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公開番号2024131293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041479
出願日2023-03-16
発明の名称構造体
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類B42F 13/16 20060101AFI20240920BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】係止片に対して係止部材が好適に係り合うだけでなく収納時や運搬時において係止片が嵩張り難い設計の自由度に優れた構造体を提供する。
【解決手段】構造体であるリングノートは、係止片12が設けられた第一の表紙部たる表表紙1と、表表紙1の反対側に配設された第二の表紙部たる裏表紙2と、裏表紙2に設けられ係止片12に対して係止可能に構成された係止部材4とを備えてなるものであり、係止片12にヒンジ部Hが設けられた構成をなしている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
係止片が設けられた第一の表紙部と、この第一の表紙部の反対側に配設された第二の表紙部と、この第二の表紙部に設けられ前記係止片に対して係止可能に構成された係止部材とを備えてなる構造体であって、
前記係止片にヒンジ部が設けられている構造体。
続きを表示（約 710 文字）【請求項２】
前記係止片が、前記第一の表紙部の基端方向に凸をなすように当該第一の表紙部にスリットを形成することにより設けられている請求項１記載の構造体。
【請求項３】
前記係止片が、前記第一の表紙部に略Ｕ字形状をなすスリットを形成することにより設けられたものである請求項２記載の構造体。
【請求項４】
前記係止片が、前記第一の表紙部に略コ字形状をなすスリットを形成することにより設けられたものである請求項２記載の構造体。
【請求項５】
前記第一の表紙部が、略平板状をなしたものであり、
前記係止片における前記ヒンジ部よりも先端側の部分が、前記第一の表紙部の外面よりも外側に位置し得るように構成されている請求項２記載の構造体。
【請求項６】
前記係止部材が、伸縮性を有した帯状又は紐状のものである請求項２記載の構造体。
【請求項７】
前記第一の表紙部に、前記スリットに連続させて前記係止片の基端部近傍に切欠部が形成されたものであり、
前記切欠部に、前記係止片に係止した前記係止部材の一部分が収まるように構成されている請求項６記載の構造体。
【請求項８】
前記切欠部と前記スリットとの境界部分が滑らかに連続するように構成されている請求項７記載の構造体。
【請求項９】
前記切欠部が略扇状に形成されたものである請求項７記載の構造体。
【請求項１０】
前記第一の表紙部と前記第二の表紙部との間に複数枚のシート状物品が積層されてなる冊子部が配設されたものである請求項１記載の構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、第一、第二の表紙部を有する構造体に関する。
続きを表示（約 870 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、閉じ姿勢に保持するためのバンドを有した種々の手帳が知られている（例えば、特許文献１を参照）。
【０００３】
ところで、この種の手帳におけるバンドは、表表紙及び裏表紙の各外面を略環状に囲うことにより、裏表紙に対して表表紙が開かないように姿勢保持し得るものとなっている。
【０００４】
ところが、かかる構成のものであると、バンドを表表紙と裏表紙の外側に囲わせる作業が煩わしいものとなっていた。
【０００５】
しかも、かかる構成のバンドは、表表紙及び裏表紙における各一端から他端の間の外側全域に掛け渡されるものとなるため、表表紙及び裏表紙の各外面に対して広範囲に突出する構造とならざるを得ず、収納時や運搬時において嵩張り易いという不具合が生じていた。
【０００６】
なお、以上の事情は、バンドを設けた手帳に限られるものではなく、係止部材を設けた構造体全般においても同様である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
特許第６８７５０３１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、係止片に対して係止部材が好適に係り合うだけでなく収納時や運搬時において係止片が嵩張り難い設計の自由度に優れた構造体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【００１０】
請求項１に記載の発明は、係止片が設けられた第一の表紙部と、この第一の表紙部の反対側に配設された第二の表紙部と、この第二の表紙部に設けられ前記係止片に対して係止可能に構成された係止部材とを備えてなる構造体であって、前記係止片にヒンジ部が設けられている構造体である。
（【００１１】以降は省略されています）

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