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公開番号2025049301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023156520
出願日2023-09-21
発明の名称加工ログ生成システム
出願人デュプロ精工株式会社
代理人個人
主分類B42D 15/08 20060101AFI20250328BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】用紙に対する加工処理を行う装置から排出された用紙に不良が見つかった場合、その不良の発生原因が、用紙に対する加工処理を行う装置におけるシート加工に関するパラメータの設定のミスによるものなのか否か、を判別することができない。
【解決手段】シート加工に関するパラメータに基づいてシートに加工処理を行う加工部と、加工処理されたシートを撮影してシート画像を生成する撮影部と、を備えた加工装置と、パラメータを取得するパラメータ取得部と、撮影部がシートを撮影して生成したシート画像を取得する画像取得部と、を備え、画像取得部が取得したシート画像に対して画像認識処理を施すことで取得した認識結果と、該認識結果に関連づけられたパラメータと、が含まれる加工ログを生成する加工ログ生成処理と、加工ログを記憶部に記憶させる記憶処理と、を行う加工ログ生成装置と、を備えた加工ログ生成システム。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
シートを加工処理する加工装置と、
前記加工装置で生成されたシート画像に対して所定の処理を施す加工ログ生成装置と、
を備えた加工ログ生成システムにおいて、
前記加工装置は、
シート加工に関するパラメータを設定する設定部により設定されたパラメータに基づいてシートに加工処理を行う加工部と、
前記加工部により加工処理されたシートを撮影してシート画像を生成する撮影部と、
前記加工部と前記撮影部とを制御する加工制御部と、
を備えており、
前記加工ログ生成装置は、
前記パラメータを取得するパラメータ取得部と、
前記撮影部が前記シートを撮影して生成した前記シート画像を取得する画像取得部と、
前記記憶部に記憶した加工ログを出力する出力部と、
前記パラメータ取得部と前記画像取得部と前記出力部とを制御する加工ログ生成制御部と、
を備え、
前記加工ログ生成制御部は、
前記画像取得部が取得した前記シート画像に対して画像認識処理を施すことで前記シート画像に含まれる文字画像またはコード画像から数字データおよびテキストデータのうち少なくとも一方を含む認識結果を取得する認識処理と、
前記認識結果と、該認識結果に関連づけられた前記パラメータと、が含まれる前記加工ログを生成する加工ログ生成処理と、
前記加工ログを記憶部に記憶させる記憶処理と、
を行う、ことを特徴とする加工ログ生成システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記加工ログ生成装置は、
前記パラメータに基づいて加工処理されたシートの加工状態を測定した測定データを受け付ける受付部
を備え、
前記加工ログ生成制御部は、
受付部を制御するとともに、
前記測定データを前記パラメータに関連づける関連付け処理を行う、
ことを特徴とする請求項1記載の加工ログ生成システム。
【請求項3】
前記加工ログ生成制御部は、
前記認識結果に対して照合を行うことで照合結果を取得する照合処理と、
前記照合処理を行うことで取得した前記照合結果を前記認識結果に関連づける関連付け処理と、
を行うことを特徴とする請求項1記載の加工ログ生成システム。
【請求項4】
前記加工ログ生成装置は、
前記パラメータに基づいて加工処理されたシートの加工状態を測定した測定データを受け付ける受付部を備え、
前記加工ログ生成制御部は、
受付部を制御するとともに、
前記測定データを前記パラメータに関連づける関連付け処理を行う、
ことを特徴とする請求項3記載の加工ログ生成システム。
【請求項5】
前記加工ログ生成制御部は、
前記記憶部へのアクセスを制限する制御を行う、
ことを特徴とする請求項1~4記載の加工ログ生成システム。
【請求項6】
前記記憶部は、前記加工ログ生成装置に内蔵されている、
ことを特徴とする請求項1~4記載の加工ログ生成システム。
【請求項7】
設定部が設定したシート加工に関するパラメータに基づいてシートに加工処理を行う加工部と、
前記加工部により加工処理されたシートを撮影してシート画像を生成する撮影部と、
記憶部に記憶した加工ログを出力させる出力部と、
前記加工部と前記撮影部と前記出力部とを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記撮影部が撮影した前記シート画像に対して画像認識処理を施すことで前記シート画像に含まれる文字画像またはコード画像から数字データおよびテキストデータのうち少なくとも一方を含む認識結果を取得する認識処理と、
前記認識結果と該認識結果に関連づけた前記パラメータとを含む前記加工ログを生成する加工ログ生成処理と、
前記加工ログを前記記憶部に記憶させる記憶処理と、
を行うことを特徴とする加工装置。
【請求項8】
前記加工装置は、
前記パラメータに基づいて加工処理されたシートを測定した測定データを受け付ける受付部を備え、
前記制御部は、
前記受付部を制御するとともに、
前記測定データと前記パラメータとを関連づける関連付け処理を行う、
ことを特徴とする請求項7記載の加工装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記認識結果に対して照合を行うことで照合結果を取得する照合処理と、
