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公開番号2025032959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2024078674
出願日2024-05-14
発明の名称撮影制御装置、撮影制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/69 20230101AFI20250305BHJP(電気通信技術)
要約【課題】オペレータの手間を軽減可能にする。
【解決手段】撮影制御装置は、撮影された画像から被写体を検出し、その検出した被写体の間の距離を取得する。そして、撮影制御装置は、画像を撮影する撮影装置に対する第一の制御と、撮影装置に対する第一の制御とは異なる第二の制御とを、取得された被写体間の距離に応じて切り替える。第一の制御は、撮影装置により被写体を追尾する制御であり、第二の制御は、撮影装置が撮影する構図を所定の構図に設定する制御である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮影された画像から被写体を検出する検出手段と、
前記検出された複数の前記被写体の間の距離を取得する距離取得手段と、
前記画像を撮影する撮影装置に対する第一の制御と、前記撮影装置に対する前記第一の制御とは異なる第二の制御とを、前記取得された被写体間の前記距離に応じて切り替える制御手段と、
を有し、
前記第一の制御は、前記撮影装置により前記被写体を追尾する制御であり、
前記第二の制御は、前記撮影装置が撮影する構図を所定の構図に設定する制御であることを特徴とする撮影制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記被写体間の前記距離のうち最も長い距離が所定の距離未満である場合には、前記第一の制御に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記被写体間の前記距離のうち最も長い距離が所定の距離以上である場合には、前記第二の制御に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の撮影制御装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記被写体間の前記距離のうち最も長い距離が所定の距離以上である場合、前記被写体間の前記距離のうち最も短い距離が前記所定の距離未満であれば、前記第一の制御に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の撮影制御装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記被写体間の前記距離のうち最も長い距離が前記所定の距離以上であり、かつ前記被写体間の前記距離のうち最も短い距離も前記所定の距離以上である場合には、前記第二の制御に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の撮影制御装置。
【請求項6】
前記検出手段により検出された前記被写体が、前記撮影された画像の所定の対象領域に含まれるか否かを判定する判定手段を有し、
前記距離取得手段は、前記所定の対象領域に含まれる前記被写体の間の前記距離を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項7】
前記距離取得手段は、前記所定の対象領域に含まれる前記被写体の数が所定の数である場合に、前記所定の対象領域に含まれる前記所定の数の前記被写体の間の前記距離を取得することを特徴とする請求項6に記載の撮影制御装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記撮影装置の制御を前記第一の制御にする場合には、前記所定の対象領域に含まれる前記被写体の数が所定の数であることを条件とすることを特徴とする請求項6に記載の撮影制御装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記第一の制御を開始した後、前記所定の対象領域に含まれる前記被写体の数が所定の数未満になった場合、前記第一の制御を停止することを特徴とする請求項6に記載の撮影制御装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第一の制御を開始した後、前記所定の対象領域に含まれる前記被写体の数が所定の数未満になった場合、前記撮影装置の撮影方向および画角を、前記所定の対象領域に含まれる前記被写体の数が前記所定の数未満になったときの撮影方向および画角に固定することを特徴とする請求項6に記載の撮影制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影装置を制御する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、撮影方向(パン・チルト方向)や画角(ズーム値)を変更可能な撮影装置をエッジAIデバイスが制御することで、撮影・制作を自動で行う手法が普及しつつある。以下、パン・チルト・ズームを変更可能な撮影装置をPTZカメラと称す。PTZカメラを自動で制御する手法として、AI(Artificial Intelligence)を用いて撮影映像中の所望の被写体を検出し、その被写体を追尾するようPTZカメラを制御する技術が知られている。また、そのAI技術を応用し、検出された複数の被写体の位置関係に基づいてPTZカメラの撮影方向を決定することで、単一の被写体に限らず、複数の被写体が画角内に収まるようPTZカメラを自動制御することも可能である。
【0003】
また、特許文献1には、上下左右移動を制御可能な稼働カメラを使って、所定の領域に含まれる複数の移動物体で構成される移動物体群を、そのカメラの撮影画角に収める技術が開示されている。この技術を用いることで、例えば柔道やボクシング等の複数の選手と審判で構成される対戦競技において、複数の選手と審判を撮影画角に収めるように撮影することが出来る。すなわち複数の選手と審判をPTZカメラの撮影画角に収めるようにPTZカメラの撮影方向を制御でき、撮影を自動化することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-29886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、対戦競技における撮影では、選手を大きく撮影する寄りの構図や試合会場全体を撮影する引きの構図に適宜切り替えることで、臨場感のある撮影が実現されている。しかしながら、上述したPTZカメラを用いても、構図の切り替えやそれに伴うカメラワークの切り替え等は、カメラオペレータによる操作が必要である。
【0006】
そこで、本発明では、オペレータの手間を軽減可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の撮影制御装置は、撮影された画像から被写体を検出する検出手段と、前記検出された複数の前記被写体の間の距離を取得する距離取得手段と、前記画像を撮影する撮影装置に対する第一の制御と、前記撮影装置に対する前記第一の制御とは異なる第二の制御とを、前記取得された被写体間の前記距離に応じて切り替える制御手段と、を有し、前記第一の制御は、前記撮影装置により前記被写体を追尾する制御であり、前記第二の制御は、前記撮影装置が撮影する構図を所定の構図に設定する制御であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、オペレータの手間を軽減可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態に係る撮影システムの構成例を示す図である。
第一実施形態の各装置の内部構成例を示す図である。
第一実施形態の自動選択領域セットアップ動作のフローチャートである。
撮影に関する各種設定のためのUI例を示す図である。
第一実施形態の俯瞰構図セットアップ動作のフローチャートである。
第一実施形態の追尾動作のフローチャートである。
極座標の変換例の説明図である。
最も長い被写体間距離の説明図である。
第二実施形態に係る撮影システムの構成例を示す図である。
第二実施形態の各装置の内部構成例を示す図である。
第二実施形態の自動選択領域セットアップ動作のフローチャートである。
第二実施形態の俯瞰構図セットアップ動作のフローチャートである。
第二実施形態の追尾動作のフローチャートである。
最も長い被写体間距離と最も短い被写体間距離の説明図である。
被写体が人物である場合の各部位の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の各実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。また、以下の実施形態において、同一もしくは同様の構成や処理工程には同じ参照符号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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