TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025017425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120442
出願日
2023-07-25
発明の名称
脱着リングノートシステム
出願人
個人
代理人
主分類
B42F
3/00 20060101AFI20250130BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】綴じ込んだ用紙を破損せず自由に着脱でき、該用紙を綴じ込む際に綴込み不良を生じないリングノートシステムを提供する。
【解決手段】ルーズリーフ用紙のパンチ穴から、該パンチ穴に隣接する用紙縁端部までに設けた切り込みの幅、該切込みの上側にある半島状の用紙部分の長さと、該切込みの下側にある半島状の用紙部分の長さを、パンチ穴の切り込みに直角方向の長さに対して、用紙最上端、中間部、最下端部それぞれにおいて、用紙を係止しかつ抜き取り時に破損に至らない比率で構成したルーズリーフ用紙を該ルーズリーフ用紙のパンチ穴長さの80%以上の幅のリングを持つ綴じ具に該リングに綴じ込む表紙・用紙・裏表紙の合計厚さが、リング内径から最長のタブ長さを引いた数値以下になるよう綴じ込んだリングノートと多数の突起と該突起を綴じ具のリング間に誘導する突起とを持つ綴込み補助具で構成されるリングノートシステム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
記入用紙の長辺沿いまたは短辺沿いに設けられた綴じ込み用の連続したパンチ穴から該パンチ穴に隣接する用紙縁端部までに設けた切り込みの、上部にある半島状の用紙部分(以下タブと記す)の長さ(以下、上タブと記す)、該切込みの幅、該切込みの下側にあるタブ長さ(以下、下タブと記す)の、パンチ穴の切込みに直角方向の辺の長さに対する比率が、
用紙最上端のパンチ穴で 上タブ=50% 切込み幅=25% 下タブ=25%
用紙中間部のパンチ穴で 上タブ=25%以上35%以下 切込み幅=30%以上 下タブ=25%以上35%以下、かつ、上タブ、切込み幅、下タブの合計が100%、
用紙最下端のパンチ穴で 上タブ=25% 切込み幅=25% 下タブ50%、
となることを特徴とするルーズリーフ用紙
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
リングノートの隣り合うリングとリングの間の距離の80%以上の幅の突起が該綴じ具の多数のリングとリングの間に入る位置に配置されており、該突起の少なくとも一つ以上が他の突起よりも長く先端の形状が楔型または円弧状をなす突起であり、その他の突起は同じ長さで先端が揃っていることを特徴とする綴込み補助具。
【請求項3】
リング式綴じ具に請求項1のルーズリーフ用紙と表紙・裏表紙を綴じ込んだリングノートであって
該綴じ具のリングの幅が請求項1のルーズリーフ用紙の切り込みに直角方向のパンチ穴長さの80%以上であり
該リングに綴じ込む表紙、全ルーズリーフ用紙、裏表紙の綴込み厚さが、リング内径から請求項1の最長のタブ長さを引いた数値以下になることを特徴とするリングノート。
【請求項4】
請求項2の綴込み補助具と請求項3のリングノートで構成するリングノートシステム
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リングノートに関わる。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ルーズリーフ用紙をリング綴じ具に綴じ込むリングノート(非特許文献1)は、ルーズリーフ用紙を開閉式リング綴じ具に綴じ込むバインダーよりリングが小さくルーズリーフ用紙を自由な角度で開くことができるので記入しやすい利点があるが、ルーズリーフ用紙を抜き差しできない不便さがある。
【0003】
この解決策として、ルーズリーフ用紙のパンチ穴に該パンチ穴から隣接する用紙の縁端部までに切り込みをいれて、綴じ具のリングを該切り込みに通すことにより綴じ具に脱着するルーズリーフ用紙(以下、切り込み付きルーズリーフ用紙、と記す)と、櫛状の綴込み補助具の突起部分で、該ルーズリーフ用紙の該切り込みの両側にある半島状の用紙部分(以下、「タブ」と記す)をリングの中に押し込むことで該用紙をリングに装着するルーズリーフのシステム(特許文献1)や、前記システムの綴込み補助具の単独技術(特許文献2)や、特許文献1に同様の仕組みの仕切り紙を加えたシステム(特許文献3)が示されている。
【0004】
しかしこれらの先行技術には、該用紙を綴じ具から抜き出す際にリングとの抵抗からタブが折れ曲がったり破りとれる問題や、該綴込み補助具を使って該用紙を綴じ具のリングに綴じ込む際に、タブがリングにかかったまま入りきらず綴込み不良となる問題、使用者が該補助具の突起とリングが当たった状態で押しこむと、該突起がリングの上に滑り乗ってタブをリングの内側に押し入れることができず綴込み不良となる問題がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/campus_twinring/
【特許文献】
【0006】
特開2004-262215
【0007】
実願2000-000373
【0008】
実公昭43-002329
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
綴じ込んだ用紙を破損せず自由に着脱でき、該用紙を綴じ込む際に綴込み不良を生じないリングノートシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
ルーズリーフ用紙のパンチ穴から、該パンチ穴に隣接する用紙縁端部までに設けた切り込みの、上側にあるタブの長さ(以下、上タブと記す)、該切込み幅、該切込みの下側にあるタブの長さ(以下、下タブと記す)の、パンチ穴の切り込みに直角方向の長さ(以下、パンチ長さと記す)に対する比率が、
用紙最上端のパンチ穴で 上タブ=50% 切込み幅=25% 下タブ=25%
用紙中間部のパンチ穴で 上タブ=25%以上35%以下 切込み幅=30%以上 下タブ=25%以上35%以下、かつ、上タブ、切込み幅、下タブの合計が100%、
用紙最下端のパンチ穴で 上タブ=25% 切込み幅=25% 下タブ50% となるルーズリーフ用紙を
リングの幅が該用紙のパンチ穴の長さの80%以上であるリング綴じ具に
該リングに綴じ込む表紙と該用紙と裏表紙の合計の綴込み厚さが、リング内径から該用紙の最長のタブ長さを引いた数値以下になるように調整したリングノートと
該綴じ具の隣り合うリングとリングの間の距離の80%以上の幅をもつ突起を、多数のリングとリングの間に入る位置に設けており、該突起の少なくとも一つ以上が他の突起よりも長く、先端が楔型または円弧状をなしており、その他の突起は同じ長さで先端が揃っていることを特徴とする綴込み補助具で構成されるリングノートシステム。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る