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公開番号
2024163824
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023089197
出願日
2023-05-12
発明の名称
サーバー装置
出願人
株式会社フューチャーコネクト
代理人
主分類
H04L
61/5014 20220101AFI20241115BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ネットワーク内にサーバー装置を組み込む際に、簡単に接続でき、しかも、固定IPアドレスを容易に設定できるサーバー装置を提供できることを目的とする。
【解決手段】ネットワークを介して接続可能な通信手段と、SSDやHDDなどからなる記憶手段と、適宜な電源の供給を受けて各手段を駆動させる電源手段と、この通信手段、記憶手段、電源手段を制御する制御手段からなるサーバー装置であって、前記制御手段は、前記記憶手段にあらかじめ記憶されたプログラムに基づき、サーバー装置がネットワークに接続されたときに、ルーターやネットワークを管理する管理端末にDHCPによる動的アドレスを、前記通信手段を介して要求し、得られた動的IPアドレスで、ネットワーク内で接続を確認し、その後得られた動的IPアドレスを固定IPアドレスに設定し、Gateway情報をファイルに保存して再起動させるようにしてなるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークを介して接続可能な通信手段と、SSDやHDDなどからなる記憶手段と、適宜な電源の供給を受けて各手段を駆動させる電源手段と、この通信手段、記憶手段、電源手段を制御する制御手段からなるサーバー装置であって、
前記制御手段は、前記記憶手段にあらかじめ記憶されたプログラムに基づき、サーバー装置がネットワークに接続されたときに、ルーターやネットワークを管理する管理端末にDHCPによる動的IPアドレスを、前記通信手段を介して要求し、得られた動的IPアドレスで、ネットワーク内で接続を確認し、その後得られた動的IPアドレスを固定IPアドレスに設定し、Gatewayをファイルに保存して再起動させるようにしてなることを特徴とするサーバー装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記サーバー装置は、起動時にファイル保存したGatewayとの疎通確認を行い、疎通が確認されない場合、ルーターやネットワークを管理する管理端末にDHCPによる動的アドレスを、前記通信手段を介して再要求し、得られた動的IPアドレスで、ネットワーク内で接続を確認し、その後得られた動的IPアドレスを固定IPアドレスに設定し、Gateway情報をファイルに保存して再起動させるようにしてなることを特徴とする請求項1記載のサーバー装置。
【請求項3】
前記サーバー装置は、固定IPアドレスが設定される都度、あらかじめ前記サーバー装置に設定された前記サーバー装置とは、異なる外部の管理サーバー装置に書込まれるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のサーバー装置。
【請求項4】
前記サーバー装置には、当該サーバー装置を特定する識別コードと、前記管理サーバー装置へアクセスするためのアクセス情報が記載された機械読取用コードが貼付されてなることを特徴とする請求項3記載のサーバー装置。
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
本発明は、設定や管理が容易となるサーバー装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ネットワーク内にサーバー装置を組み込むときに手作業で行うことが一般的で、多くの設定ミスが起きている。それは、ネットワークの設定は、ネットワーク機器ひとつひとつで違ってくるのが一般的であり、例えば、ネットワーク機器が配置される場所によって、制御すべき通信や許可すべき通信が違ってくるからである。
【0003】
人的ミスを防ぐには作業の自動化が有効である。そこで人手でやるのではなく、データを自動で取得して入力するプログラムを作成すれば、プログラムにミスがない限り、データ入力にミスが発生することはない。
【0004】
そのため、例えば特許文献1に示す、ネットワークシステムが開示されている。このシステムは、DHCPサーバーによるネットワークシステムとしての事例である。
【0005】
この技術は、ネットワークシステム10は、DHCPサーバ(PC)12を含み、PCには、ハブ14を介して、複数のクライアントとして、複数の表示装置16およびこの表示装置とは異なる複数のネットワーク機器18が接続される。各クライアントは、PCにリース要求を送信し、これに応じてリース提供されるIPアドレスを設定し、ネットワークに接続(参加)する。PCは、リース提供したIPアドレスを宛先として、順次クライアントにTelnetで接続し、これに対して接続完了が返されたクライアントを表示装置と判断し、固定IPアドレスを順に割り当てる。そして、PCは、割り当てた固定IPアドレスを設定させるコマンドを各表示装置に送信する。すると、各表示装置では、割り当てられた固定IPアドレスが設定されるというものである。
【0006】
こうすることで、固定IPアドレスを一元的に割り当てることができるというものである。しかしながら、個人ユースですでに確立している、ネットワーク内に新規なサーバー装置を組み込もうとすると、ルーターなどがDHCPなどにより、動的なIPアドレスが振り分けらえるものの、動的なIPアドレスは都度、変更されるもので、やはり手作業によって固定IPアドレスを入力しなくてはならず、ミスを改善できないでいた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2016-184841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本願発明者は、既に存在するネットワーク内にサーバー装置を組み込む際に簡単に組み込めるサーバー装置を目的として、一旦ネットワーク内に設置された、サーバー装置は、他の端末からも接続を容易にして、他の端末装置で操作可能で、しかも設定が容易なサーバー装置を試みた。
【0009】
しかし、簡単にDHCPなどにより接続されてしまったのでは、サーバー装置としての機能が損なわれるので、セキュリティ上安全なサーバー装置とは言えない。本願発明者は、このような問題点を検討した結果、既に存在するネットワーク内にサーバー装置を組み込む際に、簡単に接続でき、しかも、固定IPアドレスを容易に設定できるサーバー装置を提供できることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のサーバー装置は、上記課題を解決するために、ネットワークを介して接続可能な通信手段と、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)やHDD(ハード・ディスク・ドライブ)などからなる記憶手段と、適宜な電源の供給を受けて各手段を駆動させる電源手段と、この通信手段、記憶手段、電源手段を制御する制御手段からなるサーバー装置であって、前記制御手段は、前記記憶手段にあらかじめ記憶されたプログラムに基づき、サーバー装置がネットワークに接続されたときに、ルーターやネットワークを管理する管理端末にDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)による動的アドレスを、前記通信手段を介して要求し、得られた動的IPアドレスで、ネットワーク内で接続を確認し、その後得られた動的IPアドレスを固定IPアドレスに設定し、Gateway情報をファイルに保存して再起動させるようにしてなるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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