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公開番号
2024162062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077241
出願日
2023-05-09
発明の名称
マイクロホン
出願人
リオン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04R
19/04 20060101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】必要なサイズの通気孔を容易に形成することができる技術を提供する。
【解決手段】マイクロホン100は、振動板1と、背極板2と、振動板枠上部3と、振動板枠下部4と、通気路5と、を備えている。振動板枠上部3は、振動板1が取り付けられる振動板枠11の振動板1側の部材を構成する。振動板枠下部4は、振動板1が取り付けられる振動板枠11のケース6側の部材を構成する。振動板枠上部3と振動板枠下部4とは、振動板枠11を構成する。振動板枠下部4は、熱圧着等の接着手段により貼り合わされた振動板枠下部1層目41及び振動板枠下部2層目42(貼り合わされた2枚の板状部材)を含む。振動板枠下部1層目41と振動板枠下部2層目42との貼り合わされる面には、振動板1の一方の面と他方の面との通気を確保する通気路5が形成されている。通気路5は、振動板1の両面を繋ぐ孔である。通気路5は、エッチングにより形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
振動板と、
前記振動板を取り付ける振動板枠と、
前記振動板に対して前記振動板枠と反対側に配置される背極板と、を備え、
前記振動板枠は、貼り合わされた複数枚の板状部材を含み、
前記板状部材の貼り合わされる面には、前記振動板の一方の面と他方の面との通気を確保する通気路が形成されていることを特徴とするマイクロホン。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のマイクロホンにおいて、
前記通気路は、エッチングにより形成されていることを特徴とするマイクロホン。
【請求項3】
請求項1に記載のマイクロホンにおいて、
前記通気路は、前記板状部材の貼り合わされる面の片方の面又は両方の面に形成されていることを特徴とするマイクロホン。
【請求項4】
請求項1に記載のマイクロホンにおいて、
前記振動板枠は、貼り合わされた3枚以上の板状部材を含み、
前記通気路は、前記板状部材のそれぞれの貼り合わされる面に形成されており、
前記板状部材は、上層の通気路と下層の通気路とを繋ぐ貫通孔を有することを特徴とするマイクロホン。
【請求項5】
請求項1に記載のマイクロホンにおいて、
前記通気路は、長さ、幅、深さのうち少なくとも1つが異なる複数の通気路を備えており、必要に応じて前記複数の通気路のうち不必要な通気路を閉じて周波数特性を選択可能であることを特徴とするマイクロホン。
【請求項6】
請求項1に記載のマイクロホンにおいて、
前記振動板は、電気的に接地されていることを特徴とするマイクロホン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マイクロホンに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
マイクロホンの低域特性は、気圧調整孔と呼ばれるマイクロホン内部(振動膜後側)と外部(振動膜前面)とを繋ぐ小さな孔の形状の影響が大きい。
【0003】
一般的な計測用マイクロホンでは、特許文献1に示されるようにマイクロホンケースの円周部に沿うような気圧調整スペーサで低域を伸ばして広い測定周波数範囲(例えば1~20,000Hz)を得る技術が報告されている。
【0004】
また、特許文献2は、振動板枠の上面に溝を設け、マイクロホンケースを利用して気圧調整孔を調整する方法が開示されている。さらに、補聴器に使用されるような小型のマイクロホンでは、振動膜にレーザ等で微小な孔をあけている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-023016号公報
特開2009-182758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般的な計測用マイクロホンでは、特許文献1で示された方法で低域の周波数特性を得ることが可能であるが、補聴器に使用されるような超小型のマイクロホンでは、圧入、ねじによる締め付け等を用いることが構造上難しいことや、特許文献1で示された方法では寸法(音響抵抗は通気路が狭く長いほど大きくなり、音響抵抗が大きければカットオフ周波数が低周波領域側に伸びる(また、断面積の方がより支配的である))が足りないこと等から、十分低域まで周波数特性を伸ばすことができない。
【0007】
また、特許文献2が示す方法では、マイクロホンケースに振動板枠を取り付ける際に、マイクロホンケースと振動板枠との間に隙間が発生する可能性や溝部を傷つける可能性があり、隙間や傷があるとそこでマイクロホンの外部或いは内部とつながり気圧調整孔の長さが短くなってしまうため、必要なサイズの気圧調整孔(通気孔)が作成できない。
【0008】
そこで本発明は、必要なサイズの通気孔を容易に形成することができる技術の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記の課題を解決するため以下の解決手段を採用する。なお、以下の解決手段はあくまで例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
【0010】
解決手段1:本解決手段のマイクロホンは、振動板と、前記振動板を取り付ける振動板枠と、前記振動板に対して前記振動板枠と反対側に配置される背極板と、を備え、前記振動板枠は、貼り合わされた複数枚の板状部材を含み、前記板状部材の貼り合わされる面には、前記振動板の一方の面と他方の面との通気を確保する通気路が形成されていることを特徴とするマイクロホンである。
(【0011】以降は省略されています)
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