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公開番号2024176280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094730
出願日2023-06-08
発明の名称液体吐出装置、液体吐出方法、及び、制御プログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B41J 2/165 20060101AFI20241212BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体吐出装置における吸引キャップを十分に洗浄、及び、保湿する。
【解決手段】ヘッドを備え、前記ヘッドが吐出する液体によって所定処理を行う液体吐出装置が、前記ヘッドを吸引する吸引部と、前記吸引部が吸引してから第1時間以内に、洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第1洗浄部と、温度、及び、湿度に基づいて設定される第2時間ごとに、前記吸引部に前記洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第2洗浄部とを備える。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
ヘッドを備え、前記ヘッドが吐出する液体によって所定処理を行う液体吐出装置であって、
前記ヘッドを吸引する吸引部と、
前記吸引部が吸引してから第1時間以内に、洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第1洗浄部と、
温度、及び、湿度に基づいて設定される第2時間ごとに、前記吸引部に前記洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第2洗浄部と
を備える液体吐出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2洗浄部は、
前記温度、及び、前記湿度に基づき、前記液体の蒸発速度が速い温度湿度条件であるほど前記第2時間を短く決定する
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記第1洗浄部が前記吸引部を洗浄した後、前記洗浄液を排出口から排出すると、前記排出口を封止する
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記排出口を封止した後、前記吸引部に前記洗浄液を注入する
請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記第2洗浄部が前記吸引部を洗浄した後、前記洗浄液を排出口から排出すると、前記排出口を封止する
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記排出口を封止した後、前記吸引部に前記洗浄液を注入する
請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
電源の操作、スリープ状態への移行、又は、前記スリープ状態からの復帰を含む状態移行があると、前記洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第3洗浄部を更に備える
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記液体は、インクであり、
前記ヘッドは、前記インクを記録媒体に吐出し、
前記所定処理は、前記記録媒体に画像を形成する処理であり、
前記吸引部は、前記ヘッドをキャップする吸引キャップであり、
前記第1洗浄部は、前記吸引部が吸引を行うと第1洗浄を実行し、
前記第2洗浄部は、前記温度、及び、前記湿度に応じてテーブルで定まる重み係数に応じて決定される前記第2時間に基づき、定期的に第2洗浄を実行する
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
ヘッドと、
前記ヘッドを吸引する吸引部と
を備え、前記ヘッドが吐出する液体によって所定処理を行う液体吐出装置が行う液体吐出方法であって、
前記吸引部が吸引してから第1時間以内に、洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第1洗浄手順と、
温度、及び、湿度に基づいて設定される第2時間ごとに、前記吸引部に前記洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第2洗浄手順と
を含む液体吐出方法。
【請求項10】
請求項9に記載の液体吐出方法を液体吐出装置に実行させるための制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、液体吐出方法、及び、制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
液体を吐出して様々な処理を実現する技術が知られている。具体的には、液体として、インクを使用し、用紙等の記録媒体に対して、画像を形成する処理を実行する画像形成装置等の技術が知られている。
【0003】
インクを吐出するヘッドを有する画像形成装置が、ヘッドからインクを吸引する吸引キャップを備える。インクは、長時間滞留すると増粘し、吸引キャップによる吸引、又は、ヘッドによる吐出等の動作に悪影響を与える。そのため、吸引キャップでインクを吸引する。一方で、吸引キャップにインクが残ると、吸引性能が低下する。そこで、吸引キャップを洗浄して吸引キャップの吸引性能が低下するのを防ぐ技術が知られている(例えば、特許文献1等である)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、吸引キャップが十分に洗浄、及び、保湿できていない場合が多い。そのため、乾燥したインクが様々な箇所で詰まり、不具合となる。したがって、従来の技術には、吸引キャップが十分に洗浄、及び、保湿できない課題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みて、液体吐出装置における吸引キャップを十分に洗浄、及び、保湿することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、液体吐出装置は、
ヘッドを備え、前記ヘッドが吐出する液体によって所定処理を行う液体吐出装置であって、
前記ヘッドを吸引する吸引部と、
前記吸引部が吸引してから第1時間以内に、洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第1洗浄部と、
温度、及び、湿度に基づいて設定される第2時間ごとに、前記吸引部に前記洗浄液を注入して前記吸引部を洗浄する第2洗浄部と
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体吐出装置が備える吸引キャップを十分に洗浄、及び、保湿できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体吐出装置の例を示す図(側面図)である。
液体吐出装置の例を示す図(平面図)である。
キャリッジ103の例を示す図である。
ヘッドクリーニングユニット171、及び、キャリッジ103の配置例(その1)を示す図である。
ヘッドクリーニングユニット171、及び、キャリッジ103の配置例(その2)を示す図である。
ヘッドクリーニングユニット171、及び、キャリッジ103の配置例(その3)を示す図である。
吸引部の例を示す図である。
洗浄液の注入例(その1)を示す図である。
洗浄液の注入例(その2)を示す図である。
洗浄液の注入例(その3)を示す図である。
洗浄液の注入例(その4)を示す図である。
インクが残る例を示す図である。
洗浄頻度の設定例を示す図である。
全体処理例を示す図である。
排出口の封止する例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付する図面を参照し、具体例を説明する。なお、実施形態は、以下に説明する具体例に限られない。
【0010】
[液体吐出装置の例]
図1は、液体吐出装置の例を示す図(側面図)である。図2は、液体吐出装置の例を示す図(平面図)である。液体吐出装置は、例えば、以下のような画像形成装置10である。すなわち、以下の例では、液体は、画像を形成するためのインクである。また、液体が付着する記録媒体は、以下の例では、用紙112とする。
(【0011】以降は省略されています)

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