TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025067733
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023185085
出願日
2023-10-12
発明の名称
暗記カード用2穴リング式バインダー
出願人
アロックス有限会社
代理人
主分類
B42F
13/16 20060101AFI20250417BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】簡単に多穴パンチ穴のあいた用紙を脱着する2穴リング式バインダーを提供する。
【解決手段】開閉リング(R1)と開閉リング(R2)とで一式の開閉リング(R)を、それらの両基端を繋ぎ合わせたとめ具(P)に、パンチ穴(H)の1つ、又は複数に相当するスペースを設けて一式の該開閉リング(R)を配置し、所定の状態で、強く押し込むと、該とめ具(P)のジョイント部(J)及び該開閉リング(R)がてことなって、該開閉リング(R)の切れ目が左右又は上下に広がることによって生じる隙間(G)を介し、該パンチ穴(H)で結束された用紙(Y)を脱着する構成とすることを特徴とする2穴リング式バインダー。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
外見が輪の筒状に加工された形状のとめ具(P)と、とめ具(P)に綴った表表紙(FC)と、とめ具(P)に綴った裏表紙(BC)とを有するバインダー(B)であって、とめ具(P)は、多穴パンチであけたパンチ穴(H)のあいた用紙(Y)の脱着用に設けた切れ目(S)を有する開閉リング(R)の両基端を繋ぎ合わせるジョイント部(J)が一体化したものであり、開閉リング(R)は、開閉リング(R)の一方の基端から開閉リング(R)の切れ目(S)までの開閉リング(R1)と、開閉リング(R)の他方の基端から開閉リング(R)の切れ目(S)までの開閉リング(R2)とで、一式の開閉リング(R)とされ、開閉リング(R1)の長さは開閉リング(R)の前記一方の基端から開閉リング(R)の中央までの長さより長く、開閉リング(R2)の長さは開閉リング(R)の前記他方の基端から開閉リング(R)の中央までの長さより短く、とめ具(P)には、開閉リング(R1)と、開閉リング(R2)の位置関係が、交互に真逆方向となる一式の開閉リング(R)との間に、多穴パンチであけたパンチ穴(H)の1つ、又は複数に相当するスペースを設けて一式の開閉リング(R)を配置し、縦方向に用いると一対の開閉リング(R)が左右に開き、横方向に用いると上下に開くものであり、バインダー(B)を手(HD)に持つと、表表紙(FC)には親指(TH)が、裏表紙(BC)には他の指(FS1)が来る状態になり、親指(TH)を離し、とめ具(P)に綴られた表表紙(FC)を反時計回りに裏返すと、表表紙(FC)と裏表紙(BC)との間に他の指(FS1)が挟まれるので、人差し指(IF)のみを表表紙(FC)と裏表紙(BC)との間に残し、人差し指(IF)を除いた、他の残りの指(FS2)を裏返っている表表紙(FC)の裏面(FCB)に移動し、移動した他の残りの指(FS2)で裏返っている表表紙(FC)の裏面(FCB)を、親指(TH)でバインダー(B)にパンチ穴(H)で結束された用紙(Y)を、残された人差し指(IF)を挟む状態で、強く押し込むと、とめ具(P)のジョイント部(J)及び一対となるように配置された一式の開閉リング(R)がてことなって、バインダー(B)のとめ具(P)の開閉リング(R)の閉じられた切れ目(S)が左右又は上下に広がることによって生じる隙間(G)を介し、パンチ穴(H)で結束された用紙(Y)を脱着し、表表紙(FC)を元の位置に戻すと、バインダー(B)のとめ具(P)の開閉リング(R)の切れ目(S)が素材の復元力で元の位置に戻り、広がった隙間(G)が塞がり、再び、開閉リング(R)の長さの異なる開閉リング(R 1)と開閉リング(R2)が、組み合わさることによって切れ目(S)より用紙(Y)が外れなくなる構造を特徴とする2穴リング式バインダー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バインダーのとめ具の長さが異なる一対の開閉リングが交互で真逆方向となるように配置したものであれば、リングの切れ目が一直線でなくなるため、パンチ穴のあいた用紙はリングから外れない上、配置されたリングどうしの間隔を、通常の多穴パンチリングのリングとリングの間の距離が、6mm~10mmであるものを、それ以上あけた、リングとリングの間が12mm~80mmとなる距離を設けたものである為、使用法は限定されるが、市販の2穴あけパンチであけた用紙も使えるようになった上、リングとリングの間に12mm~80mmの距離がある為、2つのリングの切れ目どうしのあき具合の状態を見るだけで、リングから用紙の脱落状況を容易に知ることができるので、リングからの用紙の脱落防止がしやすくなった、バインダーの表表紙を反時計回りに回し、バインダーのとめ具のジョイント部をてこにし、入り組んだリングの切れ目を広げ隙間を作り、その隙間からパンチ穴のあいた用紙を脱着する、多穴パンチ穴や2穴パンチ穴のあいた暗記カードや用紙のための、2穴リング式バインダーに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
暗記カードや情報カードと称されるものには、バインダー用多穴パンチのあいたカードは見当たらない。有ったとしても、それらのカードを容易に脱着できるものは見当たらない。多穴パンチ穴のあいた暗記カードや情報カードでない為、そして、作成したカードを保管管理するものが無い為、暗記カードや情報カードだけでなく、通常の暗記カードや本やメモ帳やノートでも、覚えられないという人々が多数いるのが現状である。
【0003】
