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公開番号2024157076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071179
出願日2023-04-25
発明の名称レンズフード
出願人株式会社シグマ
代理人
主分類G03B 11/04 20210101AFI20241030BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】小型で携行性に優れ、容易に着脱可能であり、レンズ鏡筒に対して確実に正規の位相で固定され、装着後もガタが少なく品位の高いレンズフードを提供すること
【解決手段】レンズ鏡筒と前記レンズ鏡筒に着脱されるレンズフードにおいて、前記レンズ鏡筒は、前記レンズフードと係合する第1係合部と第2係合部とを備え、前記レンズフードは、前記第1係合部を付勢する付勢部と、前記第2係合部と係合する第3係合部とを備え、前記付勢部と前記第1係合部との当接部に生じる力は、周方向と光軸方向とに作用し、前記レンズフードと前記レンズ鏡筒の光軸方向の装着位置では、前記レンズフードが回動可能であり、前記付勢部の付勢力により、前記レンズフードが回動することで、前記レンズ鏡筒に装着されることを特徴とするレンズフード
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レンズ鏡筒と前記レンズ鏡筒に着脱されるレンズフードにおいて、
前記レンズ鏡筒は、
前記レンズフードと係合する第1係合部と第2係合部とを備え、
前記レンズフードは、
前記第1係合部を付勢する付勢部と、
前記第2係合部と係合する第3係合部とを備え、
前記付勢部と前記第1係合部との当接部に生じる力は、周方向と光軸方向とに作用し、
前記レンズフードと前記レンズ鏡筒の光軸方向の装着位置では、前記レンズフードが回動可能であり、
前記付勢部の付勢力により、
前記レンズフードが回動することで、前記レンズ鏡筒に装着されることを特徴とするレンズフード
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
レンズ鏡筒と前記レンズ鏡筒に着脱されるレンズフードにおいて、
前記レンズフードは、
前記レンズ鏡筒と係合する第1係合部と第2係合部とを備え、
前記レンズ鏡筒は、
前記第1係合部を付勢する付勢部と、
前記第2係合部と係合する第3係合部とを備え、
前記付勢部と前記第1係合部との当接部に生じる力は、周方向と光軸方向とに作用し、
前記レンズフードと前記レンズ鏡筒の光軸方向の装着位置では、前記レンズフードが回動可能であり、
前記付勢部の付勢力により、
前記レンズフードが回動することで、前記レンズ鏡筒に装着されることを特徴とするレンズフード
【請求項3】
前記付勢部は、前記第1係合部と当接する移動部と前記移動部を付勢する付勢部材とから構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズフード
【請求項4】
前記当接部は、前記周方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズフード
【請求項5】
前記第1係合部は、前記第2係合部と一つのリブに配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズフード

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ鏡筒に着脱されるレンズフードに関するものである。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、交換レンズに装着されるレンズフードは、不意の脱落の防止、繰り返し装着することに起因する装着部分の摩耗によるガタツキの抑制のため、ロック機構を備えたものが多く知られている。
【0003】
特許文献1は、レンズ鏡筒との嵌めあい部とレンズフード取付時のクリック形状を分離した構成とすることで、取付時の感触の改善を図ったバヨネット方式のレンズフードを開示している。
【0004】
特許文献2は、半径方向に付勢することでガタ取りを行うロックボタン方式のレンズフードを開示している。
【0005】
特許文献3は、レンズフードが二重構造となっており、遮光部はレンズ鏡筒に対して常に正しい角度で固定することで、レンズフードの取付不良の発生しないレンズフードを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許6478874号
特許7071157号
特許4779268号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載のレンズフードは、クリック部の変形を逃すためのスペースが必要であるため、レンズフードの径が大きくなってしまうという課題を有する。
【0008】
次に、特許文献2に記載のレンズフードも同様に、ロック用のレバーや付勢機構のスペースが必要なため、レンズフードの小型化が困難であるという課題を有する。
【0009】
また、特許文献1と特許文献2に記載のレンズフードは、レンズフードを正規の位置まで回さなくともレンズ鏡筒から容易に脱落しないため、取付不良の状態でも撮影が可能である。その結果、四隅がけられた写真の撮影となってしまう事態が発生し得る。
【0010】
最後に、特許文献3に記載のレンズフードは、撮影時に四隅にケラレが発生しないが、レンズ本体に対してフードを逆方向に取り付けることができない。従って、収納時に嵩張ってしまうという課題を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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