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公開番号2024168595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085414
出願日2023-05-24
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/52 20230101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】光軸方向と垂直な方向に移動可能な撮像素子の放熱性を高めた撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置(100)は、撮像素子(115)を保持する可動部(114)と、可動部を光軸方向と垂直な方向に移動可能に支持する固定部(113)と、可動部からの熱を放熱する第1熱伝導部材(126)とを有し、可動部は、規制部材(123)を有し、固定部は、規制部材が当接することにより可動部の移動を規制するための当接部(113b)を有し、第1熱伝導部材は、規制部材を介して可動部からの熱を放熱する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
撮像素子を保持する可動部と、
前記可動部を光軸方向と垂直な方向に移動可能に支持する固定部と、
前記可動部からの熱を放熱する第1熱伝導部材とを有し、
前記可動部は、規制部材を有し、
前記固定部は、前記規制部材が当接することにより前記可動部の移動を規制するための当接部を有し、
前記第1熱伝導部材は、前記規制部材を介して前記可動部からの前記熱を放熱することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記規制部材は、前記可動部の前記移動を規制するために前記当接部に当接する規制部と、前記規制部から前記光軸方向に延伸した放熱部とを有し、
前記第1熱伝導部材は、前記放熱部を介して前記可動部からの前記熱を放熱することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記光軸方向から見た場合、前記放熱部の断面積は、前記規制部の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
放熱板金を更に有し、
前記第1熱伝導部材は、前記可動部からの前記熱を前記放熱板に放熱することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1熱伝導部材は、前記可動部からの前記熱を前記固定部に放熱することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記当接部は、前記固定部に形成された穴部であり、
前記穴部には、前記規制部材が挿通されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記当接部には、緩衝部材が設けられており、
前記規制部材は、前記緩衝部材を介して前記当接部に当接可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記緩衝部材は、前記可動部からの熱を放熱する第2熱伝導部材であり、
前記規制部材は、前記撮像装置の電源がオフされた状態において、前記緩衝部材に当接することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記光軸方向から見た場合、前記規制部材は、前記撮像素子の投影領域の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記撮像素子と前記規制部材とは、前記撮像素子からの熱が前記規制部材へ放熱されるように熱的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置には、撮像レンズを介して取り込んだ被写体像をデジタル画像に変換するための撮像素子が設けられている。このような撮像素子においては、駆動時に熱が発生し、その発熱量によっては画像に対するノイズが発生して、画質の低下の要因となり得るため、撮像素子で発生する熱の放熱性を確保する必要がある。特許文献1には、撮像素子が搭載された基板の背面に熱伝導部材を配置し、ローリング補正の回転軸に熱を伝えることで放熱性を高めた撮像装置が開示されている。一方、近年、画質の向上を図るために撮像素子を撮像光学系の光軸と直交する方向に方向へ移動させて像ブレ補正を行う撮像装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-20466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された構成では、撮像素子を撮像光学系の光軸方向と垂直な方向に移動させて像ブレ補正を行う場合、撮像素子からの熱の放熱性を高めることができない。
【0005】
そこで本発明は、光軸方向と垂直な方向に移動可能な撮像素子の放熱性を高めた撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像素子を保持する可動部と、前記可動部を光軸方向と垂直な方向に移動可能に支持する固定部と、前記可動部からの熱を放熱する第1熱伝導部材とを有し、前記可動部は、規制部材を有し、前記固定部は、前記規制部材が当接することにより前記可動部の移動を規制するための当接部を有し、前記第1熱伝導部材は、前記規制部材を介して前記可動部からの前記熱を放熱する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光軸方向と垂直な方向に移動可能な撮像素子の放熱性を高めた撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
各実施形態における撮像装置の分解斜視図である。
第1実施形態における撮像素子部の分解斜視図である。
第1実施形態における撮像素子部の構成図である。
第1実施形態における可動部に関する規制部の構成図である。
第1実施形態における熱伝導シートの変形例である。
第2実施形態における撮像素子部の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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