さらに、カードで覚えるには覚えやすいものと、覚えにくいものとがあり、覚えにくいものは、暗記の繰り返し頻度が多くなるように、カードの格納されている位置を変更することが必須であるが、カードの脱着が容易なものが無いため、必要に応じて位置を変更することが容易にできない。その為、能率的に暗記ができないのが現状である。
【0004】
しかも、これらの暗記カードや情報カードは、とめ具で結束しある為、その中から1枚を取り出したり、綴じ込んだりする場合は、そのとめ具で結束してあった複数の暗記カードや情報カード全体を開放し、その中から目的のものを取り出したり、しまい込んだりしている。そのため暗記カードや情報カードの脱着操作は非常に面倒である。
【0005】
そこで、バインダー用パンチ穴の開いた暗記カードの各パンチ穴に切り込みを入れることにより、結束リングを開かずに用紙の脱着ができるようにしたものが開発されたが、パンチ穴に脱着用の切り込みを入れると、用紙同士が縺れてパンチ穴が破損したり、絡んだりする。そこで、それらの暗記カードや情報カードがもっと安全で容易にバインダーより脱着できると便利である。
【先行技術文献】
【0006】
特開2007-136752号公報
特許第6534077号公報
特開2021-030715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
市販の暗記カードや特許文献1のような暗記カードは、多穴パンチ穴のあいたカードでない為、市販のバインダーに保管できない。よって、作成したカードの知識定着度の把握及び管理を効率的にできない。その為、カードの使用を諦める人々が多々いる。
【0008】
特許文献2の暗記カードや情報カードは、書き写した問題を見ながらその解答を書き写したり、問題と解答を同一紙面上に表示し、問題と解答を何度も見比べ、ある程度覚えた後で、カード形式にして暗記を繰り返すというステップは有るが、各カード用紙の上下方向又は左右方向となる両基端に帯状余白部を形成し、結束部となる帯状余白部に複数のバインダー用パンチ穴を横一列にあけた穴に切り込みを入れ、その切込みを介してバインダーの開閉リングに綴じるものである。
【0009】
特許文献3の暗記カード用リング式バインダーは、とめ具(P)として、開閉リング(R1)と、開閉リング(R2)の位置関係が、交互に真逆方向となるように、一式の開閉リング(R)が複数配置されたものである為、一式の開閉リング(R)が単数配置された2穴リング式バインダーには対応していない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の暗記カード用2穴リング式バインダーは、用紙の脱着用に設けた切れ目が中央より長くなるものと短くなるものとで一式の開閉リングとなるものが、交互に真逆方向となるように組み合わさることによって、用紙やカードが切れ目より外れなくしたものと、開閉リングの両基端をつなぎ合わせるジョイント部とが一体化したとめ具に表表紙と裏表紙とを綴りバインダーとし、バインダーを手に持って、とめ具に綴られた表表紙を反時計回りに裏返すと、表表紙と裏表紙との間に指が挟まれるので、人差し指のみを残し、他の指を裏返っている表表紙の裏面に移動し、パンチ穴で結束された用紙を押さえている親指と、裏返っている表表紙の裏面を押さえている移動した指とで、バインダーを持つと同時に、強く押し込むと、ジョイント部がてことなってバインダーのとめ具の開閉リングの閉じられた切れ目が左右又は上下に広がることによって生じる隙間を介し、結束された暗記カードやルーズリーフを脱着するもので、表表紙を元の位置に戻すと、バインダーのとめ具の開閉リングの切れ目が復元力で元の位置に戻り、脱着用に広がった隙間が塞がり、再び、長さの異なる一式の開閉リングが、交互に真逆方向に組み合わさることによって位置がずれた切れ目の構造となる為と、多穴パンチ用3穴リングの中央に位置するリングを無くし、2穴リングとしたことにより、用紙やカード紙を脱着する切れ目どうしの間隔が広がり、暗記カードやルーズリーフ等の脱着の使い勝手を良くした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
アロックス有限会社
暗記カード用2穴リング式バインダー
3日前
個人
書籍
1か月前
個人
クリア栞
9か月前
個人
連結器具
9か月前
個人
頁押え具
12か月前
個人
書類ホルダー
10日前
個人
折り畳み用紙
7か月前
個人
紙片収容保持具
2か月前
個人
ダブルクリップ
1か月前
個人
ダブルクリップ
11か月前
個人
クリップ
12か月前
個人
メッセージカード
1か月前
個人
スマホ終活ノート
7か月前
個人
本の表紙補強シート
9か月前
個人
栞及び栞付き収集帳
10か月前
東洋紡株式会社
地図フィルム
5か月前
個人
吊下式カレンダー
1か月前
個人
脱着リーフ綴込み補助具
1か月前
ヒカリ株式会社
筆記帳
9か月前
コクヨ株式会社
構造体
6か月前
コクヨ株式会社
構造体
6か月前
個人
脱着リングノートシステム
2か月前
個人
フアイルホルダースタンド
8か月前
個人
加工封筒後付け蛇腹ノート
8か月前
個人
フアイルホルダースタンド
8か月前
個人
タロットカード解説書
1か月前
独立行政法人 国立印刷局
潜像物
2か月前
個人
ダブルリング開口部調整器具
7か月前
ダイニック株式会社
ブッククロス
3か月前
中国電力株式会社
付箋ホルダ
10か月前
個人
送付体
7か月前
個人
環状具
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
光輝性動画模様
8か月前
株式会社Luciaube
クリアファイル
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
真偽判別印刷物
6か月前
株式会社デュプロ
冊子作成システム
4か月前
続きを見る
他の特許を見る