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公開番号2025009600
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023120295
出願日2023-07-05
発明の名称クリアファイル
出願人株式会社Luciaube
代理人
主分類B42F 7/00 20060101AFI20250109BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】 書類にホッチキス留めをするための穴を設けたクリアファイルを提供する。
【解決手段】 クリアファイルの端部に、穴または切り欠きなどの、表シートから裏シートに至る貫通部を設けたことを特徴とするクリアファイル。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
矩形形状の台紙を二つ折りして表シートと裏シートを形成し、二つ折りの裏側の対向する面の下辺を接着して構成されるクリアファイルであって、クリアファイルの端部に表シートから裏シートに至る貫通部を設けたことを特徴とするクリアファイル。
続きを表示(約 99 文字)【請求項2】
貫通部が穴であることを特徴とする請求項1に記載のクリアファイル。
【請求項3】
貫通部が切り欠きであることを特徴とする請求項1に記載のクリアファイル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、書類にホッチキス留めをするための穴を設けたクリアファイルに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ホッチキス留めの際に紙の束がずれることを防止するために、ホッチキスに連結して使用するステープラー用の紙揃え装置(特許文献1参照)や、二つのホッチキスを連結した構造のダブルパンチホツチキス(特許文献2参照)があった。
また、視覚障がい者が収容された書類の分類、検索を容易にする目的で、端部に形状や位置が異なる切り欠きを形成するクリアファイル(特許文献3参照)があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-88168号公報
実全昭54-084690号公報
実用新案登録第3236357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、これらの先行技術には次のような問題点があった。
(イ)特許文献1および特許文献2に記載の先行技術は、専用の装置を設置する必要があり、いずれの先行技術も汎用性が無く、未使用時の保管場所の確保や資産の有効活用の点で問題があった。
(ロ)特許文献1および特許文献2に記載の先行技術は、装置が大きく嵩張り、日常的に鞄等に入れて持ち運ぶことが難しく、必要なときに必要な場所で取り出して使用することができなかった。
(ハ)特許文献3に記載の先行技術は、切り欠きの形状と位置の違いにより挟み込まれた書類を識別するためのものであり、切り欠きの形状と位置が各々異なるため、紙の束の決められた位置に整然と、紙の束をずらすこと無く、ホッチキス留めをすることはできなかった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
矩形形状の台紙を二つ折りして表シートと裏シートを形成し、二つ折りの裏側の対向する面の下辺を接着して構成されるクリアファイルの端部に、表シートから裏シートに至る貫通部として、穴または切り欠きを設ける。このとき、貫通部は穴のみであっても切り欠きのみであってもよく、穴と切り欠きの任意の組み合わせであってもよい。
以上を特徴とするクリアファイルである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のクリアファイルに書類の束を挟み込んで書類の束の端を揃えた後に、設けられた穴または切り欠きの部分でホッチキス留めをし、そのまま書類の保管や送付などの用途に流用することができる。このため、きわめて汎用性が高く資産を有効に活用することができる。また本発明のクリアファイルは薄く嵩張らないため、ホッチキスと共に容易に鞄等に入れて持ち運ぶことができ、必要なときに必要な場所で取り出して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
貫通部が穴である本発明の正面図である。
貫通部が穴である本発明の展開図である。
貫通部が切り欠きである本発明の正面図である。
貫通部が切り欠きである本発明の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
矩形状のシートを折曲辺(3)で折り曲げ、表シート(1)と裏シート(2)を形成する。次いで、表シート(1)と裏シート(2)を接着部(7)で接着し、クリアファイル(10)を得る。このクリアファイル(10)の端部に、表シート(1)から裏シート(29)までを貫通した穴(4)または切り欠き(5)を設ける。なお、穴(4)および切り欠き(5)は、クリアファイル(10)を形成する前に、表シート(1)と裏シート(2)を貫通した形状になるよう所定の位置に形成しておいてもよく、折曲辺(3)側に設けられても、指かけ(指ぬき)(6)側に設けられてもよく、折曲辺(3)側および指かけ(指ぬき)(6)側の両方に設けられてもよい。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、クリアファイル(10)にホッチキス留めをする紙の束を挟み込み紙の束の端を揃えた後、設けられた穴(4)または切り欠き(5)の部分でホッチキス留めを行う。ホッチキス留めが終わった紙の束は、そのままクリアファイル(10)に挟み込んだまま書類の保管や送付などを行うことができる。
【符号の説明】
【0009】
1 表シート
2 裏シート
3 折曲辺
4 穴
5 切り欠き
6 指かけ(指ぬき)
7 接着部
10 クリアファイル

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