり、これら第一、第二の態様の何れにおいても前記第一の表紙部に対して係止可能に設定されている冊子体である。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記第一、第二の表紙部のそれぞれに、前記小口端面よりも外方に突出した突出部分を有しており、一対の前記突出部分及び前記小口端面により囲われており前記筆記具の少なくとも一部を収容可能な収容空間が形成されている請求項1記載の冊子体である。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記係止部材は、両端部が前記第二の表紙部に支持されてなる帯状又は紐状のものであり、前記筆記具における長手方向一方半部の中間位置及び長手方向他方半部の中間位置に前記係止部材が当接するように、前記係止部材の前記第二の表紙部に対する取付箇所と前記第一の表紙部に対する係止箇所が設定されている請求項1記載の冊子体である。
(【0011】以降は省略されています)

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