TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024174453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092280
出願日2023-06-05
発明の名称撮像システム
出願人株式会社IHI
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/50 20230101AFI20241210BHJP(電気通信技術)
要約【課題】利用者の目線に精度良く合った撮影を行うことが可能な撮像システムを提供する。
【解決手段】撮像システム1は、撮像装置22と、枠体としてのアパーチャ21とを備える。撮像装置22は、利用者の正視方向を撮影する。アパーチャ21は、光を透過させる開口部21aを有し、利用者の正視方向の前方であり且つ撮像装置22の撮影方向の前方の位置に、利用者の視野および撮像装置22による撮影画角を制限するように設置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の正視方向を撮影する撮像装置と、
光を透過させる開口部を有し、前記利用者の正視方向の前方であり且つ前記撮像装置の撮影方向の前方の位置に、前記利用者の視野および前記撮像装置による撮影画角を制限するように設置された枠体と、を備えた撮像システム。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
光を透過させる開口部を有し、利用者の正視方向の前方に前記利用者の視野を制限するように設置された枠体と、
前記利用者の正視方向に対して所定の角度を有するように傾斜させて設置され、前記枠体の開口部から入射した光の一部を前記利用者の目に向けて透過させ、一部を反射させる第1フィルタと、
前記第1フィルタにより反射された光を撮影する撮像装置と、を備えた撮像システム。
【請求項3】
前記第1フィルタは、前記枠体の開口部から入射した光の一部である所定領域の波長の光を透過させるとともに、この領域以外の波長の光を反射させる、請求項2に記載の撮像システム。
【請求項4】
前記第1フィルタは、ショートパスフィルタ、ハーフミラー、ダイクロイックミラー、またはロングパスフィルタで構成される、請求項2に記載の撮像システム。
【請求項5】
前記第1フィルタと前記撮像装置との間に、所定範囲の波長の光のみを透過させる第2フィルタをさらに備えた、請求項2に記載の撮像システム。
【請求項6】
前記撮像装置は、前記利用者による溶接作業を撮影し、
前記第2フィルタが透過させる光の波長範囲は、溶接作業により発生する溶融プールの光が、アーク光に対して相対的に輝度または強度が強くなる波長範囲である、請求項5に記載の撮像システム。
【請求項7】
前記撮像装置は、前記利用者の眉間に設置される、請求項1または2に記載の撮像システム。
【請求項8】
前記撮像装置は、複数台の撮像装置群で構成される、請求項1または2に記載の撮像システム。
【請求項9】
前記撮像システムは溶接面、保護面、眼鏡、またはゴーグルを用いて構成される請求項1または2に記載の撮像システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば,溶接作業などの熟練した技術を必要とする作業を習得する際には、熟練した作業者が行った作業の工程を撮像装置により撮影し、撮影した撮像情報を学習者が視認することがある。その際、作業者が視認している方向から撮影を行うことで、作業者の目線に近い撮像情報を学習者が視認することができ、技術の習得効果を上げることができる(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-281520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で,上述した特許文献1等の技術では、作業者の目線に近い撮像情報を取得することが可能であっても作業者の目線と撮影方向を一致させることは考慮されておらず,作業者の細かい手の動き等を人の視線に沿って撮像することができない場合があるという問題があった。
【0005】
そこで、本開示は、利用者の目線に精度良く合った撮影を行うことが可能な撮像システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る撮像システムは、利用者の正視方向を撮影する撮像装置と、光を透過させる開口部を有し、前記利用者の正視方向の前方であり且つ前記撮像装置の撮影方向の前方の位置に、前記利用者の視野および前記撮像装置による撮影画角を制限するように設置された枠体と、を備える。
【0007】
また、他の形態に係る撮像システムは、光を透過させる開口部を有し、利用者の正視方向の前方に前記利用者の視野を制限するように設置された枠体と、前記利用者の正視方向に対して所定の角度を有するように傾斜させて設置され、前記枠体の開口部から入射した光の一部を前記利用者の目に向けて透過させ、一部を反射させる第1フィルタと、前記第1フィルタにより反射された光を撮影する撮像装置と、を備える。
【0008】
また、前記第1フィルタは、前記枠体の開口部から入射した光の一部である所定領域の波長の光を透過させるとともに、この領域以外の波長の光を反射させてもよい。
【0009】
また、前記第1フィルタは、ショートパスフィルタ、ハーフミラー、ダイクロイックミラー、またはロングパスフィルタで構成されてもよい。
【0010】
また、前記第1フィルタと前記撮像装置との間に、所定範囲の波長の光のみを透過させる第2フィルタをさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
音声による制御装置
3日前
個人
インターホンシステム
24日前
個人
ヘッドホンカバー
2か月前
株式会社奥村組
通信設備
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
オムロン株式会社
通信装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
4日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
10日前
日本放送協会
無線伝送システム
1か月前
日本無線株式会社
無線受信装置
14日前
個人
電子透かし埋め込み及び抽出方法
14日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
2か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
1か月前
株式会社アーク
情報処理システム
2か月前
株式会社Move
イヤホン
1か月前
BoCo株式会社
骨伝導聴音装置
4日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
株式会社PFU
原稿読取装置
18日前
個人
共鳴管型スピーカーエンクロージャー
28日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
2か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
28日前
株式会社日立国際電気
試験システム
2か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
28日前
株式会社オカムラ
電子機器支持什器
1か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
2か月前
リオン株式会社
補聴器システム
1か月前
続きを見る