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公開番号
2025147285
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047491
出願日
2024-03-25
発明の名称
ページめくり穴
出願人
個人
代理人
主分類
B42D
15/00 20060101AFI20250930BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】 手が乾燥していたり、防寒、食品衛生、医療、感染防止、工事、災害他あらゆる条件の現場で手袋をしていても手帳等のページがめくれるようにまた、 通常使用でも索引として機能する手帳等の余白にペン先等を引っかけてページをめくるための穴を提供する。
【解決手段】 手帳等(1)の通常索引を設ける余白にペン先等を引っかけてページをめくるためのペン先等より広い穴(2)を開け、目的のページに小口索引(3)を設ける。
目的のページには小口索引が表示されており、それ以上ペンは挿さらない感覚と小口索引の目視で目的のページを開くことができ、さらに従来通り穴の周りに着色や見出しを表示すると目標になる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
手帳等(1)の通常索引を設ける余白にペン先等より広い穴(2)を設け目的のページには小口索引(3)の表示を設ける。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、手帳等の通常索引を設ける余白にペン先等でページをめくるために開けた穴に 関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
通常手帳等のページは手でめくっている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、乾燥している時及び防寒並びに食品衛生、医療、感染防止、工事、災害他あらゆる作業 現場で手袋をした状態では、その材質及び厚さ並びに硬さで手の感覚は鈍り滑り思うようにページがめくれず仕方なく手袋を外さなくてはならなくなる煩わしさがあり、外せば手袋の本来の意味がなくなる。
本発明は、乾燥した条件及び手袋をした状態でもページをめくることが出来るようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、手帳等(1)のページの通常索引を設ける余白にペン先等より広い穴(2)を開け、目的のページには小口索引(3)を表示し、その穴(2)にペン先等を引っかけてページをめくることにより、前述の状態でも容易にページをめくるための手段としたことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
ペン等は入手に困らず、ペン先等を穴に差し込むだけの単純な動作なので穴に引っかけることは容易であり、手が乾燥していても手袋をしたままでもページがめくれる。
1ページ毎交互に位置をずらして穴を開けると1枚ずつめくれ、複数枚同じ位置に穴を通して開ければ一気に目的のページに辿り着くことができる。
各ページ毎の穴の付近に従来の索引を表示して前述の両者を組み合わせればきめ細かい索引構成にも対応できるので、今後この方法がページめくりの標準となってもよい。
用紙が複雑な形状をした索引と比べ穴を開けるだけなので、製造工程が単純である。
索引が用紙より飛び出していないので、ポケットなどの狭い所の出し入れに手帳等が引っ掛かることがない。
ページをめくるためにいちいちペン等から指を外す必要はなく従来より手の動作は少ない。
表紙が硬くても表紙より用紙が小さくてその内側にあってもて容易にめくれる。さらに表紙が硬いと下敷き効果があり書きやすくなり、手帳の裏表紙に交通系カードのホルダを設けることも可能となる。
動物シリーズやアニメメモパッド等1枚ごと用紙の形が異なってもめくることができる。
机上に手帳等を置いたままの状態でもページがめくれる。
従来の手による方法の邪魔はしない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の基本構成の斜視図である。(実施例1)
本発明の一般的な手帳への導入例である。(実施例2)
本発明の発展系手帳への導入例である。(実施例3)
【発明を実施するための形態】
【0008】
手帳等(1)のページの通常索引を設ける余白の位置にペン先等より広い穴(2)を開ける。
目的のページには穴と同じ位置に通常用いられる小口索引(3)の表示を設ける。
本発明は以上のような構成である。
これを使用する時は、該当する穴にペン先等を引っかけてページをめくれば良い。
途中でペン先等が外れてもそこから再度ペン先等を挿し込んで目的ぺーページまでめくれば良い。
【実施例】
【0009】
図1は、本発明の基本構成の斜視図である。
【実施例】
【0010】
図2は、私が任意で構成した左開き手帳の様式を展開したもので、年間カレンダー、月間ブロック、月別横書き用紙、メモから構成されるが、符号4の1ページ毎めくる設定と符号5の一気にページをめくる設定の2種類を実際にどのように組み合わせて使うのかを説明している。
各様式の右上のMはメモ、GBは月間ブロック、Hは月別横書きの用紙を表す。
符号4の穴の周りの着色は特にメモ等に適した1ページ毎めくる際の穴の位置を示す一手段で、この場合小口索引を省略できる。
符号5の一気にページをめくる設定は、説明のため様式を展開したためペン先等の差し込みが曲線になっているが、本来の閉じた状態での穴は小口索引(3)まで直線に並んでいて、この場合どの用紙からでもMの穴により一気にメモの先頭のページにたどり着ける。
GBの月間ブロックとHの月別横書き用紙は各1年分あり、用紙の縦に並んだ穴の横の数字は各月の索引となり、今回年間カレンダーを設けたので、その見開きからGB穴により月間ブロックの4月へ行き、その後目的の月へと2手でたどり着きHから月別横書きの用紙へも同様である。
開いている用紙にM及びHの表示があれば、例えば月間ブロックからMによりメモへHから横書きの月別用紙の先頭に一気にたどり着く。
月間ブロックで大まかな全体を把握して月別横書きで詳細を記入し、メモで補足や備忘録と一気に一連の用紙間の移動が可能なのである。
この方式は、スマートフォンのようにスタート画面から目的のホルダを開いていく感覚に似ている。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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