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公開番号
2024176965
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095877
出願日
2023-06-09
発明の名称
画像処理装置およびエッジ検出方法
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20241212BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】背景と原稿の影との境界が検出できなかった場合において原稿エッジの検出精度を向上することができる画像処理装置およびエッジ検出方法を提供する。
【解決手段】読取装置により読み取られた原稿の画像データから、背景部分から原稿部分へ向かう方向で隣接する画素の画素値の差分に関する値を求める処理部と、処理部により求められた差分に関する値に基づいて、画素値が変化する境界としてのエッジを検出する検出部と、検出部によって最初に暗くなる変化のエッジが検出された場合にエッジを第1エッジに設定し、検出部によって第1エッジの検出前に明るくなる変化のエッジが検出された場合、エッジを第2エッジに設定し、検出部によって第1エッジの検出後に暗くなる変化または明るくなる変化のエッジが検出された場合、エッジを第2エッジに設定する設定部と、設定部により設定された第2エッジを、原稿の原稿エッジに決定する決定部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
読取装置により読み取られた原稿の画像データから、該画像データにおいて背景部分から原稿部分へ向かう方向で隣接する画素の画素値の差分に関する値を求める処理部と、
前記方向に画素を探索して、前記処理部により求められた前記差分に関する値に基づいて、画素値が変化する境界としてのエッジを検出する検出部と、
前記検出部によって最初に暗くなる変化の前記エッジが検出された場合に該エッジを第1エッジに設定し、前記検出部によって該第1エッジの検出前に明るくなる変化の前記エッジが検出された場合、該エッジを第2エッジに設定し、前記検出部によって該第1エッジの検出後に暗くなる変化または明るくなる変化の前記エッジが検出された場合、該エッジを前記第2エッジに設定する設定部と、
前記設定部により設定された前記第2エッジを、前記原稿の原稿エッジに決定する決定部と、
を備えた画像処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記処理部は、前記方向の画素の画素値に対して微分フィルタによるフィルタ処理を行うことにより、前記差分に関する値として、前記画素値に対する微分量を算出する請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記検出部は、
対象画素の画素値に対応する前記微分量が第1閾値以下である場合、該対象画素を暗くなる変化の前記エッジとして検出し、
前記対象画素の画素値に対応する前記微分量が、前記第1閾値より大きい第2閾値以上である場合、該対象画素を明るくなる変化の前記エッジとして検出する請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記設定部は、
前記第1エッジの検出後に、該第1エッジの位置と対象画素の位置との距離が第3閾値未満であるか否かを判定し、
前記距離が前記第3閾値以上である場合、前記第1エッジを前記第2エッジに設定する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第3閾値は、前記原稿の原稿影として発生し得る最大幅である請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記検出部により同様の前記エッジの検出結果が得られた連続数をカウントするカウント部を、さらに備え、
前記設定部は、
前記カウント部によりカウントされた、暗くなる変化の前記エッジに対応する前記連続数が第4閾値を超えた場合、前記検出部により暗くなる変化の前記エッジが検出されたものと判定し、
前記カウント部によりカウントされた、明るくなる変化の前記エッジに対応する前記連続数が前記第4閾値を超えた場合、前記検出部により明るくなる変化の前記エッジが検出されたものと判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
対象画素の画素値が第5閾値未満であるか否かを判定する判定部を、さらに備え、
前記決定部は、前記判定部により前記対象画素の画素値が前記第5閾値未満であると判定された場合、該対象画素の位置を前記原稿エッジの位置として決定する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記検出部は、前記方向における所定の探索範囲の画素について前記エッジの検出処理が終了したか否を判定し、
前記決定部は、前記検出部により前記探索範囲の画素について前記エッジの検出処理が終了したと判定された場合、前記原稿エッジが検出できなかった旨を示す検出異常を出力する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記決定部により決定された前記原稿エッジに基づいて、前記原稿のスキューの補正を行う請求項1~3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項10】
読取装置により読み取られた原稿の画像データから、該画像データにおいて背景部分から原稿部分へ向かう方向で隣接する画素の画素値の差分に関する値を求める処理ステップと、
前記方向に画素を探索して、前記差分に関する値に基づいて、画素値が変化する境界としてのエッジを検出する検出ステップと、
最初に暗くなる変化の前記エッジを検出した場合に該エッジを第1エッジに設定し、該第1エッジの検出前に明るくなる変化の前記エッジを検出した場合、該エッジを第2エッジに設定し、該第1エッジの検出後に暗くなる変化または明るくなる変化の前記エッジを検出した場合、該エッジを前記第2エッジに設定する設定ステップと、
設定した前記第2エッジを、前記原稿の原稿エッジに決定する決定ステップと、
