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公開番号
2025012572
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115489
出願日
2023-07-13
発明の名称
クリップ
出願人
株式会社ユニオン産業
代理人
個人
,
個人
主分類
B42F
1/02 20060101AFI20250117BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】部品点数が少なく構造が簡単で組立作業も容易なクリップを提供すること。
【解決手段】対向して設置した第1,第2のクリップ本体10-1,2の間に弾発体50を設置し、弾発体50の両端を第1,第2のクリップ本体10-1,2に設けた取付部15にそれぞれ取り付けたクリップ1-1である。弾発体50によって第1,第2のクリップ本体10-1、2を揺動自在に支持する。板バネ製の弾発体50は、湾曲部51と、一対のアーム部53と、アーム部53中に設けられるクリップ本体取付部61とを具備する。クリップ本体取付部61は、一対のスリット55間に係止部57を設け、且つ両スリット55の外側に一対の固定部59を設けて構成される。第1,第2のクリップ本体10-1,2には、弾発体50の固定部59を挿入する固定部挿入部19と、弾発体50の係止部57に係止する被係止部17とを設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
一端側に挟持部、他端側につまみ部をそれぞれ設けた第1のクリップ本体及び第2のクリップ本体を対向して設置し、
前記第1のクリップ本体と前記第2のクリップ本体の対向面である弾発体取付面の間に弾発体を設置し、
前記弾発体の両端にそれぞれ設けたクリップ本体取付部を、それぞれ前記第1のクリップ本体の弾発体取付面に設けた取付部と前記第2のクリップ本体の弾発体取付面に設けた取付部に取り付けることで、前記弾発体によって前記第1のクリップ本体と前記第2のクリップ本体とを揺動自在に支持すると同時に前記第1のクリップ本体の挟持部と前記第2のクリップ本体の挟持部とを前記弾発体の弾発力によって弾接させる構造であり、
前記弾発体は、板ばねの中央を湾曲させた湾曲部と、前記湾曲部の両側から延びる一対のアーム部と、前記一対のアーム部中に設けられる前記クリップ本体取付部とを具備し、
前記弾発体のクリップ本体取付部は、前記アーム部の先端辺に一対のスリットを併設することで両スリット間に係止部を設け、且つ前記両スリットの外側に一対の固定部を設けて構成され、
前記第1のクリップ本体の取付部と前記第2のクリップ本体の取付部は、前記弾発体の固定部を挿入して前記アーム部の前記弾発体取付面からの離間を規制する固定部挿入部と、前記弾発体の係止部に係止して前記アーム部の前記弾発体取付面上での移動を規制する被係止部とを有して構成されていることを特徴とするクリップ。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のクリップであって、
前記弾発体の係止部は、当該係止部内に係止用開口を設けて構成されており、
前記第1のクリップ本体の被係止部と前記第2のクリップ本体の被係止部は、前記弾発体の係止用開口に係止される突起によって構成されていることを特徴とするクリップ。
【請求項3】
請求項2に記載のクリップであって、
前記第1のクリップ本体の固定部挿入部と前記第2のクリップ本体の固定部挿入部は、前記弾発体の一対の固定部を、挟持部側からつまみ部側に向けてスライド自在に挿入する挿入溝を有して構成されていることを特徴とするクリップ。
【請求項4】
請求項3に記載のクリップであって、
前記第1のクリップ本体の固定部挿入部と前記第2のクリップ本体の固定部挿入部は、前記弾発体取付面の前記被係止部を囲む四角形の内の前記挟持部側の辺を除く3辺を有する凸条部によって構成され、
前記凸条部の3辺の内の前記挟持部側からつまみ部側を見て左右の辺の対向する内側面に前記挿入溝を設け、
前記凸条部の3辺の内の中央の辺の内側面を前記弾発体のアーム部の先端辺を当接させる当接部としたことを特徴とするクリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、書類を挟んで固定したり、開封した袋の口を閉じたりする等の各種用途に使用されるクリップに関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、一端側に挟持部、他端側につまみ部をそれぞれ設けた一対のクリップ本体を揺動自在に連結し、その連結軸回りにバネ(弾発体)を取り付けて前記一対のクリップ本体の挟持部同士を弾接させる構造のクリップがあった(例えば特許文献1参照)。この種のクリップによれば、両者のつまみ部を挟持することで、前記バネの弾発力に抗して両挟持部間を開き、書類などを挟んで固定したり、開封した袋の口を閉じたりすること等を容易に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-180164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上記従来のクリップには、以下のような課題があった。
