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公開番号
2025009606
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023121133
出願日
2023-07-07
発明の名称
ブッククロス
出願人
ダイニック株式会社
代理人
主分類
B42D
3/02 20060101AFI20250110BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】環境適合型材料を用いたブッククロスであって、同時に表面強度、非白化性、耐カール性、ヒートシール性、耐ブロッキング性、剛軟度などに優れた品質を保持するブッククロスを提供する。
【解決手段】基材上に少なくともバイオマスポリオレフィン系樹脂と水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーと着色剤とを含む着色層が積層された積層体であって、バイオマスポリオレフィン系樹脂が1から50重量部、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーが30から70重量部の配合であることを特徴とするブッククロスに係る。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
基材上に少なくともバイオマスポリオレフィン系樹脂と水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーと着色剤とを含む着色層が積層された積層体であって、バイオマスポリオレフィン系樹脂が1から50重量部、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーが30から70重量部の配合であることを特徴とするブッククロス。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
着色層にα-オレフィンコポリマーを含むことを特徴とする請求項1に記載のブッククロス。
【請求項3】
着色層が、バイオマスポリオレフィン系樹脂が1から50重量部、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーが30から70重量部、α-オレフィンコポリマーが1から40重量部の配合であることを特徴とする請求項2に記載のブッククロス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、書籍、ファイル、バインダー、ダイアリー、ノート等の装丁、文具ケース、化粧品や貴金属等の宝飾ケース等の表貼りに用いられるブッククロスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【技術分野】
【0002】
従来から、書籍、ファイル、バインダー、ダイアリー、ノート等の装丁、文具ケース、化粧品や貴金属等の宝飾ケース等の表貼りに用いられるブッククロスとして、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂と紙とを貼り合わせたビニルペーパーと呼ばれるものが広く用いられている。
【0003】
また、燃焼時に発生する有毒ガスによる環境汚染の問題があるポリ塩化ビニルを使用しないブッククロスとして、主にポリプロピレン(PP)系樹脂を主体としたフィルムを紙に貼り合わせたオレフィンペーパーと呼ばれるものが用いられている。
【0004】
製本やケース貼り合わせ等に要求されるブッククロスの品質には、表面強度、非白化性、耐カール性、ヒートシール性、耐ブロッキング性、剛軟度などがある。表面強度、非白化性、耐カール性、ヒートシール性、耐ブロッキング性、剛軟度などに優れた品質を保持するブッククロスの技術として、例えば特許文献1には基材上に少なくともポリプロピレン樹脂と水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーと着色剤とを含む着色層が積層された積層体を使用する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【0005】
特開2009-18557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のブッククロスにおいて、その樹脂は、主に石油由来のプラスチック樹脂が使用されている。
【0007】
しかしながら、近年急速に浮上してきた環境意識の高まりから、石油由来のプラスチック樹脂を、植物由来の材料によって置き換えてゆく試みもなされている。このうち植物由来のプラスチックは、バイオマスプラスチックとして環境適合型プラスチック材料として注目を集めており、用途が広がりつつある。
【0008】
従って、本発明の主な目的は、環境適合型材料を用いたブッククロスであって、同時に表面強度、非白化性、耐カール性、ヒートシール性、耐ブロッキング性、剛軟度などに優れた品質を保持するブッククロスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、従来技術の問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、特定の部材からなるブッククロスを採用することにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明は、下記のブッククロスに係る。
1.基材上に少なくともバイオマスポリオレフィン系樹脂と水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーと着色剤とを含む着色層が積層された積層体であって、バイオマスポリオレフィン系樹脂が1から50重量部、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーが30から70重量部の配合であることを特徴とするブッククロス。
2.着色層にα-オレフィンコポリマーを含むことを特徴とする前記項1に記載のブッククロス。
3.着色層が、バイオマスポリオレフィン系樹脂が1から50重量部、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーが30から70重量部、α-オレフィンコポリマーが1から40重量部の配合であることを特徴とする前記項2に記載のブッククロス。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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