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公開番号2024176028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094220
出願日2023-06-07
発明の名称画像読取装置および画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20241212BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数の幅サイズが混載した原稿の正確なセットを可能にする。
【解決手段】1枚あるいは複数の原稿が載置される原稿載置面を有する原稿トレイと、前記原稿トレイに載置された原稿が当接される壁面と、前記原稿を1枚ずつ搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された原稿の画像を読み取る画像読取部と、前記壁面に設けられ、前記原稿載置面における原稿のセット位置を示す目盛りを有する位置指示部材と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1枚あるいは複数の原稿が載置される原稿載置面を有する原稿トレイと、
前記原稿を1枚ずつ搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送された原稿の画像を読み取る画像読取部と、
前記原稿トレイに対して原稿を載置するべき位置を指示する位置指示部材と、
を備え、
前記位置指示部材は、前記原稿に接触する位置あるいは前記原稿に対する接触位置の近傍で指示される、
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
1枚あるいは複数の原稿が載置される原稿載置面を有する原稿トレイと、
前記原稿トレイに載置された原稿が当接される壁面と、
前記原稿を1枚ずつ搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送された原稿の画像を読み取る画像読取部と、
前記壁面に設けられ、前記原稿載置面における原稿のセット位置を示す目盛りを有する位置指示部材と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
前記位置指示部材は、中央基準に対して原稿の幅方向の左右それぞれに所定の間隔で位置を指示する前記目盛りを有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記位置指示部材は、中央基準に対して原稿の幅方向の左右の対象位置の組み合わせが分かるような前記目盛りを有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記位置指示部材は、中央基準に対して原稿の幅方向の左右の対象位置の組み合わせを、記号または色の少なくとも何れか一方で示す、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記位置指示部材は、前記目盛りの幅を、中央基準に対して原稿の幅方向に離れるに従って変化させる、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記位置指示部材は、前記目盛りの幅を、中央基準に対して原稿の幅方向に離れるに従って広くなるように変化させる、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項8】
読み取った原稿の画像からエッジを検出する処理、検出したエッジ情報を元にスキュー補正する処理、検出したエッジ情報を元にレジスト位置を調整する処理、検出したエッジ情報を元に原稿サイズを切り出す処理の少なくとも何れか一つを実施する画像処理部を備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記位置指示部材は、前記壁面に対して、シール状のシートとして貼り付けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記位置指示部材は、前記壁面から紐状体をたらす、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、定形サイズや不定形サイズなどの複数の幅サイズが混載した原稿について、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送装置)によって連続的にスキャン可能にした技術が知られている。このように複数の幅サイズが混載した原稿を連続的に搬送させるためには、原稿のピックアップ位置に対して複数の幅サイズが混載した原稿を適切に設置する必要がある。
【0003】
特許文献1には、複数の幅サイズが混載した原稿の適切なセット位置を示すために、ADFの上部の中央位置および中央位置に対する対称位置に、複数のポジションインジケータを備える技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術によれば、ADFの上部でのセット位置を指示するポジションインジケータの位置と実際に原稿が置かれる載置面とにおいて、原稿の積載可能枚数に応じた高さのギャップが存在するため、ポジションインジケータの位置と原稿端部との位置関係が視認しにくく、複数の幅サイズが混載した原稿のセットがしにくかったり、複数の幅サイズが混載した原稿のセット後のズレが発生したりする問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の幅サイズが混載した原稿の正確なセットを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1枚あるいは複数の原稿が載置される原稿載置面を有する原稿トレイと、前記原稿トレイに載置された原稿が当接される壁面と、前記原稿を1枚ずつ搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された原稿の画像を読み取る画像読取部と、前記壁面に設けられ、前記原稿載置面における原稿のセット位置を示す目盛りを有する位置指示部材と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数の幅サイズが混載した原稿の正確なセットを可能にすることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。
図2は、ADFの原稿トレイ付近の構成例を示す説明図である。
図3は、画像形成装置の主要構成を示すブロック図である。
図4は、従来のADFの問題点について説明する図である。
図5は、位置指示部材によるセット位置指示の効果について説明する図である。
図6は、位置指示部材の変形例について示す図である。
図7は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置が備える画像処理部の機能構成を示すブロック図である。
図8は、位置指示部材における目盛り幅とスキューの関係について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、画像読取装置および画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100の概略構成図である。図1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する一般に複合機(MFP:Multifunction Peripheral/Printer/Product)と称される画像形成装置100を一例として示している。図1に示すように、画像形成装置100は、大きくは、画像読取装置であるスキャナ110と、プロッタ120を備える。スキャナ110は、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送装置)110A、画像読取部110Bを有する。プロッタ120は、給紙部103と、画像形成部105と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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