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公開番号2025005510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105695
出願日2023-06-28
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 23/18 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】巻き戻し動作において、箔シート部材のシワ発生を防止する。
【解決手段】
箔部材と、箔部材を保持する保持部材とを有するシート状の箔シート部材が巻回される供給部材と、供給部材の回転駆動するための駆動部材とを有する供給部と、箔シート部材を巻き取るための巻取部材を有する巻取部と、箔シート部材を挟んだ状態で回転する一対の回転体対を有し、画像形成された記録媒体の画像上に箔部材を転写することで箔部を形成する転写部と、駆動部材を制御する制御部と、を備え、転写部で記録媒体に箔部材を転写した後であり、箔シート部材の搬送を停止するよりも前に、記録媒体に箔部材を転写する際の送り方向とは逆の方向に供給部材の回転駆動を開始させて箔シート部材を供給部材側に巻き戻す。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
箔部材と、前記箔部材を保持する保持部材とを有するシート状の箔シート部材が巻回される供給部材と、前記供給部材の回転駆動するための駆動部材とを有する供給部と、
前記箔シート部材を巻き取るための巻取部材を有する巻取部と、
前記箔シート部材を挟んだ状態で回転する一対の回転体対を有し、画像形成された記録媒体の画像上に前記箔部材を転写することで箔部を形成する転写部と、
前記駆動部材を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記駆動部材を制御することで、前記転写部で前記記録媒体に前記箔部材を転写した後であり、前記箔シート部材の搬送を停止するよりも前に、前記記録媒体に前記箔部材を転写する際の送り方向とは逆の方向に前記供給部材の回転駆動を開始させて前記箔シート部材を前記供給部材側に巻き戻すことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記巻き戻すときの速度は、前記搬送速度よりも速い速度であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記巻取部材の回転軸の制限トルクをTmとし、前記供給部材の回転軸の制限トルクをTkとしたとき、Tk>Tmの関係であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記供給部材の回転軸のトルクおよび前記巻取部材の回転軸のトルクを制御することのできるトルク制限手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記トルク制限手段は、トルクリミッタであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記転写部は、前記箔部材に熱と圧力とを付与することで前記記録媒体に前記箔部材を転写することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記保持部材は透明であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
箔部材の使用領域を検知する検知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記検知手段によって箔部材の使用領域を検知することで前記箔シート部材の巻き戻し量を決定することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記回転体対の少なくとも一方を接離可能とする接離手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
デジタル画像形成が可能な被記録媒体の表面に箔転写加工して箔部を形成することにより、光沢性に優れたメタリック調の表現を行うことが可能なデジタル箔加工法が広く知られている。箔部により形成された画像は、表面光沢性の観点でいわゆるメタリックトナーにより形成された画像よりも光沢性に優れ、より高級感あふれる表現が可能である。
【0003】
例えば、特許文献1には、画像形成装置と箔押し装置とを備える画像形成システムにおいて、画像形成装置側では、印刷済み用紙の搬送方向における先端から箔画像までの距離を求めて箔押し装置に通知する。そして、箔押し装置では、画像形成装置から通知された距離を加味した、箔シートの搬送距離(巻き戻し量)を求めて、当該搬送距離の分だけ箔シートを巻き戻し、その後箔押しを行う構成が開示されている。
【0004】
ここで、箔転写加工において箔(箔シート部材)を効率的に使用するために箔巻き戻し動作を行う際、箔部材にシワが発生することがある。これの発生を防止して、箔を巻き戻して再使用することによって、箔部材の使用効率化を実現する構成にする必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、巻き戻し動作において、箔シート部材のシワ発生を防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、箔部材と、前記箔部材を保持する保持部材とを有するシート状の箔シート部材が巻回される供給部材と、前記供給部材の回転駆動するための駆動部材とを有する供給部と、前記箔シート部材を巻き取るための巻取部材を有する巻取部と、前記箔シート部材を挟んだ状態で回転する一対の回転体対を有し、画像形成された記録媒体の画像上に前記箔部材を転写することで箔部を形成する転写部と、前記駆動部材を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記駆動部材を制御することで、前記転写部で前記記録媒体に前記箔部材を転写した後であり、前記箔シート部材の搬送を停止するよりも前に、前記記録媒体に前記箔部材を転写する際の送り方向とは逆の方向に前記供給部材の回転駆動を開始させて前記箔シート部材を前記供給部材側に巻き戻すことを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、巻き戻し動作において、箔シート部材のシワ発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る実施形態における画像形成装置を示す図。
本発明に係る実施形態における箔部形成部としての箔転写装置を示す図。
本発明に係る実施形態における箔原紙の構成を説明するための図。
本発明に係る実施形態を示したブロック図。
箔部材のロスについて説明するための図。
箔部材の巻き戻しにより発生したたわみを説明するための図。
本発明に係る第1の実施形態における巻き戻し動作を説明するための図。
本発明に係る第1の実施形態における巻き戻し動作の制御フローを示す図。
本発明に係る第2の実施形態における巻き戻し動作を説明するための図。
本発明に係る第2の実施形態における巻き戻し動作の制御フローを示す図。
本発明に係る実施形態における冷却用搬送路を有する箔部形成部を示す図。
冷却用搬送路を有する箔部形成部における箔部材のロスについて説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る実施形態を、図面を用いて、以下に説明をする。
【0010】
また、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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