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公開番号
2024165593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081909
出願日
2023-05-17
発明の名称
遠隔制御システム
出願人
cynaps株式会社
代理人
個人
主分類
H04Q
9/02 20060101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】1モジュール化した新規な小型PLCを開発し、PLCの置換えや後付けで新規のPLCを設置可能な遠隔制御システムを提供する。
【解決手段】管理対象の拠点内又は拠点外に設置された制御手段と、管理対象の拠点内に設置されたPLCユニットと、前記PLCユニットにより制御される被制御装置とを備えた遠隔制御システムであって、前記PLCユニットは、無線アンテナと、無線通信を行うLTE通信モジュールと、近接無線通信を行う近接無線通信モジュールと、外部のセンサからのアナログ信号を入力するAD変換器と、前記AD変換器で変換されたデジタル信号を所定の計算条件を定義する計算テーブルに基づいて演算し、デジタル制御信号を自動生成する信号処理手段と、アナログ信号を変換出力するDA変換器と、から構成され、前記制御手段は、PLCユニットと、無線通信又は近接無線通信ネットワークにより前記計算テーブルを設定するようにした。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
管理対象の拠点内又は拠点外に設置された制御手段と、管理対象の拠点内に設置されたPLCユニットと、前記PLCユニットによってシーケンス制御される被制御装置とを備え、通信ネットワークを介して遠隔制御を行う遠隔制御システムであって、
前記PLCユニットは、
無線アンテナと、
前記無線アンテナを介して無線通信を行うLTE通信モジュールと、
前記無線アンテナを介して近接無線通信を行う近接無線通信モジュールと、
外部のセンサからのアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、
前記AD変換器により変換されたデジタル信号を予め定められた計算条件を定義する計算テーブルに基づいて演算し、デジタル制御信号を自動生成する信号処理手段と、
前記信号処理手段により自動生成されたデジタル制御信号をアナログ信号に変換するDA変換器と、から構成され、
前記制御手段は、
前記PLCユニットと、無線通信又は近接無線通信のネットワークに接続され、前記無線通信又は前記近接無線通信により前記計算テーブルを設定することを特徴とする遠隔制御システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、無線端末又はクラウド上に備えられていることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
【請求項3】
前記PLCユニットは、更に電磁接触器を有し、前記信号処理手段は予め定められた判定条件を定義する判定テーブルに基づいて電磁接触器を動作させ、前記被制御装置の動作をオン/オフすることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御システム。
【請求項4】
前記計算テーブルは、前記クラウド経由で遠隔で変更することを特徴とする請求項2記載の遠隔制御システム。
【請求項5】
前記判定テーブルは、前記クラウド経由で遠隔で変更することを特徴とする請求項3記載の遠隔制御システム。
【請求項6】
前記PLCユニットは、管理対象の拠点内に設置された制御盤の外部に取付けたことを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
【請求項7】
前記PLCユニットは、管理対象の拠点内に設置された制御盤に内蔵させ、前記無線アンテナを前記制御盤の外部に取付けたことを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
【請求項8】
管理対象の拠点内又は拠点外に設置された制御手段と、管理対象の拠点内に設置されたPLCユニットと、前記PLCユニットによってシーケンス制御される被制御装置とを備え、通信ネットワークを介して遠隔制御を行う遠隔制御システムであって、
前記PLCユニットは、
無線アンテナと、
前記無線アンテナを介して無線通信を行うLTE通信モジュールと、
前記無線アンテナを介して近接無線通信を行う近接無線通信モジュールと、
外部のセンサからのアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、
前記AD変換器により変換されたデジタル信号を予め定められた計算条件を定義する計算テーブルに基づいて演算し、デジタル制御信号を自動生成する信号処理手段と、
前記信号処理手段により自動生成されたデジタル制御信号をアナログ信号に変換するDA変換器と、から構成され、
前記PLCユニットを第1のPLCユニットと第2のPLCユニットとの2台構成とし、
前記制御手段は、上記拠点外のクラウドに設置され、前記第1のPLCユニットと、前記第2のPLCユニットとは無線通信のネットワークを介して前記クラウドに接続され、
前記第1のPLCユニットのAD変換器のデジタル信号出力を前記クラウドに送信し、受信した前記AD変換器のデジタル信号出力に対して前記クラウドは、無線端末から受信した計算条件又は判定条件に基づいて演算し、デジタル制御信号を自動生成して前記第2のPLCユニットに出力し、受信した前記第2のPLCユニットのDA変換器により前記デジタル制御信号をアナログ信号に変換することを特徴とする遠隔制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔制御システムに関し、特に管理対象の拠点内に設けられた自動制御のためのプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)を管理対象の拠点内又は拠点外から通信ネットワークを介して遠隔制御を行うのに好適な遠隔制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、様々な被制御対象機器は、例えば被動力装置などがプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)を介して接続され、PLCの自動制御により活用されている。PLCのことを、シーケンサと呼ぶこともある。
【0003】
ここで、活用されているPLC(又はシーケンサ)はプログラム可能であり、被制御対象機器の制御の種類に応じて、入力用PLC、出力用PLC、入出力PLCなどの形態を採っている。これらのPLCは、アナログ入力端子、デジタル入力端子、入力リレー接点端子、アナログ出力端子、デジタル出力端子、出力リレー接点端子などを備えている。これらの入力端子には、各種センサが接続されている。例えば、被動力装置が換気装置の場合は、PLCはセンサから室温や湿度などを検出して、出力端子から制御信号を出力し、被動力装置としての換気装置の自動制御を行うことになる。
【0004】
また、被動力装置が河川や水路に設置された水門開閉装置の場合は、PLCはセンサから河川や水路の水量などを検出して、出力端子から制御信号を出力し、被動力装置としての水門開閉装置の自動制御を行うことになる。
【0005】
上記したようなPLCは設置時に、一旦制御条件を設定すると、現場にサービスエンジニアが出向いて調整するか、管理者が手動で変更するしかなかった。
【0006】
しかしながら、古い河川の水門開閉装置などでは、インフラ設備としての装置設置時に一旦設定してしまうと変更が難しいという問題がある。例えば、インフラ設備は老朽化が進み、異常気象などで河川の水量の制御条件の設定が難しくなってきている。
【0007】
そこで、新しい水門開閉装置に変更しようとすると、古いPLCは遠隔制御対応になっていないので、PLCの制御条件を変更するためには、サービスエンジニアが現場に出向く必要が発生する。
【0008】
これらの問題を解決するため、例えば、特許文献1に記載のように、管理対象の領域内にある被制御機器を領域外から通信ネットワークを介して制御する遠隔制御システムが提案されている。この遠隔制御システムは、管理対象領域外のサーバ上に仮想PLCを実現したものであり、領域内の信号変換手段(IoTデバイス)は新たな制御信号を受信するまで、前回の制御信号を記憶した内容で被制御機器を制御するシステムである。
【0009】
近年、建築構造物の空調機器の操作手段として、スマートフォン(以下、スマホと略す)等の通信機器を介して操作するための制御用プログラムが開発されている。例えば、特許文献2には、通信ネットワークに接続可能なリモート端末によりダウンロードされた制御用プログラムを用いて、空気調和機等の制御対象機器の制御を行う機器制御システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2020-53789号公報
特開2004-289505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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