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公開番号
2025032768
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138234
出願日
2023-08-28
発明の名称
画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250305BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ジョブで印刷される画像間へのテストパターンの混入により後加工時の作業が増加してしまう。
【解決手段】ロール状の記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送された前記記録媒体に印刷を行う印刷手段と、を有する。前記印刷手段は、ジョブによる画像の印刷を行っているときに、エラーが発生した場合、前記ジョブによる画像の印刷を停止し、前記搬送手段が前記記録媒体を搬送して、前記記録媒体における、前記ジョブの画像の印刷領域に隣接する位置が前記印刷手段の印刷位置に到達したとき、テストパターンを印刷する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ロール状の記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送された前記記録媒体に印刷を行う印刷手段と、
を有し、
前記印刷手段は、ジョブによる画像の印刷を行っているときに、エラーが発生した場合、
前記ジョブによる画像の印刷を停止し、
前記搬送手段が前記記録媒体を搬送して、前記記録媒体における、前記ジョブの画像の印刷領域に隣接する位置が前記印刷手段の印刷位置に到達したとき、テストパターンを印刷する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記画像の印刷停止位置、前記記録媒体の搬送時間、または前記画像形成装置の印刷設定に基づき、前記ジョブの画像の印刷領域に隣接する位置を決定する決定手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記決定手段は、
前記画像の印刷停止位置が前記ジョブによる印刷予定領域において前記記録媒体の搬送方向下流側に位置する場合、
または、前記ジョブによる残りの印刷長の搬送時間と、前記ジョブによる残りの印刷長およびテストパターンの印刷長の合計分の搬送時間との和が所定の閾値以下である場合、
前記印刷予定領域の終端位置を前記ジョブの画像の印刷領域に隣接する位置として決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記決定手段は、
前記画像の印刷停止位置が前記ジョブによる印刷予定領域において前記記録媒体の搬送方向上流側に位置する場合、
または、前記ジョブによる残りの印刷領域の搬送時間と、前記ジョブによる残りの印刷領域およびテストパターンの印刷領域の合計分の搬送時間との和が所定の閾値より大きい場合、
前記画像の印刷停止前の最後の画像に続く位置を前記ジョブの画像の印刷領域に隣接する位置として決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記印刷手段は、前記テストパターンを印刷した後、前記搬送手段が前記記録媒体を搬送して、前記画像の印刷停止前の最後の画像に続く位置が前記印刷手段の印刷位置に到達したとき、前記ジョブによる画像の印刷を再開する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記印刷手段は、前記テストパターンを印刷した後、前記搬送手段が前記記録媒体を搬送して、前記テストパターンの終端位置が前記印刷手段の印刷位置に到達したとき、前記ジョブによる画像の印刷を再開する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記印刷手段が印刷した画像を加熱して前記記録媒体に定着させる定着手段と、
前記定着手段により加熱された前記記録媒体を冷却する冷却手段と、
をさらに有し、
前記ジョブによる画像の印刷を停止した場合、
前記定着手段の作動と前記冷却手段の作動を停止し、
前記搬送手段は、前記定着手段の温度が前記記録媒体に影響を与えない温度に達してから、前記記録媒体を搬送する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記印刷手段は、
前記記録媒体に下地を印刷する第一印刷手段と、
前記印刷手段の下流に設けられ、前記下地の上に基本色で印刷する第二印刷手段と、
を有し、
前記第一印刷手段は、前記第二印刷手段による印刷が停止した場合でも、印刷を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記ジョブによる画像の印刷を行っているときに、エラーが発生した場合、
前記第二印刷手段は、前記ジョブによる印刷を停止し、
前記第一印刷手段は、前記ジョブで印刷する画像の下地と、前記テストパターンの下地とを印刷して停止し、
前記第二印刷手段は、
前記搬送手段が前記記録媒体を搬送して、前記テストパターンの下地の始端位置が前記第二印刷手段の印刷位置に到達したときに前記テストパターンの下地の上に前記テストパターンを印刷し、
前記搬送手段が前記記録媒体を搬送して、前記画像の印刷停止前の最後の画像に続く位置が前記第二印刷手段の印刷位置に到達したとき、前記ジョブによる画像の印刷を再開する
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記印刷手段は、前記ジョブによる画像の印刷を再開した後に、再度、エラーが発生した場合、
前記ジョブによる画像の印刷を停止し、
前記搬送手段が前記記録媒体を搬送して、前回印刷したテストパターンの終端位置が前記印刷手段の印刷位置に到達したときに、前記前回印刷したテストパターンに続いて新たなテストパターンを印刷する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、画像形成方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
順送されるロール紙に画像を印刷し、この印刷を途中で停止した後、再度順送による印刷を行う方法がある。
【0003】
特許文献1では、ロール紙に画像を印刷する際に、画像ごとにタイミングマークを印刷する。印刷の途中停止後の再印刷時に、停止前に印刷された画像がデジタル印刷機より上流側へ走行されるようにロール紙を逆送させてから再度順送する。この逆送時と再度順送時にデジタル印刷機の上流側に設けられたマークセンサがタイミングマークの数をカウントする。再度順送時のタイミングマークのカウント数が逆送時のタイミングマークのカウント数と同じになったときに印刷を開始して、停止前の最後の画像に連続する位置から次の画像を印刷している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5808125号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、印刷装置は、印刷再開前にテストパターンを印刷することがある。この場合、停止前の画像と再開後の画像の間にテストパターンが混入するため、後加工時にテストパターンを印刷した部分の除去が必要となり作業が増加してしまうという課題がある。
【0006】
そこで、本開示は、ジョブで印刷される画像間へのテストパターンの混入による後加工時の作業増加を防止する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る画像形成装置は、ロール状の記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送された前記記録媒体に印刷を行う印刷手段と、を有し、前記印刷手段は、ジョブによる画像の印刷を行っているときに、エラーが発生した場合、前記ジョブによる画像の印刷を停止し、前記搬送手段が前記記録媒体を搬送して、前記記録媒体における、前記ジョブの画像の印刷領域に隣接する位置が前記印刷手段の位置に到達したとき、テストパターンを印刷することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ジョブで印刷される画像間へのテストパターンの混入による後加工時の作業増加を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
システムの構成例を示す図である。
システムの機能を表したブロック図である。
印刷再開処理の流れを示すフローチャートである。
テストパターンの印刷処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
印刷および搬送を説明するための図である。
印刷および搬送を説明するための図である。
印刷再開処理の流れを示すフローチャートである。
印刷および搬送を説明するための図である。
印刷再開処理の流れを示すフローチャートである。
印刷および搬送を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。また、フローチャートにおける各工程(ステップ)について先頭に「S」付けて表記する。
(【0011】以降は省略されています)
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