前記照合処理を行うことで取得した前記照合結果を前記認識結果に関連づける関連付け処理と、
を行うことを特徴とする請求項7記載の加工装置。
【請求項10】
前記加工装置は、
前記パラメータに基づいて加工処理されたシートを測定した測定データを受け付ける受付部を備え、
前記制御部は、
前記受付部を制御するとともに、
前記測定データと前記パラメータとを関連づける関連付け処理を行う、
ことを特徴とする請求項9記載の加工装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを加工処理する加工装置と、加工処理されたシートを撮影して生成されたシート画像に対して画像認識処理を行うことで取得した認識結果を含むログデータを生成する加工ログ生成装置と、からなる加工ログ生成システムに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
郵便物を、発送する前に、郵便物に不良がないか確認する方法として、様々な方法が提案されている。下記特許文献1も、そのうちの一つであり、封筒に封入された請求書等の書類にしわが発生していないか、を確認している。これにより、郵便物を発送する前に、郵便物の不良を発見することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5958087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1では、用紙の不良検知システム内にある郵便物の不良を発見できるが、用紙の不良検知システムから排出された後に、用紙不良が見つかった場合、その不良の原因が、用紙に対する加工処理を行う装置におけるシート加工に関するパラメータの設定ミスによるものなのか否か、を判別することは難しい。そのため、用紙の不良を見つけたとしても、適切な対策を講じることができない。
【0005】
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、用紙に対する加工処理を行う装置から排出された用紙に不良が見つかった場合、その不良の発生原因が、用紙に対する加工処理を行う装置におけるシート加工に関するパラメータの設定のミスによるものなのか否か、を判別することができるようすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、加工ログ生成システムにおいて、シートを加工処理する加工装置と、前記加工装置で生成されたシート画像に対して所定の処理を施す加工ログ生成装置と、を備えた加工ログ生成システムにおいて、前記加工装置は、シート加工に関するパラメータを設定する設定部により設定されたパラメータに基づいてシートに加工処理を行う加工部と、前記加工部により加工処理されたシートを撮影してシート画像を生成する撮影部と、前記加工部と前記撮影部とを制御する加工制御部と、を備えており、前記加工ログ生成装置は、前記パラメータを取得するパラメータ取得部と、前記撮影部が前記シートを撮影して生成した前記シート画像を取得する画像取得部と、前記記憶部に記憶した加工ログを出力する出力部と、前記パラメータ取得部と前記画像取得部と前記出力部とを制御する加工ログ生成制御部と、を備え、前記加工ログ生成制御部は、前記画像取得部が取得した前記シート画像に対して画像認識処理を施すことで前記シート画像に含まれる文字画像またはコード画像から数字データおよびテキストデータのうち少なくとも一方を含む認識結果を取得する認識処理と、前記認識結果と、該認識結果に関連づけられた前記パラメータと、が含まれる前記加工ログを生成する加工ログ生成処理と、前記加工ログを記憶部に記憶させる記憶処理と、を行う、ことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載の加工ログ生成システムにおいて、前記加工ログ生成装置は、前記パラメータに基づいて加工処理されたシートの加工状態を測定した測定データを受け付ける受付部を備え、前記加工ログ生成制御部は、受付部を制御するとともに、前記測定データを前記パラメータに関連づける関連付け処理を行う、ことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1記載の加工ログ生成システムにおいて、前記加工ログ生成制御部は、前記認識結果に対して照合を行うことで照合結果を取得する照合処理と、前記照合処理を行うことで取得した前記照合結果を前記認識結果に関連づける関連付け処理と、を行う、ことを特徴とするものである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3記載の加工ログ生成システムにおいて、前記加工ログ生成装置は、前記パラメータに基づいて加工処理されたシートの加工状態を測定した測定データを受け付ける受付部を備え、前記加工ログ生成制御部は、受付部を制御するとともに、前記測定データを前記パラメータに関連づける関連付け処理を行う、ことを特徴とするものである。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1~4記載の加工ログ生成システムにおいて、前記加工ログ生成制御部は、前記記憶部へのアクセスを制限する制御を行う、ことを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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