(1)両クリップ本体に、両クリップ本体間を揺動自在に連結させる連結構造を形成しなければならないので、両クリップ本体の構造が複雑になってしまう。また別途軸部材などを取り付けることで両クリップ本体間を揺動自在に連結しようとした場合、部品点数が増加してしまう。
【0005】
(2)両クリップ本体間を揺動自在に連結させたり、両クリップ本体の間にバネを取り付けたりする組立作業が煩雑になってしまう。
【0006】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、部品点数が少なく、構造が簡単で組立作業も容易に行えるクリップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るクリップは、一端側に挟持部、他端側につまみ部をそれぞれ設けた第1のクリップ本体及び第2のクリップ本体を対向して設置し、前記第1のクリップ本体と前記第2のクリップ本体の対向面である弾発体取付面の間に弾発体を設置し、前記弾発体の両端にそれぞれ設けたクリップ本体取付部を、それぞれ前記第1のクリップ本体の弾発体取付面に設けた取付部と前記第2のクリップ本体の弾発体取付面に設けた取付部に取り付けることで、前記弾発体によって前記第1のクリップ本体と前記第2のクリップ本体とを揺動自在に支持すると同時に前記第1のクリップ本体の挟持部と前記第2のクリップ本体の挟持部とを前記弾発体の弾発力によって弾接させる構造であり、前記弾発体は、板ばねの中央を湾曲させた湾曲部と、前記湾曲部の両側から延びる一対のアーム部と、前記一対のアーム部中に設けられる前記クリップ本体取付部とを具備し、前記弾発体のクリップ本体取付部は、前記アーム部の先端辺に一対のスリットを併設することで両スリット間に係止部を設け、且つ前記両スリットの外側に一対の固定部を設けて構成され、前記第1のクリップ本体の取付部と前記第2のクリップ本体の取付部は、前記弾発体の固定部を挿入して前記アーム部の前記弾発体取付面からの離間を規制する固定部挿入部と、前記弾発体の係止部に係止して前記アーム部の前記弾発体取付面上での移動を規制する被係止部とを有して構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、第1のクリップ本体と第2のクリップ本体と弾発体の3部品のみでクリップを構成することができる。
また弾発体が第1のクリップ本体と第2のクリップ本体とを揺動自在に支持する構成なので、第1のクリップ本体と第2のクリップ本体間を直接連結する連結機構を設ける必要が無く、第1のクリップ本体と第2のクリップ本体の構造の簡素化を図ることができる。
弾発体の固定部を、第1のクリップ本体と第2のクリップ本体それぞれの固定部挿入部に挿入してアーム部の弾発体取付面からの離間を規制し、且つ弾発体の係止部を、第1のクリップ本体と第2のクリップ本体それぞれの被係止部に係止してアーム部の弾発体取付面上での移動を規制するので、容易且つ確実に弾発体の両アーム部を第1のクリップ本体と第2のクリップ本体に固定することができる。
【0008】
また本発明は、上記特徴に加え、前記弾発体の係止部は、当該係止部内に係止用開口を設けて構成されており、前記第1のクリップ本体の被係止部と前記第2のクリップ本体の被係止部は、前記弾発体の係止用開口に係止される突起によって構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、弾発体の一対の係止用開口に、第1のクリップ本体と第2のクリップ本体それぞれの被係止部を係止するだけで、容易にアーム部の弾発体取付面上での移動を規制することができる。
【0009】
また本発明は、上記特徴に加え、前記第1のクリップ本体の固定部挿入部と前記第2のクリップ本体の固定部挿入部は、前記弾発体の一対の固定部を、挟持部側からつまみ部側に向けてスライド自在に挿入する挿入溝を有して構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、弾発体の一対の固定部を、第1のクリップ本体と第2のクリップ本体それぞれの挿入溝にスライド自在に挿入するだけで、容易にアーム部の弾発体取付面からの離間を規制することができる。
【0010】
また本発明は、上記特徴に加え、前記第1のクリップ本体の固定部挿入部と前記第2のクリップ本体の固定部挿入部は、前記弾発体取付面の前記被係止部を囲む四角形の内の前記挟持部側の辺を除く3辺を有する凸条部によって構成され、前記凸条部の3辺の内の前記挟持部側からつまみ部側を見て左右の辺の対向する内側面に前記挿入溝を設け、前記凸条部の3辺の内の中央の辺の内側面を前記弾発体のアーム部の先端辺を当接させる当接部としたことを特徴としている。
本発明によれば、第1のクリップ本体と第2のクリップ本体にそれぞれ凸条部を設けることで、一対ずつの挿入溝を容易に形成することができ、同時にアーム部の先端辺を当接部に当接させることで、アーム部の弾発体取付面上での移動を規制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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