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公開番号
2025002123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102062
出願日
2023-06-21
発明の名称
薬包綴じ装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
A61J
1/03 20230101AFI20241226BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】オペレータに負担がかかるフットスイッチをずっと踏んだり、タイミング良く離したりする作業から解放され、容易にミスなく薬包綴じ作業を行うことができる薬包綴じ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】回転可能な第1ギア4aなどの第1ギアと第2ギア4bなどの第2ギアを備え、第1ギアと第2ギアの噛合部に複数の薬包が重ねて挿入され、第1ギアと第2ギアにより複数の薬包が綴じられるように構成されている薬包綴じ装置としての薬包綴じ機1において、第1ギア及び第2ギアの何れか一方を回転駆動する駆動モータ5などの回転駆動手段を有し、綴じ動作開始後に、回転駆動手段をして既所定の回転数分だけ回転駆動させた後、自動停止する薬包綴じ装置である。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
回転可能な第1ギアと第2ギアを備え、前記第1ギアと前記第2ギアの噛合部に複数の薬包が重ねて挿入され、前記第1ギアと前記第2ギアにより前記複数の薬包が綴じられるように構成されている薬包綴じ装置において、
前記第1ギア及び前記第2ギアの何れか一方を回転駆動する回転駆動手段を有し、
綴じ動作開始後に、前記回転駆動手段をして既所定の回転数分だけ回転駆動させた後、自動停止する薬包綴じ装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の薬包綴じ装置において、
1回の綴じ動作における前記回転駆動手段の回転数を設定する回転数設定手段を有することを特徴とする薬包綴じ装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の薬包綴じ装置において、
前記回転駆動手段の回転駆動を介しての前記第1ギア及び前記第2ギアの回転による前記薬包の送り距離を設定する送り距離設定手段を有することを特徴とする薬包綴じ装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の薬包綴じ装置において、
前記回転駆動手段の回転駆動より前記既定の薬包の送り距離を送って綴じ動作を自動停止した後、既定の時間経過した後、前記綴じ動作と同じ綴じ動作を自動で再開することを特徴とする薬包綴じ装置。
【請求項5】
請求項4に記載の薬包綴じ装置において、
前記回転駆動手段の停止時間を自在に設定する停止時間設定手段を有することを特徴とする薬包綴じ装置。
【請求項6】
請求項4に記載の薬包綴じ装置において、
既定の前記繰り返し回数の前記綴じ動作を繰り返した後、自動終了することを特徴とする薬包綴じ装置。
【請求項7】
請求項4に記載の薬包綴じ装置において、
前記同じ綴じ動作を繰り返し行う繰り返し回数設定手段を有することを特徴とする薬包綴じ装置。
【請求項8】
請求項4に記載の薬包綴じ装置において、
前記薬包を規定量送った後に、自動停止して動作終了することが可能な単包モードと、
自動停止した後に規定時間経過後、前記既定の薬包の送り距離を送って自動で再開する間欠モードと、
を実行可能であることを特徴とする薬包綴じ装置。
【請求項9】
請求項4に記載の薬包綴じ装置において、
前記薬包を装着して送り出すための綴じ部と、
前記綴じ部の前記薬包を検知する薬包検知手段と、
を有し、
前記薬包検知手段は、前記薬包が前記綴じ部に無いことを検知したとき、前記綴じ動作を自動で停止することを特徴とする薬包綴じ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬包綴じ装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
