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公開番号2025082849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2024201166
出願日2024-10-30
発明の名称起立する台紙
出願人有限会社ライト工房
代理人
主分類B42D 5/04 20060101AFI20250522BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】他部材を要せずに起立する台紙の提供。
【解決手段】長方形の台紙に折り筋または台紙が切断しない切り込みを入れ2つ折りして前部支持板1と後部支持板2を構成し、一方の支持板に開閉角度固定片Aと窓の切り込みと折り筋を設けもう一方の支持板に開閉角度保持穴切り込みを設け開閉角度固定片Aが開閉角度保持穴Bに挿入して係止し着脱自在であり他部材を要せずに起立することを特徴とする台紙と前部支持板1と後部支持板2に横長スリットを設け係止具を装着する台紙でありまた併せて台紙上部に円や半円など物品の形状に合わせた切り抜きを設け物品を支持することが出来る台紙。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前記長方形の台紙に前記折り筋または台紙が切断しない切り込みを入れ2つ折りして前記前部支持板と前記後部支持板を構成し、前記一方の支持板に前記開閉角度保持穴切り込みを設け、前記他方の支持板に前記開閉角度固定部切り込みと折り筋を設け前記開閉角度固定片が前記開閉角度保持穴に係止し着脱自在であり他部材を要せずに起立することを特徴とする台紙。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記一方の支持板に前記開閉角度保持穴切り込みを設け、前記他方の支持板に設けた前記開閉角度固定片の先端部分に前記突片と前記山形と谷形の凹みを複数設けたことを特徴とする請求項1に記載する台紙。
【請求項3】
前記長方形の台紙に前記台紙が切断しない切り込みまたは押し筋を入れ前記台紙が切断しない切り込みまたは押し筋に連接して前記接着剤浸透溝切り込みまたは押し筋を設けたことを特徴とする請求項2に記載する台紙。
【請求項4】
前記前部支持板と前記後部支持板の上部に前記凸部を有する横長スリットを設けたことを特徴とする請求項2に記載する台紙。
【請求項5】
前記前部支持板と前記後部支持板に設けた前記横長スリットに挿入される前記係止具を有し、前記係止具には前記挿入側端部と前記係止側端部を備え前記挿入側端部には前記横長スリットの凸部と嵌合する前記係止具スリットと前記係止具先端両側面の挿入側突片を設け前記係止側端部には前記横長スリットの凸部と嵌合する前記係止具スリットと前記横長スリットに係止するための前記係止具後端両側面の係止側段差部を設けた前記係止具を装着したことを特徴とする請求項4に記載する台紙。
【請求項6】
前記台紙の前記折り筋または前記台紙が切断しない切り込みに連接して前記前部支持板と前記後部支持板に前記半円状の切り抜きを設けたことを特徴とする請求項2に記載する台紙。
【請求項7】
前記折り筋または前記台紙が切断しない切り込みに連接または近接して前記ミシン目や折り筋を含む形状自在な切り込みを入れたことを特徴とする請求項2に記載する台紙。
【請求項8】
前記台紙の前記前部支持板と前記後部支持板の上部に複数の前記横長スリットを設け複数の前記係止具を装着したことを特徴とする請求項5に記載する台紙。
【請求項9】
前記台紙に設けた複数の前記横長スリットに複数の前記係止具の前記係止具後端両側面の係止側段差部を連結し一体とした前記係止具を装着したことを特徴とする請求項5に記載する台紙。
【請求項10】
前記台紙に複数の前記横長スリットを設け前記台紙の上端中央部に前記吊り下げ部突出穴を設け、複数の前記係止具の前記係止具後端両側面の係止側段差部を連結し一体とした前記係止具の段差部に前記吊り下げ部を付加した前記係止具を装着したことを特徴とする請求項5に記載する台紙。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、起立する台紙に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の各種受付や会議や式場等に於ける表示具は、側面視ほぼ三角形の台紙や樹脂製の表示具であり、氏名や内容等をプリンター等で直接に表示具に容易に印刷し記載することが難しかった。