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公開番号2025027814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132954
出願日2023-08-17
発明の名称管理システム及び方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250220BHJP(計算;計数)
要約【課題】ジョブの履歴情報により問題があるジョブを監視することは非効率である。
【解決手段】本発明の管理システムは、画像形成装置のジョブに関する情報を取得し、ジョブを実行した画像形成装置の場所に関する情報を含む、強調表示の対象の条件を保存し、取得したジョブに関する情報を、前記条件に基づいて、強調表示の対象となる情報と、強調表示の対象とならない情報とで異なる態様で表示する強調表示を行う表示手段と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
画像形成装置のジョブに関する情報を取得する取得手段と、
ジョブを実行した前記画像形成装置の場所に関する情報を含む、強調表示の対象の条件を保存する保存手段と、
前記取得手段により取得した前記ジョブに関する情報を、前記条件に基づいて、強調表示の対象となる情報と、強調表示の対象とならない情報とで異なる態様で表示する強調表示を行う表示手段と、を有する
ことを特徴とする管理システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
請求項１に記載の管理システムであって、
前記場所に関する情報は、前記画像形成装置が設置された場所の分類を示し、
前記表示手段は、前記画像形成装置が設置された場所の分類が前記強調表示の対象の条件として設定されている場合には、前記場所の分類を対象として強調表示する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項３】
請求項２に記載の管理システムであって、
前記画像形成装置が設置された場所を、前記条件に含まれた場所の分類に対応付けて分類する分類手段をさらに有する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項４】
請求項３に記載の管理システムであって、
前記分類手段は、前記画像形成装置が設置された場所を、前記情報に含まれた、前記画像形成装置のアドレス情報に基づいて分類する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項５】
請求項１に記載の管理システムであって、
前記情報は、前記画像形成装置により実行されたジョブに関する履歴情報であり、
ユーザによる入力に応じて確認済みであることを前記履歴情報に含まれたジョブに設定する確認手段をさらに有し、
前記表示手段は、前記確認済みあることが設定されたジョブについては前記強調表示の対象としない
ことを特徴とする管理システム。
【請求項６】
請求項１に記載の管理システムであって、
前記情報は、前記画像形成装置による実行の承認待ちのジョブに関する承認待ちジョブ情報であり、
ユーザにより、前記情報に含まれたジョブごとに承認済みであることの入力を受け付ける承認手段をさらに有し、
前記承認済みが設定されていないジョブについては前記画像形成装置による実行の対象としない
ことを特徴とする管理システム。
【請求項７】
請求項１乃至６のいずれか一項に記載の管理システムであって、
前記条件は、前記ジョブの実行時間と、前記ジョブの名称に含まれたキーワードとをさらに含む
ことを特徴とする管理システム。
【請求項８】
請求項１乃至６のいずれか一項に記載の管理システムであって、
ユーザによる、強調表示の対象の前記条件の設定を受け付けるユーザーインターフェースをさらに有する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項９】
請求項１乃至６のいずれか一項に記載の管理システムであって、
前記強調表示の対象の条件は、前記画像形成装置の場所に関する情報として、在宅を示す情報、または、サテライトオフィスを示す情報を含む
ことを特徴とする管理システム。
【請求項１０】
取得手段と保存手段と表示手段とを有する管理システムにおける管理方法であって、
前記取得手段が、画像形成装置のジョブに関する情報を取得し、
前記保存手段が、ジョブを実行した前記画像形成装置の場所に関する情報を含む、強調表示の対象の条件を保存し、
前記表示手段が、前記取得手段により取得した前記ジョブに関する情報を、前記条件に基づいて、強調表示の対象となる情報と、強調表示の対象とならない情報とで異なる態様で表示する強調表示を行う
ことを特徴とする管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像形成装置の管理システム及び方法に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、コピー、プリントなどが可能な複合機などの画像形成装置から、ネットワークを介して、印刷枚数等のデバイス管理情報を収集し、画面に表示する管理システムが存在する。管理システムは、例えば、画像形成装置の管理者にデバイス管理情報を提示することを目的とし、1つの画面に、複数の画像形成装置、乃至、複数のデバイス管理情報を集約して表示することができる。
【０００３】
このような管理システムにおいては、デバイス管理情報として画像形成装置で実行されたコピーやプリントなどの実行済みジョブの履歴情報を表示することが行われている。
【０００４】
たとえば特許文献1では、印刷ジョブの履歴をサーバーに保存し、後からジョブ名やユーザー名などにより適宜検索を行うことで、検索条件に合致したジョブをジョブ情報とサムネイル画像で表示する。こうすることで機密情報の漏洩など問題となりうる印刷ジョブを見つけ出すことを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２００７－２５７５５２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
前述の管理システムにおいては、印刷ジョブの履歴に対して都度検索を実行して問題となるジョブを見つける必要がある。また、検索結果をジョブ名などのジョブ情報とサムネイル画像で表示するが、大量のジョブがあった場合などどのような条件で合致したのかを判別することができず問題のあるジョブか否かを効率的に判断することができない。
【０００７】
さらに、最近ではワークスタイルの変化により、従来のオフィスだけではなく、サテライトオフィスや自宅でも画像形成装置により印刷などの操作が実行されるようになっている。サテライトオフィスや自宅で実行されたジョブは、情報漏洩の観点でリスクが高くなることが考えられる。そのため、問題のあるジョブを効率的に判別するためには、オフィス、サテライトオフィス、自宅といったカテゴライズされた実行場所を考慮する必要がある。
【０００８】
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、検索により得られた履歴情報をあらかじめ設定した条件に応じて強調して出力することができ、それにより高リスクのジョブの監視作業の生産性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上記目的を達成するために本発明は以下の攻勢を有する。本発明の一側面によれば、画像形成装置のジョブに関する情報を取得する取得手段と、
ジョブを実行した前記画像形成装置の場所に関する情報を含む、強調表示の対象の条件を保存する保存手段と、
前記取得手段により取得した前記ジョブに関する情報を、前記条件に基づいて、強調表示の対象となる情報と、強調表示の対象とならない情報とで異なる態様で表示する強調表示を行う表示手段と、を有する
ことを特徴とする管理システムが提供される。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、検索により得られた履歴情報をあらかじめ設定した条件に応じて強調して出力することができ、それにより高リスクのジョブの監視作業の生産性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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