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公開番号2025120064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024015303
出願日2024-02-03
発明の名称ファイル
出願人個人
代理人個人
主分類B42F 7/00 20060101AFI20250807BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】1枚の可撓性プラスチックフィルムシートを二つ折りにしただけのファイルにおいて、特別な綴じ具を用いずに2穴書類をしっかり綴じる事が出来るファイルを提供する。
【解決手段】可撓性プラスチックフィルムシートを二つ折りにした片面に、折り筋に沿って綴じ棒切り出し片を先頭が反対方向になるように縦列に設け、該切り出し片先端部に切れ込みを設け嵌合させるこにより課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
可撓性プラスチックフィルムシートを二つ折りにしてなるファイルにおいて、該シートの折り筋に沿って該シートの一面に綴じ棒切り出し片を先端部が反対向きになるように縦列に2本設け、該2本の切り出し片先端部に切れ込みを設け、該切れ込み同士を互いに嵌合可能な長さにした綴じ棒切り出し片2本を設けた事を特徴とするファイル。
続きを表示(約 58 文字)【請求項2】
前記綴じ棒切り出し片先端部の幅が互いに異なることを特徴とする請求項1記載のファイル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は可撓性プラスチックフィルムシートだけで2穴書類を綴じることが出来るファイルに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ペーパーレス時代到来と言われてはいるが、まだまだリアルな紙書類の有用性は無くならない。文献、カタログ、報告書、提案書などの各種資料を透明又は半透明なフィルムに挟み、フィルム折り返し部をプラスチックや金属などの断面が馬蹄形の凹状のレール凹部に挟み込みファイリングし、保管、提出等に用いられている(非特許文献1、特許文献1)。透明又は半透明フィルムにより、綴じられた書類は汚れから保護され、ファイルを開けなくても何の書類かが一目で分かり、また書類を綴じたまま本のように中身を見る事が出来るので便利である。文具業界ではプレゼンテーション用文具ジャンルと位置づけられ、多くの文房具メーカーから商品化されている。
【0003】
しかし、非特許文献1及び特許文献1に代表される断面が馬蹄形凹状レールによる書類とプラスチックフィルムを挟む方式は、レール部の厚みが他の面に対して突出して厚く、複数部重ねる事は困難であり、また、書類1枚から抜け落ちないようにするためには、多枚数も同時に綴じるようには出来ず、逆に多数枚の書類を綴じるようにすれば、書類1枚から抜け落ちないようにすることは難しい。そのため、最も使用頻度が高そうな中程度の厚みに凹部の形を設定し、数枚や多数枚の書類は挟めないという問題がある。
【0004】
これらの問題を解決するため、可撓性プラスチックフィルムシートの一部を切りだして書類の綴じ穴を挿通させ、切り出し片で書類を綴じ、固定させようとする試みが知られている(特許文献2、特許文献3)。これら試みは、断面が馬蹄形凹状レールを必要としないため、綴じ部が突出して厚くなる問題を回避出来る。しかし、書類の脱落防止が不十分であったり、脱落防止力を高めようとすると操作が複雑になったり、表紙の平面性が失われたり、コストアップしたりの問題点を有しており、実用性の高い商品にはなっていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
公開実用新案公法 平2-111583号
特許第6763599
特開2010-274535
公開実用 昭和52-132618
【非特許文献】
【0006】
2023年版コクヨ総合カタログ 商品名:レールクリヤーホルダー 品番 :フ-TP760W
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、1枚の可撓性プラスチックフィルムシートを二つ折りにしただけのファイルで、上記問題を全て解決しようというものである。即ち、特許文献1の問題を解決しようとした特許文献2、3の問題点を解決する事が本発明の課題である。
【0008】
特許文献2は2本の綴じ穴挿通片40が、書類の綴じ穴挿通後、嵌合しないので書類落下防止上、綴じ枚数に限界があり、少ない枚数の書類しか安心して綴じる事が出来ない。また、書類の綴じ穴から突き出した綴じ穴挿通片40が固定されていないため外見も悪く、見た目にも不安である。コストは当然安価であるが、許される問題ではない。
【0009】
特許文献3は、2本の綴じ足21が中央折り筋4に直角に設けてあり、書類の落下力に対して最も不利である。何故なら、書類の落下しようとする力を可撓性フィルムの面で受けようとするからである。本発明の如く、可撓性フィルムであっても、切り出し部根元の側端で面に対する直角位置である時、最も書類の落下抵抗が強い。また書類の綴じ穴7挿通後の綴じ足21の先端をしっかりファイルのどこかに固定する必要がある。1枚のプラスチックフィルムからだけで固定しようとすれば先端をファイル外部に飛び出さざる得ず、それを避けるには別部材を用意する必要があり、コスト的に不利となる。
【0010】
また特許文献4は、1枚のプラスチックフィルムからでは出来ず、樹脂成形によるしか方法がないが、一見、フイルム状に見えるので紹介する。綴じ紐の役をする細片4に設けられた噛み合い歯形部6がお互いに噛み合い嵌合するようになっている。これを達成するためには、即ち、高価な金型代も含め、コスト的には高価な商品になる。また、しっかり嵌合させる為には、嵌合部もかなりの厚みになり特許文献1の回避度は少ない。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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