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公開番号
2025171884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024085876
出願日
2024-05-09
発明の名称
しおりセット
出願人
ネオライト工業株式会社
代理人
主分類
B42D
9/00 20060101AFI20251113BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】 書籍を飾ることができ、後から読み返したい複数のページにわかりやすく開きやすい目印をつけるとともに、メモをとることもできるしおりのセットを提供する。
【解決手段】 開示されるしおりのセットのしおりは、書籍のページを挟み込む袋状の本体部(1)を持っており、それぞれが1冊の任意の書籍のページの小口側且つ天側の角を基準に設置されるため、互いの位置関係は確定している。このことを利用し、それぞれのしおりの本体部から延出した延出部(2・3)の形状もしくは設置位置をそれぞれ異なるものとすることで、後から開きやすくわかりやすい構造にするとともに、組み合わせを利用した斬新な意匠を凝らすこともできる。又、本体部(1)及び延出部(2・3)にメモ欄を印刷することでメモ書きも可能となる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数枚のしおりを備えるしおりセットであって、
前記複数枚のしおりの各々は、
書籍のページの天側の角に装着できる袋状の本体部と、
前記本体部から延出したシート状の延出部であって、前記本体部が前記書籍のページの天側の角に装着されたときに前記書籍の外方に露出する延出部と、を有しており、
前記延出部は、前記複数のしおりの間で、前記本体部を前記角に装着したときに当該角からの距離が互いに異なる位置に配置されている、しおりセット。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記複数枚のしおりの各々の本体部は、一枚のシートが折り畳まれて前記袋状となっており、折り畳まれて互いに重なり合う部分に、互いに係合する係合部を有しており、当該係合部が互いに係合することにより、折り畳まれた状態が保持される、請求項1に記載のしおりセット。
【請求項3】
前記係合部の一方は、互いに重なり合う部分の一方に形成されたスリットであり、
前記係合部の他方は、互いに重なり合う部分の他方の互いに重なり合う一辺から突起し、前記スリットに挿入される突起部である、請求項2に記載のしおりセット。
【請求項4】
前記突起部は、前記スリットからの抜けを妨げる鈎状部を有する、請求項3に記載のしおりセット。
【請求項5】
前記複数のしおりの前記延出部は、折り畳まれることにより互いに重なり合う辺の少なくとも一方から延出している、請求項2に記載のしおりセット。
【請求項6】
前記複数のしおりの前記延出部は、前記折り畳まれるシートの折り目を基端とする切れ込みを起こすことによって形成されている、請求項2に記載のしおりセット。
【請求項7】
前記本体部及び前記延出部に、メモを書き込むためのメモ欄が印刷されている、請求項1に記載のしおりセット。
【請求項8】
前記延出部が、キャラクターをかたどった輪郭形状を有する飾り部を有する、請求項1に記載のしおりセット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、書籍に設置することで、読書経過を記録するためのしおりとして使用することができる複数枚のしおりのセットである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、しおりは読書を中断し書籍を閉じる際に、現在読み進めているページに挟んでおくことで、読書の再開時に続きとなるページを手早く開くための紙もしくは他の材質で形成されたシート状の物体であるが、より探究的に書籍と向き合う際は、重要と思われる複数のページに対してしおりを挟んでおいて、後程に読み返したい当該ページをすみやかに開きたいという場面があった。
【0003】
そのような、複数枚のしおりを1冊の書籍に対して使用する場合、一般的なしおりを使用すると、書籍の正面から(すなわち表紙又は裏表紙から)見た際に一所に重なってしまい、開き辛かったり、外観が美しくなかったりという問題があった。
【0004】
又、後程見返した際のために、内容の概要や考察等をメモ書きできる用紙が必要となる場面があった。
【0005】
特許文献1~3に記載のしおりは、書籍のページの天側の角に装着できるものであるが、いずれも上記の問題点を解決するものとはなっていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-276852号公報
特開2009-274425号公報
登録実用新案第3226237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この発明は上記の問題点を解決したものであり、複数枚のしおりを1冊の書籍に対して使用する場合に、書籍の正面から見た際に一所に重ならないしおりセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の形態は、複数枚のしおりを備えるしおりセットであって、前記複数枚のしおりの各々は、本体部と、延出部と、を有している。本体部は、書籍のページの天側の角に装着できる袋状のものである。延出部は、前記本体部から延出したシート状のものであって、前記本体部が前記書籍のページの天側の角に装着されたときに前記書籍の外方に露出するものである。前記延出部は、前記複数のしおりの間で、前記本体部を前記角に装着したときに当該角からの距離が互いに異なる位置に配置されている。
【0009】
この構成によれば、複数枚のしおりを1冊の書籍に対して使用する場合に、書籍の正面から見た際に一所に重ならない。
【0010】
本発明の第2の形態は、第1の形態によるしおりセットであって、前記複数枚のしおりの各々の本体部は、一枚のシートが折り畳まれて前記袋状となっており、折り畳まれて互いに重なり合う部分に、互いに係合する係合部を有しており、当該係合部が互いに係合することにより、折り畳まれた状態が保持される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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