また卓上カレンダーに於ける厚紙を使用した起立支持具に見られるように三角形を閉じた形状の支持具があったが製作工程が改良されておらず、接着剤や粘着テープなどを使用せずに紙のみで安定起立する台紙では無かった。また起立支持具が卓上に起立する形式を本出願人が提案(特許文献1参照)しているが係止具を安定させる方法が考慮されておらなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-153208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、長方形の台紙に折り筋または台紙が切断しない切り込みを入れ2つ折りして前部支持板と後部支持板を構成し、一方の支持板に開閉角度保持穴部(開閉角度保持穴最広部と開閉角度保持穴係止部と開閉角度保持穴最狭部からなり、以下開閉角度保持穴と称する場合もある)切り込みを設け、他方の支持板に開閉角度固定片部(開閉角度固定片突片部と開閉角度固定片係止部と開閉角度固定片最狭部または開閉角度固定片の山形と谷形の凹み部とからなり、以下開閉角度固定片と称する場合もある)切り込みと前記開閉角度固定片に連接する窓と折り筋を設け、前記開閉角度固定片が前記開閉角度保持穴に係止し着脱自在であり他部材を要せずに起立することを特徴とする台紙を提供する。
【0005】
また前記台紙には前記前部支持板と前記後部支持板の上部に凸部を有する横長スリット(凸部を有する横長スリットは、以下前記横長スリットと称する場合もある)または長方形や半円状の切り抜きまたは一部が断続する切り込み(一部が断続する切り込みは、以下ミシン目と称する場合もある)や折り筋を有する切り込みを新たに設けることが出来る。また台紙に用紙または暦票(用紙または暦票は、以下用紙と称する場合もある)を接着する場合は、当該支持板上部の台紙が切断しない切り込みまたは押し筋に連接して台紙に前記用紙または暦票を接着剤で接着(台紙上部に前記用紙または暦票を接着剤で接着することを、以下前記天糊りまたは前記天糊付けと称する場合もある)する場合は、前記用紙または暦票上部と台紙上部の断面を揃え連続して接着するので台紙に接する前記用紙または暦票が剥がれないように接着剤浸透溝切り込みまたは接着剤浸透溝押し筋(接着剤浸透溝切り込みまたは接着剤浸透溝押し筋は、以下接着剤浸透溝と称する場合もある)を複数設け接着剤を浸透させ台紙に接する前記用紙または暦票と台紙の接着を強化する。
【0006】
さらに起立支持具が卓上に起立する形式を本出願人が提案(特許文献1参照)しているが係止具を安定させる方法が考慮されてなかったので、前記前部支持板と前記後部支持板に前記凸部を有する横長スリットを設けた台紙に横長スリット凸部に嵌合するスリット(横長スリット凸部に嵌合するスリットは、以下前記係止具スリットと称する場合もある)を設けた係止具(前記係止具スリットを設けた係止具は、以下前記係止具と称する場合もある)を装着して前記係止具の前後左右の動きを抑制して安定させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以上の問題を解決するためになされたものであって、第1の発明は、前記長方形の台紙に前記折り筋または台紙が切断しない切り込みを入れ2つ折りして前記前部支持板と前記後部支持板を構成し、前記一方の支持板に前記開閉角度保持穴切り込みを設け、前記他方の支持板に前記開閉角度固定部切り込みと折り筋を設け前記開閉角度固定片が前記開閉角度保持穴に係止し着脱自在であり他部材を要せずに起立することを特徴とする台紙である。
【0008】
第2の発明は、前記一方の支持板に前記開閉角度保持穴切り込みを設け、前記他方の支持板に設けた前記開閉角度固定片の先端部分に前記突片と前記山形と谷形の凹みを複数設けたことを特徴とする請求項1に記載する台紙である。
【0009】
第3の発明は、前記長方形の台紙に前記台紙が切断しない切り込みまたは押し筋を入れ前記台紙が切断しない切り込みまたは押し筋に連接して前記接着剤浸透溝切り込みまたは押し筋を設けたことを特徴とする請求項2に記載する台紙である。
【0010】
第4の発明は、前記前部支持板と前記後部支持板の上部に前記凸部を有する横長スリットを設けたことを特徴とする請求項2に記載する台紙である。
(【0011】以降は省略されています)

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