を有するエッジ検出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置およびエッジ検出方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機等の画像形成装置において、自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder)による原稿の読取時に生じるスキューは機械的な機構で補正している。近年、機械的な機構によるスキューの補正に代えて、画像処理でスキューの補正を行う補正技術が知られている。画像処理によるスキューの補正技術は、原稿にスキューが生じて読み取られた読取画像からスキュー角度を検出し、当該角度に基づいて画像処理による補正を行う技術である。画像処理によるスキューの補正技術において、スキュー角度を検出するには、読取画像から原稿エッジを精度よく検出する必要がある。
【0003】
このような、原稿エッジを検出する技術として、背景と検知対象物の影との境界を検出する第1の境界検出部と、検知対象物の影と検知対象物の境界をと検出する第2の境界検出部とを備え、第2の境界検出部による検出結果を複数の領域に分け、各領域の傾きを検出すると共に、第2の境界検出部による検出結果の複数の領域の傾きのうち原稿ダメージ等により異常値となっている傾きを除去したうえで、第1の境界検出部による検出結果と第2の境界検出部による検出結果との傾きが近い場合には傾き補正を行う構成が開示されている(例えば特許文献1)。
【0004】
また、縦スジノイズおよび原稿内の明度変化を原稿エッジと誤検出することを防ぐために、原稿領域の境界線を構成する画素候補を検出し、候補画素に沿って近似直線を算出して仮の原稿境界直線を求め、仮の原稿境界直線から所定距離の範囲内に原稿縁による影画像があるか判定し、影画像があった場合に仮の原稿境界直線付近に正しい原稿境界があると判定する構成が開示されている(例えば特許文献2)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、背景と検知対象物(原稿)との境界が正しく検出されることが前提の技術となっており、当該境界が検出できなかった場合には、原稿と影との境界、すなわち原稿エッジを検出することができないという問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、背景と原稿の影との境界が検出できなかった場合において原稿エッジの検出精度を向上することができる画像処理装置およびエッジ検出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、読取装置により読み取られた原稿の画像データから、該画像データにおいて背景部分から原稿部分へ向かう方向で隣接する画素の画素値の差分に関する値を求める処理部と、前記方向に画素を探索して、前記処理部により求められた前記差分に関する値に基づいて、画素値が変化する境界としてのエッジを検出する検出部と、前記検出部によって最初に暗くなる変化の前記エッジが検出された場合に該エッジを第1エッジに設定し、前記検出部によって該第1エッジの検出前に明るくなる変化の前記エッジが検出された場合、該エッジを第2エッジに設定し、前記検出部によって該第1エッジの検出後に暗くなる変化または明るくなる変化の前記エッジが検出された場合、該エッジを前記第2エッジに設定する設定部と、前記設定部により設定された前記第2エッジを、前記原稿の原稿エッジに決定する決定部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、背景と原稿の影との境界が検出できなかった場合において原稿エッジの検出精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る画像形成装置のスキャナの構成の一例を示す図である。
図3は、第1の実施形態に係る画像形成装置のADFの構成の一例を示す図である。
図4は、原稿の読取位置近傍の構成を模式的に示す図である。
図5は、第1の実施形態に係る画像形成装置の画像処理部のハードウェア構成の一例を示す図である。
図6は、第1の実施形態に係る画像形成装置の画像処理部の機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図7は、白原稿を読み取った状態の一例を示す図である。
図8は、微分フィルタの一例を示す図である。
図9は、白原稿の原稿エッジを検出する動作を説明する図である。
図10は、原稿影が出づらい場合の白原稿の原稿エッジを検出する動作を説明する図である。
図11は、黒原稿の原稿エッジを検出する動作を説明する図である。
図12は、第1の実施形態に係る画像形成装置による原稿エッジ検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13は、第1の実施形態に係る画像形成装置によるエッジ探索判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図14は、原稿影が出づらい場合の黒原稿の原稿エッジを検出する動作を説明する図である。
図15は、第2の実施形態に係る画像形成装置によるエッジ探索判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図16は、第3の実施形態に係る画像形成装置の画像処理部の機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図17は、ノイズがある場合の白原稿の原稿エッジを検出する動作を説明する図である。
図18は、第3の実施形態に係る画像形成装置による原稿エッジ検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図19は、第4の実施形態に係る画像形成装置の画像処理部の機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図20は、原稿エッジ付近に画像が印字されている場合の白原稿の原稿エッジを検出する動作を説明する図である。
図21は、第4の実施形態に係る画像形成装置による原稿エッジ検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る画像処理装置およびエッジ検出方法の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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