薬包綴じ装置において、綴じ部の圧着力が強くて見栄えがよく、重ねた分包紙を安定して送ることができるとともに、分包紙を双方から挿入することができ、使い勝手が良いうえ、歯の摩耗が少なく、長寿命な薬包綴じ装置を提供する目的で、回転可能な第1ギアと第2ギアを備え、第1ギアと第2ギアの噛合部に複数の薬包が重ねて挿入され、第1ギアと第2ギアにより複数の薬包が綴じられるように構成されている。第1ギアと第2ギアの少なくともいずれか一方の側面に押さえ部が設けられ、押さえ部で複数の薬包の綴じ部の側方部を第1ギアと第2ギアが噛み合う方向に押さえるように構成された技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1記載の発明は、本発明とは確かに重ねた分包紙を安定して送る点では似ている点がある。しかしながら、漢方薬など様々な薬包をオペレータが容易に、ミスなく薬包綴じ作業を行えるという課題は解消できていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、オペレータに負担がかかるフットスイッチをずっと踏んだり、タイミング良く離したりする作業から解放され、容易にミスなく薬包綴じ作業を行うことができる薬包綴じ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、回転可能な第1ギアと第2ギアを備え、前記第1ギアと前記第2ギアの噛合部に複数の薬包が重ねて挿入され、前記第1ギアと前記第2ギアにより前記複数の薬包が綴じられるように構成されている薬包綴じ装置において、前記第1ギア及び前記第2ギアの何れか一方を回転駆動する回転駆動手段を有し、綴じ動作開始後に、前記回転駆動手段をして既所定の回転数分だけ回転駆動させた後、自動停止する薬包綴じ装置にある。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、オペレータに負担がかかるフットスイッチをずっと踏んだり、タイミング良く離したりする作業から解放され、容易にミスなく薬包綴じ作業を行うことができる薬包綴じ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る薬包綴じ機全体の外観斜視図である。
図1の薬包綴じ機から左右側面カバー、側板カバー、圧解除部カバー等を取り外して内部構成を示す図である。
第1ギア、第2ギア及び圧解除部周りを示す正面図である。
圧解除レバーによる第2ギアの第1ギアに対する加圧時の動作を示す正面図である。
圧解除レバーによる第2ギアの第1ギアに対する圧解除時の動作を示す正面図である
操作部の構成示す平面図である。
薬包を綴じるときに用いるサイドガイド、上ガイド周りの側面図である。
図7の正面図である。
第1ギアの駆動構成を示す図である。
第1ギア周りの構成を示す図である。
第2ギア周りの構成を示す図である。
図4に示した加圧状態を90度回転させて示す圧解除機構の詳細図である。
図4に示した加圧状態の圧解除機構の詳細図である。
薬包センサの配置構成を示す正面図である。
薬包綴じ機の主な制御構成を示す制御ブロック図である。
図6の操作部において、停止時間表示器及び停止時間調整スイッチの表示例を示す平面図である。
薬包数設定のための操作部の平面図である。
連続モードの実行に係るフローチャートである。
単包モードの実行に係るフローチャートである。
間欠モードの実行に係るフローチャートである。
従来例の実行に係るフローチャートである。
(a)、(b)は薬包綴じ機で複数の薬包を針無し綴じ動作する場合の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施の形態を詳細に説明する。各実施形態、各実施例等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。
【0009】
図1~図3を参照して本発明の一実施形態に係る薬包綴じ機の要部の構成を説明する。図1は薬包綴じ機の外観斜視図、図2は図1の薬包綴じ機から左右側板カバー、側板カバー、圧解除部カバー等を取り外して内部構成を示す図、図3は本体の第1ギア、第2ギア及び圧解除部周りを示す図である。
図1、図2に示すように、本発明に係る薬包綴じ装置の一実施形態に係る薬包綴じ機1は、本体2と、薬包ガイド3と、第1ギア4aと、第2ギア4bと、駆動モータ5と、フットスイッチ6と、操作部16と、を備えている。
図1において、薬包綴じ機1の左右方向ないしは横方向(幅方向でもある)をX方向と、前後方向ないしは奥行方向をY方向と、上下方向ないしは縦方向(鉛直方向でもある)をZ方向とする(後述の各図でも同じ)。
【0010】
薬包綴じ機1の本体2は、図1、図2に示すように、ベース板7と、側板8と、右側板9と、左側板10と、各種カバーと、を備えている。
ベース板7は、板金材で形成された枠体状をなす底板でもあり、側板8の下部が固定されている。ベース板7には、図2に示すように、薬包綴じ機1を支持する4つの脚部11が設けられている。なお、図2では紙面前側の2つの脚部11だけが見えており、紙面奥側に設けられている2つの脚部11はベース板7に隠れていて見えない。
(【0011】以降は省略されています)
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