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公開番号2025164013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067718
出願日2024-04-18
発明の名称クリップボードカバー
出願人個人
代理人個人
主分類B42F 9/00 20060101AFI20251023BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】
高い防水性・防風性を確保・維持しつつ、優れた作業性と収納時のコンパクト性を供えたクリップボードカバーを提供する。
【解決手段】
柔軟性のある素材で構成され、少なくとも天面102の一部が透明且つ正面が開口部106として開口している箱型の本体部101と、開口部106側に向かって天面102から連続して延在するフラップ部103と、底面107外側の四隅近傍に設置され、肩掛けベルト120を係止するための引掛部108と、を備え、本体部101内に市販のクリップボート10を収納する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
柔軟性のある素材で構成され、少なくとも天面の一部が透明且つ正面が開口部として開口している箱型の本体部と、
前記開口部側に向かって前記天面から連続して延在するフラップ部と、
底面外側の四隅近傍に設置され、肩掛けベルトを係止するための引掛部と、を備え、
前記本体部内に市販のクリップボートを収納することができる
ことを特徴とするクリップボードカバー。
続きを表示（約 670 文字）【請求項２】
請求項１において、
前記本体部の両側面には、上下方向中程の位置に、手前－奥方向乃至は正面－背面方向（水平方向）に沿って折り目が形成されており、必要に応じて当該本体部を上下方向に折り畳むことが可能である。
ことを特徴とするクリップボードカバー。
【請求項３】
請求項２において、
前記引掛部は、前記本体部を構成する柔軟製のある素材と同一素材で構成された固定片に縫い付け固定されると共に、当該固定片が前記本体部と熱圧縮により固着されている
ことを特徴とするクリップボードカバー。
【請求項４】
請求項３において、
前記フラップ部は、固定手段によって前記本体部の底面外側に固定可能とされており、当該部分を固定することにより前記開口部を閉じることができる
ことを特徴とするクリップボードカバー。
【請求項５】
請求項４において、
前記開口部の縁部は、天面側を除く全周に渡って二重構造とされている
ことを特徴とするクリップボードカバー。
【請求項６】
請求項５において、
前記本体部の底面内側には、市販のクリップボードを着脱可能な状態で固定するための固定手段の一方が備わっている
ことを特徴とするクリップボードカバー。
【請求項７】
請求項６において、
前記本体部及びフラップ部は、全体が透明な素材で構成されている
ことを特徴とするクリップボードカバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、市販のクリップボードに被せて使用するカバーであり、雨天時や強風時などでもクリップボード上での作業を雨風の影響を受けることなく継続可能な技術に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、クリップボードを屋外で使用する際などにおいて、雨風の影響を受けないための工夫がなされていた。
【０００３】
例えば特許文献１において開示されている発明（考案）は、クリップボードの下に蝶番を介して回動可能に配置した弾性板を、雨天時等にクリップボードの上方側に回動させて屋根のようにし、クリップボート上に雨が当たらないという技術である。
【０００４】
また、特許文献２において開示されている発明（考案）は、クリップボードを内蔵する箱体の天面の一部を透明とした上で当該天面の一部を蝶番によって上方に開閉可能とし、開閉する両脇部分に蛇腹構造を配置して当該脇部分からの雨風の浸入を防止せんとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
実開昭６０－５３５８３号公報
実用新案登録第３００４１１３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
特許文献１に記載の発明（考案）は、確かに一定程度の雨には対応できる可能性があるものの、横風が強い場合等には側方から雨が浸入して快適に作業することができない。一方、特許文献２に記載の発明（考案）は、蛇腹構造の存在によってそのような問題点（側方から雨風が浸入するという問題点）を解消してはいるものの、本体部が硬い素材で構成されていることから作業時に手が当たるといった問題や、開閉によって透明な天面の一部の角度（使用者から見た角度）が変化するため、内部にあるクリップボード上の資料等が見え難い場合もあった。更に、本体がアクリル板などの硬い素材で構成されているため、使わない時や運搬に邪魔になるという問題あった。
【０００７】
そこで本発明は、こういった問題点を解決するべくなされたものであって、高い防水性・防風性を確保・維持しつつ、優れた作業性と収納時のコンパクト性を供えたクリップボードカバーを提供する事をその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記課題を解決するべく、本願発明は、柔軟性のある素材で構成され、少なくとも天面の一部が透明且つ正面が開口部として開口している箱型の本体部と、前記開口部側に向かって前記天面から連続して延在するフラップ部と、底面外側の四隅近傍に設置され、肩掛けベルトを係止するための引掛部と、を備え、前記本体部内に市販のクリップボートを収納することができることを特徴とする。
【０００９】
このように構成したことによって、高い防水性・防風性を確保・維持しつつ、優れた作業性と収納時のコンパクト性を供えたクリップボードカバーを提供する事が可能となっている。特にフラップ部が開口部側に向かって天面から連続して延在して構成されているため、使用時においても開口部からの雨風の浸入を最小限に防ぐ事ができる。
【００１０】
より具体的には、前記本体部の両側面には、上下方向中程の位置に、手前－奥方向乃至は正面－背面方向（水平方向）に沿って折り目が形成されており、必要に応じて当該本体部を上下方向に折り畳むことが可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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